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ida |
ごぶさたその2 | 98年11月13日<金>00時37分 |
またまた、こんばんは。 よく考えたら、O PARAISO持っているんだから、曲目見れば、わかるんでした。(私ってバカかも) どうも、「終焉」と「願い」なんて、ぜんぜん違う曲みたいですね。 会場によって違う、なんてことがあるものなんでしょうか。 書き直すこともできないし・・・ |
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加藤 浩司 |
コンサートの曲目 | 8年11月13日<金>01時20分 |
idaさん、こんばんは。 自称「ゲイジュツ不感症」の私ですから、あまりマニアックな話はできませんのでご安心下さい(支離滅裂)。 さてアンコール曲ですが、私の記憶違いの可能性があります。 ……というよりは、実はどんな曲だったかそもそも憶えておらんのです。 コンサートのプログラムに「終焉」の歌詞が載っいるので、当然この曲だろうと決め付けて書いたというのが正直な所なので私も自信がありません。 アンコール曲についてどなたか憶えていたらぜひ教えて下さい。 |
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泉泰弘 |
長くてスンマセン^2 | 98年11月13日<金>09時23分 |
加藤さん、クラシック音楽にもお詳しいようで僕としても非常に嬉しく思います。 これからも時々そちらのことを引き合いに出すことにします。(クラシック音楽関係の掲示板、少し堅すぎるんだよなー) さて、"O espirito da paz"に「天上の音楽」という名を与えたのは、そう呼ばれている(というより作曲者がそれを意図して書いた)別の曲のことが頭にあったからです。それは、マーラーの第4交響曲です。ただし、確かにこの曲は第3楽章まではそう呼んでも差し支えないと思うのですが、終楽章のソプラノが変になまめかしい表現をすると台無しになってしまいます(どちらかと言えばリリックな声が合っている。)一方、"O espirito da paz"には最初から最後まで俗っぽいところはひとかけらも感じられません。しかし、あのCDの曲全てはテレーザのためだけに存在するというか、彼女がいなくなったら歌い継ぐ人はいないような気がします。これに対して"O Paraiso"の曲は誰かがカバーしてもある程度成功するのではないかと思わないでもありません。ところで、写真で見る限り僕はテレーザに修道女のイメージを抱いてしまうのですが、僕だけなんでしょうかね? さて、マゼールという名前が出たので少し彼についてコメントしたいと思います。僕は80年代後半からクラシックのCDを買いだしたのですが、当時はまだ値段が高く、ポリドールなどは3500円もしたので、1枚3000円也のソニーのベスト・クラシック100をよく買っていました。その中にはマゼール・クリーブランドの演奏がいくつかありました。その頃はあまり深い聴き方をしていなかったので、彼の演奏は中庸であるという印象を持っていました。その後、交響曲の全集を買ったりして、バラで持っていた彼の演奏をほとんど手放してしまいましたが、今になって彼の演奏には中庸そうに聴こえながらも、至る所に爆弾を仕掛けていたのがやっと解ってきました。カラヤンの全集と引き替えに手放したチャイコフスキーなどは買い戻したく思っています(しかし廃盤が多い!)。マゼールはセルがせっかく作り上げたクリーブランドをメチャメチャにした(そして、ドホナーニが何とか立て直した)という記事を目にしましたが、トンデモナイ! とにかくクラシックの評論家って胡散臭い人結構多いですよね。カラヤンのやることはとにかく何でもけなす。バーンスタインなら何でも褒めちぎる。こういう人は信用しないことにしています。(他にも長嶋氏のやることは絶対に正しいと信じているようなT光さんなんかの言うことも信用できん。) 最後にジョン・ウィリアムスについて。パラグアイの作曲家、アグスティン・バリオスの曲集のCDを持っていますが、彼がバリオスを評価していることがとても嬉しい。セゴビアやイエペスなんかはバリオスを通俗的といって一切演奏しなかったそうですから・・・・(ただ、「ギターのショパン」というのは褒めスギかな?) やっぱり長くなってしまいました。ではこれで失礼します。 http://www.ses.usp.ac.jp/ses/shigen/izumi.html |
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泉泰弘 |
補足 | 98年11月14日<土>13時23分 |
前回のメッセージに対して、少し補足させていただきます。 僕が愛読している亀井勝一郎氏に、以下のような文章があります。 「マリアへの崇拝とヴィナスへの2つの心を以て、男性は女性に向かうのではないか。また女性のうちにも、マリア的要素と、ヴィナス的要素があるのではなかろうか。」ここでのマリアとは、もちろんイエスの母のマリアであり、汚れなき女性を代表するものとして(特にカトリックで)崇拝されてきました。 マーラーの第4交響曲で終楽章のソプラノが変になまめかしい表現をすると台無しになってしまうというのは、僕がそこでヴィナス的要素を感じてしまい、天上から追放された、あるいは天上への道が 断たれたというイメージを持ってしまうためです。 一方、"O espirito da paz"には最初から最後まで俗っぽいところはないと前回書きましたが、"O Paraiso"についても同様に俗っぽさは微塵も感じません。(前回の表現では"O Paraiso"は違う=俗っぽさを感じると僕が思っているような誤解を招きそうだったからこれを書いているのです。)恋愛など地上のこまごまとした事柄を歌っていながらも、天上とのつながりはしっかり保たれていると感じます。これは、やはり何と言ってもテレーザの声と容貌が与える宗教的な(修道女的)雰囲気が理由なのでしょう。(名前からもあのマザー・テレサを連想しますし・・・・・) 今ふと思ったことを書きます。グループ名マドレデウスのマドレは、本来は神と同義語、すなわち我々を生み出す母胎(地球、さらには宇宙)といった意味であり、一女性であるマリアのことを指しているのではないのでしょう。しかし、"O espirito da paz"を聴いた時にはその母胎への回帰を強く感じたのに対して、"O Paraiso"では聖なる女性への崇拝を通した癒し、というものを僕は感じさせられたことから、彼らの音楽の持つマドレの意味が変化したのではないか、というようなことを考えたのです。この点についてご意見をお聞かせ願えれば幸いです。 なお、現在のマドレデウスの音楽が最もマリア的な要素を強く感じさせるとするならば、その対極にあるヴィナス的音楽として僕が思いつくのはマドンナです。聖母を名乗っているものの彼女のイメージは全くその正反対で、皮肉もここまで効いていると見事、と思ってしまいます。言うまでもなく僕が最も嫌いな類の音楽です。 (ところで、テレーザが出産したそうですが、まさか処女懐胎ではないでしょうね。彼女だったらあり得る?) http://www.ses.usp.ac.jp/ses/shigen/izumi.html |
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泉泰弘 |
補足の補足 | 98年11月14日<土>14時50分 |
ごめんなさい。亀井氏の引用の一部が脱落していました(おバカ)。 正しくは「マリアへの崇拝とヴィナスとの悦楽の2つの心」です。 http://www.ses.usp.ac.jp/ses/shigen/izumi.html |
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銀ちゃん |
マドレデウスの名の由来 | 98年11月14日<土>23時22分 |
泉さん、加藤さん、みなさん、こんにちは(^_^; マドレデウスの名の由来についてオフィシャルページにのっているのは以下のとおりです(英語なのであやふや??(^_^;)。 それは、リスボンのアルファマという地区にある、マドレ・デ・デウス教会からとっているそうです。デビュー前にこの近くに練習場を借りていたことから周りの人からつけられたそうです(Os dias de Madredeusがレコーディングされた場所) ちなみにMadre de Deusとは、神の母、すなわちキリストの母、マリア様というわけです。うん、泉さんの言うようにテレーザのイメージにぴったりですね。 余談ですが、教会のあるアルファマ地区は、映画「リスボン物語」の舞台になったところでもあります。ごらんになった方は分かるでしょうが、どちらかというと時代の流れから取り残された、およそ豊かとはいえない地区ですが、すんでいる人々は決して人生をあきらめることなく、自分たちに与えられた運命に正直に、毎日を精一杯明るくいきる、そんな人々が住んでいるところです。 |
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加藤 浩司 |
じゅうたん爆撃 | 98年11月14日<土>23時48分 |
残念ながら私はクラシックには詳しくありません。 十代の終わり頃から「聴いてみるか」といった気持ちで聴き始め、あれこれとつまみ食いしているうちにCDの枚数だけは増えていったけれど結局はのめり込めずじまいという憐れな私……。 CDを買っても、時には肝心の演奏よりもライナーノーツを読む方がずっと楽しかったり。 マーラーの交響曲第4番はマゼール−ウィーンフィル盤を持ってます。 評論家陣のカラヤン批判には私も首を傾げます。カラヤンを認めないことが評論家のステータスになるとでも思っている節があるようで、とても軽薄な感じがします。 そう言えば私の大嫌いな評論家が、今年のマドレデウスコンサートのプログラムに寄稿しています。 "O espirito da paz"は、確かにテレーザ以外は唄ってはいかんような気がします。それだけに他の誰かが唄うことになったとしたら、逆に興味をそそられもします。 追伸 idaさんへ ということで「補足」へのレスはまた後ほど書かせていただきます。 |
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清水 二郎 |
初めてお便りします。 | 98年11月16日<月>00時53分 |
初めて書き込みさせていただきます。(以前加藤さんにはメールをお送りしましたが) 当方もかれこれ8年程マドレフリークをやっています。 このページを拝見して、あまりに楽しそうなのでついつい投稿してしまいました。 よろしくお願いいたします。 先日のNHK-BS2の放送は大変楽しかったです。 彼らの音楽の中では またAla dos namoradosについてCD他の情報お持ちの方いらしたらお教え下さい。 また投稿させていただきます。では 追記: ポルトガルアートセンター/ |
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泉泰弘 |
"O
espiritu da paz" を聴きながら |
98年11月16日<月>09時03分 |
おはようございます。いま、"O
espiritu da paz"を聴きながらこれを書いています。 それにしても、"Concertino"の第3曲、"Destino"の冒頭部分は何度聴いても素晴らしいですね。他に例を見ないほど美しい器楽のアンサンブルのイントロに、これ以上はないという位自然なタイミングでテレーザの声が入ってくる。僕がマドレデウスに決定的に引きつけられたのは、ここをはじめて聴いた時でした。 この"Concertino"という曲は、僕の最も好きな歌曲集であり20世紀の音楽では最高と考えているR・シュトラウスの「4つの最後の歌」に引けを取らないと思います(決して褒めすぎではない)。あと、ベルガンサがイエペスのギターとともに歌った「中世スペインの歌」にも通ずる世界があると思います。ただ、もう少し曲数が多いと申し分ないのですが・・・・・今後の本格的な歌曲集の登場に期待しています。 ところで、加藤さんはマゼール盤をお持ちですか。ということはソプラノはバトルですね。彼女や僕の持っているバーンスタインの旧盤のグリストのような声が、マーラーの4番の曲想には合っていると思います。それ以外の多くのソプラノ、カナワとかシュワルツコップとかロス・アンヘレスなどヴィルトゥオーゾタイプというんですか、感情たっぷりにいかにも「私の歌はうまいんだから心して聴け」的に歌われるのは僕はなんか違和感を覚えます。(評価は低いのですが、バーンスタインが新盤でボーイソプラノと起用したのは慧眼かも。) この掲示板はあくまでマドレデウスを語るためのもので、クラシック音楽が対象ではないのは理解していながら、ついつい脱線してしまいます。次回から気を付けます。あと、僕は「精神性がどうのこうの」的な、しばしば不毛に終わることの多い論議はここには持ち出さないつもりです。 ところで、それ自体が不快感を起こさせる名前、誰のことですか?(興味あり。)あと、脱線ついでに書くと、マーラーの4番の独唱にテレーザの起用、というアイデアはいかがですか?声域的には問題ないと思いますよ。 http://www.ses.usp.ac.jp/ses/shigen/izumi.html |
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加藤 浩司 |
マンプク | 98年11月17日<火>00時20分 |
泉さん グループ名は、意味を考えて付けたのか、それとも自然に付いた名前が結果として含蓄を持つものとなったのか、どちらなんでしょうね。 周りから「マドレデウス」と呼ばれるようになり、そのままグループ名にしたというようなニュアンスで説明されてもいたような気がしますから、或いは後者なのかも知れません。 彼らの曲想については、「陽光と静寂」のような崇高さと「風薫る彼方へ」のような温かみを、今後は行きつ戻りつするのではないかというのが私の推測……というより「希望」です。 いずれにしても、次のアルバムがどんなものになるのか想像もできません。 "Destino"の冒頭部分……これはもう言葉になりません。 清水さん 追伸1 マドレデウスがオーケストラで演奏されるとかいう噂。本当かなあ。 |
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横山伊登司 |
欧州ポル語教材ビデオ | 98年11月18日<水>22時31分 |
加藤さん、みなさん、こんにちは。掲示板きれいになりましたね。発言もにぎやかになってきて楽しいですね。”Ver, Ouvir e Falar Portugues ? 見る、聞く、話すポルトガル語”という全2巻のビデオ(NTSC VHS各50分)が南青山ポルトガルアートセンターにあります。「ビデオによるポルトガル語講座であり、学習者が独習できるように工夫されている」とあります。日本語のテキストもついています。結構おもしろいです。これは、ヨーロッパ・ポルトガル語です。また、私のもっているリンガフォンは全4巻のテープのもので、10年以上前の古いものですが、これもヨーロッパ・ポルトガル語です。ただ、これは解説や単語集は英語です。現在のリンガフォンについては、判りません。では、また。 | |||
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f.h |
本家葡語参考書 | 98年11月19日<木>03時19分 |
皆さんこんにちは、久々の書込みです。チャットはいつも常駐してますが(^_^;) 本家葡語の参考書ですが、以前どっかで見たなあと思い探したらありました。 ただし、英語版ですが。Basic Conversational Portugueseという本で、アメリカででております。Maria Oliveiraさんという方が書いた本だそうです。 後説明するのがめんどいので下記 URL をご覧ください。(^_^;) 日本にも輸入されているかは残念ながら分かりません。 http://www.lusoamerican.com/mariaoliveira/ |
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銀ちゃん |
f.hさんへ。 | 98年11月19日<木>20時49分 |
その参考書、おもしろそうですね。値段も結構手頃だし。 横山さん紹介のポルトガルアートセンターにあるかもしれません。 無ければ、かの"amazon.com"なら日本でも送ってくれるはず。 ちなみに「アートセンター」は金曜定休、その他の平日も不定期に閉めるそうなので、日曜の午後に行くのが確実のようです(大阪在住なのでしょっちゅういけないのが悲しい(T_T)。 |
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加藤 浩司 |
管理者自ら脱線 面目ない | 98年11月19日<木>23時07分 |
泉さん まことに失礼しました。 先日の、「不愉快な評論家とは誰か」とのご質問に答えておりませんでした。 小沼純一です。 「指揮者とオーケストラ」という、何人かの評論家が分担して世界中の指揮者やオーケストラを解説するという本があるのですが、その執筆者のひとりが小沼純一でした。 例えばプレヴィンの紹介。 出だしがでいきなり「私はラプソディ・イン・ブルーが大嫌いだ」。 そしてなかなかプレヴィンの話が出てこない。 ようやく本題に入ったと思ったら 「ただの当たり障りのない演奏で、なぜ人気があるのかわからない」。 そして締め括りは「ガーシュウィンを聴くならラプソディ・イン・ブルーなんかより××の方がずっといい」。 繰りかえし言いますが、これはプレヴィンを紹介する項の内容です。 この評論家の文はどれもこの調子で、指揮者やオーケストラをダシに自分の音楽論を好き勝手に語っているだけとしか思えないような内容でした。 ちなみにこの本の執筆者の中では渡辺和彦の文章が抜きん出ていたように思います。この本を読んで以来、渡辺和彦の評論はつい気になって読んでしまいます。でもなぜかこの人、シノーポリを絶対に誉めません。 シノーポリを聴いたことがないのでそれについては何も言えないのですが。 横山さん |
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f.h |
本家葡語参考書 続き | 98年11月19日<木>23時36分 |
銀ちゃんさん
はじめまして 実はMaria Oliveiraさんのページはリンク元であるLusaWebという所から見付けたのです。LusaWebというところはアメリカ(大陸)に移民したポルトガル人のページといったサイトなのですが、故郷を想う人々のためにといった趣でポルトガルのページとはまた一味違った作りとなっています。 その中にamazon.comと連携してポルトガル関係の本を紹介するコーナーがあります。 なかなか興味深い本がたくさん出てくるのですが、なぜか語学関係と音楽関係の本はでてきません。音楽関係はともかく語学関係が一冊もでてこないとは不思議です。 もしかしたらMaria Oliveiraさんの関係で出てこないのかもしれません (Maria OliveiraさんはLusaWebのスポンサーのひとり)。ほんとうの事情は分かりませんが。 以上おまけの情報でした。 LusaWeb |
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泉泰弘 |
僕もお付き合いします | 98年11月20日<金>12時55分 |
加藤さんへ 小沼純一って、クラシックの評論家だったのですね。僕も評論家の分担による解説書を持っているので、その中で彼の執筆した箇所があるか、あればどんな文章を書いているのか捜してみます。加藤さんの引用した箇所を読む限り、随分と傲慢で失礼な奴だということはわかりますが・・・・・・ 渡辺和彦氏、僕もこの人の文章には一目置いています。最初は随分きついことを書くな、と思っていましたが、決して感傷的にならず、筋が通っているので非常に説得力があるのです。説得力だけでなく、感性も確かだと思います。彼が推薦する新譜ならまずハズレはないと思うほど信用しています。 確かに彼はシノーポリを全く評価しないとまで書きました。シノーポリが世に出てきた頃(80年代終わり)、評論家の多くは彼が医学博士でもあることに目を奪われ、音楽の本質を見ないままに「深い精神分析により裏打ちされた演奏」などと持ち上げたのですが、僕は彼のマーラー2番(各誌が絶賛していたのでつい買った)を聴いてすぐ「何じゃこら!だまされた!」と思い、売り飛ばしてしまいました。この「復活」、当時中古屋に結構並んでいました。今では、当時彼を褒めまくっていた人たちは沈黙しています。節操のないこと甚だしい!(あくまで、彼を素晴らしいという人はそれで立派です。僕とは耳が違うだけですから何も言いません。)その点、最初から評価しなかった渡辺氏の鑑識眼(耳)は確かであったと言わざるを得ません。 (ところでシノーポリ=ダメ指揮者という点では、僕があまり好きではない徹底したアンチ・カラヤン派の宇野功芳氏と不思議なことに見解が一致しています。宇野氏、あの支離滅裂なカラヤンバッシングさえ止めたら、もうちょっと上のレベルにいけると思うのですけど。ああいうのばかりを書いていると、文章が卑しくなってしまうのではないでしょうか。) ところで、僕が他に好きな評論家といえば黒田恭一氏、少し文章が甘いけれども吉井亜彦氏、ラテン音楽(フォルクローレも含む)に限って浜田滋郎氏です。 http://www.ses.usp.ac.jp/ses/shigen/izumi.html |
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加藤 浩司 |
ビデオ教材の謎 | 98年11月22日<日>07時11分 |
「見る、聞く、話すポルトガル語」は、VHSでも日本のビデオとは録画方式が異なるため通常のデッキでは再生できないかもしれないという噂。 真相やいかに……。 泉さん |
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横山伊登司 |
RE「ビデオ教材の謎」 | 98年11月22日<日>11時57分 |
加藤さん、確かにビデオは世界中で様々な方式がありますので、外国のビデオではこれらを慎重に見極める必要がありますね。 前回の私の発言で紹介したビデオ教材は日本国内で販売されている一般のVHS方式のビデオで再生できます。カラー方式がNTSCということであれば、ほとんどの場合、問題なく日本国内の普通のビデオデッキで再生できるので、(NTSC,VHS)と書いておいたのですが、判りずらかったでしたか、すいませんでした。 世界のTV方式は、各国それぞれ異なります。ちなみに、日本は、NTSC(3.53MHz)方式, 走査線525ライン, フイールド周波数60Hz 。 ポルトガルは、PAL方式, 走査線625ライン, フイールド周波数50Hz 。 フランスは、SECAM方式, 走査線625ライン, フイールド周波数50Hz 。 …と言う具合です。NTSC方式のビデオカセットといえば、ほとんど問題なく日本国内で普通に買えるビデオ・デッキで再生してテレビ受像器(モニター)で見ることができます。PAL方式やSECAM方式のカセットは、日本国内で普通に買えるビデオ・デッキでは再生できません。今、PALやSECAMも再生できるマルチシステムのビデオ・デッキというのが、デューティフリーショップなどで売られていますが、これは、やはりマルチシステムのモニターが必要で、普通の日本方式のテレビ受像器では見れませんので注意が必要です。PALやSECAMのビデオカセットを日本方式のTV受像器(モニター)で見るには、カラーシステムコンバーターを外部に接続するか、コンバーター内蔵のビデオデッキが必要です。コンバーター内蔵のビデオデッキは、今ではアイワ製と韓国SAMSUNG製しか無いようです。もしPALやSECAMが見れるシステムを購入するつもりなら相談に乗れますので言ってください。私は、ビデオ機器その他電気製品のための電子計測器を製造販売している会社のエンジニアです。余談が膨らんでしまってすいません。 |
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加藤 浩司 |
謎解ける | 98年11月22日<日>23時32分 |
横山さん、ご親切にありがとうございます。 NTSCってメーカー名か何かだと思っていました。 ポルトガルアートセンター、行ってみようかな。 |
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泉泰弘 |
思いつくまま | 98年11月24日<火>08時20分 |
前回書き忘れましたが、僕は堀内修氏も好きです。どちらかと言えば辛口の評論ですが、所々にユーモアを散りばめているので嫌みになりません。耳も確かだと思いますよ。 さて、この掲示板にお邪魔させてもらっている今日このごろですが、"Concertino"の"Destino"と"Silencio"は、何年か前にヒットしたグレツキの交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」の第2・第3楽章の長調の部分と似ているのではないかと思いついたので(どちらもイ長調ですし)、昨晩久しぶりに聴きました。この曲はドーン・アップショウの歌声が曲想にピッタリ合っていたからこそ、クラシックのCDでは異例とも言える売り上げを記録したのだろうと思います。他のソプラノでも何度か聴きましたが、今一どころか今二、今三でした。アップショウ以外で相性が良さそうなのはバーバラ・ボニー、それにマーラーの4番向きと書いたレリ・グリストやキャスリーン・バトルです。みなアメリカ人だったと思うけど、ボニーはカナダ人だったかな。いずれにせよ、イタリア人やドイツ人程くどくないのがいいのです。この人達はいずれも、声に透明感があり大げさなビブラートを付けないという点でテレーザと共通するところがあり、他のオペラ歌手のように「芸術」を押しつけてくることがありません。こういう声に対する嗜好性があったからこそ、僕はテレーザにもごく自然に惹かれていったのだろうと思います。逆に大仰なベルカント唱法によるオペラ・アリアが好きな人は、もしかしたらマドレデウスにそれほど感銘を受けないのではないでしょうか。 ところで評論家の中には、バトルを声量がないとか下手クソだとこき下ろす人が何人かいます。多分そういう人は、ソプラノ歌手はみなカラスやテバルディのようでなければならないと考えており、単一のものさし(「正統」などという訳の分からないもの)によって演奏家を評価するという最初から間違った手段を用いている、僕にはそう思えてならないのですが・・・・とにかく、評価のものさしはなるべく多く持っていた方がよい、その方が人生が豊かになる、そう思いませんか? もう一つついでに書くと、日本の歌手にも確かに(特に演歌で)上手い人はいますが、どうしてもビブラート(&こぶし)に不自然さを感じてしまいます。技巧や装飾でなく、声そのもので勝負できる人は現代では僕が知る限り見当たりませんね。 今思い出しましたよ!クラシックで「天使の声」と呼ぶに真に相応しい人を。古学愛好者の間で特に人気の高いエマ・カークビー(イギリス人)です。古学唱法なのでビブラートはほとんど付けません。テレーザが好きな人なら多分気に入ると思いますよ。 そうそう、加藤さんの伝言の表題の「爆撃」とか「じゅうたん爆撃」の意味がようやく分かりました(我ながらニブイ奴)。これからは爆弾はほどほどに落とします。 http://www.ses.usp.ac.jp/ses/shigen/izumi.html |
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加藤 浩司 |
チャットのお誘い | 98年11月25日<水>23時10分 |
開設から1ヶ月ちょっとになるチャットルーム、毎日のように参加者があり嬉しい限りです。 話題はその日によって様々です。 バッハだったりルパン三世だったり児童文学だったりプロレスだったり人の悪口だったり(ウソです、ウソ)。 そうそう、時には「マドレデウス」というポルトガルの音楽グループが話題にのぼることもあります。 私は今は1時半頃にはチャットルームから退散するよう心掛けていますが、中には明け方まで続けている方もおられるようで……。 しかしこの所メンバーがやや固定化されている傾向があり、せめて週末にはいつもと違ったメンバーが集まってくれるととても嬉しいのですが。 この所チャット大会の口実がないもので……。 追伸 |
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f.h |
re:ベルカント唱法 | 98年11月26日<木>01時09分 |
ベルカント唱法と言われて、気がつきましたが、私ってそのあたり全然考えずに聴いてましたね。無関心なのか、ロバの耳なのか分かりませんが(^_^;) もっぱら、音楽はなんであれ気に入ったら聴くというパターンなので、あんまり関係ないといえばそれまでですが... やっぱり無節操なのかな(^_^;) |
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泉泰弘 |
補記 | 98年11月26日<木>09時09分 |
前回、日本の歌手には、声そのもので勝負できる人は見当たらないと書きましたが、クラシックの評論もする漫画家、砂川しげひさ氏(朝日新聞のMr.ボオでお馴染み)は、ある指揮者が世界最高の歌手として美空ひばりとフィッシャー=ディースカウの2人を挙げたのを、ナルホドわかるような気がすると述べ、続けて「ある時期の美空ひばりの歌唱には絶大な影響力があった」と書いていました。音大を出た演歌歌手、原田悠理(だったかな?)さんも、マリア・カラスと並んで美空ひばりを彼女の生涯の中で最も影響を受けた歌手に挙げ、「マリア・カラスと美空ひばり」という本まで書いたそうです。僕が知っている美空ひばりは、ダミ声だが歌には非常に説得力があるという印象で、美声とはほど遠いものですが、音楽の持つ力という点ではアマリア・ロドリゲス級だったのではないでしょうか。また、彼女の若い頃の声はどうだったんだろうかということも気になります。
f.hさんへ。 |
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yu-gon |
美空ひばりさん | 98年11月28日<土>00時19分 |
ご無沙汰しております。 美空ひばりさんのことが出ていますね。 私の母が、デビュー当時からひばりさんのファンで、私もレコードをよく聴かされていました。 そうですね、ひばりさんの歌に対する情熱は、それはすごいものでしたね。 晩年の病をおしてまで歌うひばりさんの姿には、涙が出る程感動させられました。 歌そのものもそうですが、生涯を歌にささげたひばりさんの生き方が様々な方に影響を及ぼしたのではないでしょうか? 歌にも芝居にも妥協を許さない、それは本物のプロフェッショナルでした。 そうそう、若い頃のひばりさんの声は、けがれのないほんとうに美しい声です。 亡くなってのち、さまざまなCDも発売されていますし、是非聴いてみてはいかがですか? 演歌・歌謡曲だけではなく、ジャズやシャンソン、ニューミュージックも歌われていますよ。 |
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大澤 亮 |
失礼しました | 98年11月28日<土>18時55分 |
加藤さん、みなさん、こんにちは。 「O Porto」日本盤が、11月18日に出ていたようです(実際にはまだ見てません)。 タイトルは、 『たとえ何があっても...ライブ・アット・オポルト/OPORTO』 (・・・・・・何か変)で、2枚組3,670円だそうです。 詳しくは、 http://www.toshiba-emi.co.jp/international/release/19981015/CP65022.HTM で見て下さい。 それにしても、「O Porto」の日本盤は出ないと思っていたのですが・・・。 (オリジナルが発売されてからのこのブランクは何?) 加藤さん、どうも失礼しました。 |
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銀ちゃん |
あちゃー(^_^; | 98年11月28日<土>20時48分 |
大澤 亮さん、皆さん、こんにちは。 え、日本語版でてましたか。その直前に輸入盤を買ったと言うのに(しかも3890円と高かった)。確かにタイトルの付け方がちょっと安直なような・・・ こうなったら次は映画「リスボン物語」の日本語版もでてくれないかな(^_^; |
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加藤 浩司 |
チャット大会開催のお知らせ | 98年11月29日<日>00時45分 |
マドレデウスライブアルバム「O Porto」の日本盤リリースを記念してチャット大会を開催致します。 既に聴いた人も聴いてない人もふるってご参加下さい。
日 時:12月5日(土)24:00〜26:00(厳密には6日の午前です) 大澤さん、情報ありがとうございます! |
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泉泰弘 |
日本語の歌 | 98年12月1日<火>08時29分 |
少し前になりますが、テレーザの歌詞の発音はとてもきれいで、一語一語丁寧に発音してくれるという銀ちゃんさんの書き込みに対して思うところがあるので、コメントしたいと思います。 かつて銀ちゃんさんの所で、テレーザはカレン・カーペンターやアナ・トローハ(スペインのポップグループ"Mecano"のヴォーカル)と並ぶ三大美声女性歌手だと書きました。彼女たちは単に声がいいだけでなく、発音も非常に美しいのです。つい見逃されがちですが、美声には声質だけでなく発音の美しさも関わっている、というよりこちらの方がもしかしたら重要な要素なのかもしれません。彼女たちのアルバムはヒヤリングの教材として真に相応しいと思います。実際、カーペンターズのレコードで英語の発音を学んだ人は結構いるようですし・・・・・ ここで話題を日本の音楽に目を向けてみると、日本語を学んでいる外国人に模範的発音として勧められる音楽はあるだろうかと僕は考え込んでしまったのです。ニューミュージック系はほとんどダメ。演歌も節回しが不自然すぎる。となると童謡・唱歌ということになるのでしょう。ところが、以前僕はエルンスト・ヘフリガーというベテランのテノール歌手が日本の童謡をドイツ語で歌っているのを聴いて、その中で「おぼろ月夜」などはその方が美しいことに気付いて愕然としたのです。もともと童謡や唱歌は明治時代にドイツから入ってきた音楽をベースとしていますから、基本的なつくりはドイツ歌曲と同じで、歌詞さえうまく乗ればドイツ語で歌った方が良いのは何の不思議もありません。また、「赤とんぼ」をスーザン・オズボーンという黒人歌手が英語で歌ったのも、ほとんど不自然さを感じることがありませんでしたが、ジャズやバラードの影響を受けた音楽も、ことによると英語で歌った方が美しく響く場合があるのではないでしょうか。 こう考えてみると、日本語で歌ってこそ美しい音楽なんて現代にはほとんど存在しないのではなかろうか、と少し暗澹たる気分になりました。伝統的な日本音楽(詩吟や長唄など)はもはや天然記念物状態ですしね。もうこうなると、日本人はただひたすらに俳句や短歌を詠んでいた方が良いのかな、などと思ってしまいました。 ところが、昨晩録音しておいた「日曜喫茶室」を聴いたところ、ゲストのオペラ歌手、塩田美奈子さんが「意味がそのまま伝わるような日本語のクリアな表現をずっと探し求めていたが、美空ひばりの歌を聴いてこれだと思った」などと言っていました。こうなったら実際に聴いてみるしかないですね。 http://www.ses.usp.ac.jp/ses/shigen/izumi.html |
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今橋智志 |
はじめまして! | 98年12月1日<火>08時36分 |
はじめまして、掲示板の方たのしく読ませていただきました。 O PORTOの日本版が発売されたそうで、私は、待ちきれずに輸入版を買って聞いています。 今年の6月8日の横浜みなとみらい大ホールでの彼らのコンサートに行ってきました。O PORTOは、同じシリーズのコンサートのライブ版なのでその時の状況と結構重なったりしてたのしいですね。 では..... |
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yu-gon |
祝!1000カウンタ | 98年12月1日<火>11時05分 |
マドレデウス掲示板1000カウンタ突破、おめでとうございます。 この掲示板を楽しんでいらっしゃる方が、こんなにも多くいらっしゃることをうれしく思うと共に、こういう場を作って下さった加藤さんに改めてお礼申しあげます。
もっともっとたくさんの方と、マドレデウスについて語り合いたいですね。 |
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yu-gon |
いらっしゃいませ! | 98年12月1日<火>11時11分 |
書き込みをしている最中に新しい方が... 今橋さん、ようこそマドレデウス掲示板へ! 「O
PORTO」は、私も待ちきれなくて輸入盤を購入して聴いています。 |
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加藤 浩司 |
ライヴ・アット・オポルト | 98年12月1日<火>23時31分 |
29日に「ライヴ・アット・オポルト」買いました。 ライナーノーツの内容ですが、輸入盤と同じ冊子に一枚の紙が添付されているだけのシンプルなものでした。 内容はペドロの挨拶文の和訳と収録曲の訳詞のみです。 輸入盤をお持ちの方は改めて入手する必要はないと思います。 いずれにしても、発売されるかどうかもわからずに耐え忍んで来た甲斐がありました。
追伸 |
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サメ |
こんにちわ。 | 98年12月4日<金>09時30分 |
はじめまして。なんか、マドレデウス情報はないかなぁ〜と開いてみたが、マドレデウスがこんなに有名だったとは・・・。 ところで、サメ情報網によると小林靖弘さん(アコーディオン奏者)のアルバム「ROOTS」(ちがうかもアルバムだったかも・・・。)で、テレーザが歌っているのです。びっくりしました。 いつもとちょっと違ってとっても良い感じなので、気が向いたら聞いてみてください。 |
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加藤 浩司 |
ファドコンサート&オフ会 | 98年12月5日<土>02時10分 |
12月3日、新宿シアターアプルの月田秀子ファド・コンサートに行って来ました。 ファドを聴くのは初めてでしたが、素敵なコンサートでした。 更に、マドレデウスチャットの常連さんのSohさんDominiqueさんにも会えてとにかく楽しい1日でした。 あ〜マドレデウス早く来日しないかな。 こっちでもオフ会やりたい! 月田秀子ファド倶楽部へは下記アドレスでどうぞ。 サメさん、こんにちは。 追伸 |
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guru-m |
こんばんわ | 98年12月6日<日>03時45分 |
初めての書き込みです。皆様はじめまして。 さっきチャットルーム覗いたら既に閉会した後でした(^^;) さて質問なんですが。 この前テレビで月曜深夜に「マスターキートン」というアニメを見たのですが、その中で流れていた曲が「・・・あれ、マドレデウス?」な感じの曲だったんです。 聞き覚えのあるメロディなんですがどこか違う気もするし・・ 何かご存じの方いらっしゃいましたらお教え下さいませm(_ _)m では。 |
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加藤 浩司 |
チャット大会のご報告 | 98年12月7日<月>00時14分 |
12月5日に開催したチャット大会には、私を含めて5人の参加者が集まり、無事終了致しました。 ご協力ありがとうございました。 guru-mさん、初めまして。 追伸 |
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yu-gon |
BGM... | 98年12月7日<月>00時37分 |
チャット大会では、早々退室してしまってすみませんでした。 翌日に仕事がなければ、もう少しねばっていられたのですが...。 次回の大会(いつになるのでしょう?)では、しっかりおつきあいさせていただきますね。 サメさま、guru-mさま、いらっしゃいませ! 『マスターキートン』は、私も見ていないのでわかりません。 |
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横山伊登司 |
テレサ・サルゲイロと アントニオ・シャイーニョ |
98年12月7日<月>22時30分 |
こんばんわ。アントニオ・シャイーニョの”A
GUITARRA e outras mulheres”という新しいCDの中でTeresa
Salgueiroが2曲歌っています。”Sombra e nada
mais” と “Fado da boa sina”というタイトルです。どちらも作詞Rui
Machado作曲 Antonio Chainhoです。 2曲目はまさしくファド・カンサゥンというべき、こてこてのファドという感じの曲です。 アントニオ・シャイーニョは、30代以上の音楽好きの方なら聞いたことがあると言う人も少なくないのではないでしょうか。というのは、久保田早紀のポルトガル録音でポルギターを弾いてる人だからです。マドレデウスのファンの方々は、もっと若い世代でしょうか?。久保田早紀も知らないと言われてしまうかもしれませんね。アントニオ・シャイーニョは、20年以上に亘ってリスボンの有名なファド歌手カルロス・ド・カルモの伴奏をしてきた人で、日葡修好450周年のときには、ランキャオやアントニオ・ベルナルディーノと一緒に種子島で演奏したり、数年まえには、ミージアの伴奏者として何回も来日して演奏しています。日本になじみの深いポルギター奏者です。 すでにご存知でしたら、大きなお世話でした。では、また。 |
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泉泰弘 |
地声について | 98年12月8日<火>12時43分 |
注文していた「ブルガリアン・ヴォイス」、「ロシアン・ヴォイス」、「グルジアン・ヴォイス」のCDが届いたので昼食をとりながら聴き比べています。いやー、人間の声って本当にいいですね。 加藤さんとはクラシック音楽、特にオーケストラ曲に関して、メールで意見交換をしていますが、僕はクラシックを聴き始めた当初は、大編成の管弦楽曲とともに声楽曲が気に入ったので、それらのCDから集めはじめたのです。(その後、室内楽も結構好きになりましたが、器楽の独奏曲、中でもピアノ曲には今世紀のもの以外に好きな曲は少なく、CDの所有枚数も極めて少ないという状況です。また、声楽曲はミサ曲やレクイエムなどの宗教曲や歌曲、それに声楽入り交響曲が好きで、オペラ関係は最初は好きになれず、アリア集などを買い始めたのはつい最近です。オペラ全曲盤は全く持っていません。教育テレビで放送されるときは必ず見ますが・・・・) さて、前にも書いた「日曜喫茶室」ですが、ゲストの塩田美奈子さんはイタリアに行った時に、先生から「日本人は技術的には優れているが、心に訴えかけてくるものがない。それは地声の訓練を受けていないせいではないか」と言われてハッとした、などと述べておられました。また、日本で電話に出るときの女性の声は甲高い「もしもし」であるが、イタリア人女性は低い地声で"Pronto?"と答えるなどとも話されていました。 日本の女性歌手、不自然な声だけで歌っていて聴いていると不快感を覚えます。(裏声できれいなのはカウンター・テナーだけではないでしょうか?)あの放送を聴いた日から、周りにいる女性の声を注意して聞いているのですが、地声で話している人はあまりいないように思われます。日本では地声で話すのは下品であるというような教育がなされているんでしょうかね。もしそうだとしたら、これは由々しきことです。 http://www.ses.usp.ac.jp/ses/shigen/izumi.html |
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加藤 浩司 |
電話にデンワ | 98年12月10日<木>00時41分 |
横山さん、またまた素敵な情報ありがとうございます。 これからはポルトガルのことで困ったら横山さんに聞くことにしましょう。 マドレデウス結成前のペドロやロドリーゴのアルバムも、日本ではなかなか手に入らないんですよね。グループ名だけはオフィシャルサイトで知ることができるんですけど。
地声と言えば……仕事上の電話で地声で話す女性って殆どいませんね。 なお、7日、8日と続けてホームページを更新しました。 |
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yu-gon |
ちょっと舞い上がって います(^^;) |
98年12月10日<木>01時01分 |
まずは横山さまへ、私からもお礼を...。素敵な情報、ありがとうございます。
この掲示板で久保田早紀さんの話題が出るなんて... 泉さんへ >なお、7日、8日と続けてホームページを更新しました。 |
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突然の掲示板レンタル中止により、数件のログが消滅。 |
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水原 |
久々に来てみれば | 98/12/20(日) 00:29 |
えらいことになってますね。加藤様。 最近は専門的過ぎて見てるだけだったのですが、また落ち着かれ ましたらよさせてもらいます。ではお見舞いのみですみません。 |
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yu-gon |
がんばれ加藤さん!! | 98/12/20(日) 00:47 |
大丈夫!愛があれば乗り越えられます!!
マドレデウスだって、メンバーの移動、そして活動存続の危機を乗り越えてここまで来たではないですか。 そう、「たとえ何があっても 私達はここにいる」んです。 何回移転したって、私達はどこまでもついて行きますわ。 |
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Ando |
な〜〜るほど! | 98/12/21(月) 09:17 |
最近また、アクセスが出来ず「?ん、またトラブルが発生しているのかな?復旧はいつかな?」などと
思っておりました。 yu-gonさん同様、追いかけます。 |
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145 |
泉泰弘 |
ドンマイ!ドンマイ! | 98/12/21(月) 17:59 |
「照る日もあれば降る日もある」、それだけのことですよ。
(それとも「人生楽ありゃ苦もあるさ」と言うんですかねぇ?) そのうちに、お天道様は必ずや戻って来ますって。 |
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加藤 浩司 |
めげずに長文 | 98/12/21(月) 23:37 |
新しく買ったコンポのサラウンドシステムがおかしいという件ですが、原因、対策等一応判明しました。 サンスイに問い合わせた所、こんな回答をもらいました。 (9日間も待たされた。)
・DOLBY PRO LOGICデコーダー搭載機器はドルビー研究所の認可を得て製造するため、メーカーによって仕様がバラつくことはない。 結局はメーカーの推奨するサラウンドシステムそのままでは使い物にならないということでして、釈然としないものがあります。 で、結局サブウーハーを買ってしまいました。 サラウンドにおけるセンタースピーカーは、左右のメインスピーカーと同じくらい重要なもののようです。 それにしてもAV機器の値段というのは果てがないですね。 |
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泉泰弘 |
Growing title | 98/12/24(木) 08:15 |
確かにあちらの掲示板は復旧しそうにありませんね。そこで、こちらの方にも ブックマークを付けました。ところで、こちらに伺う度に冒頭の文章が長くなっ ているような気がしますが・・・・(気のせいじゃなくて事実か?)今後も週1単語の割合で増やしていったら面白いかな、などと思ってしまいました。そのう ち世界一標題の長いページになってたりして。 | |||
148 |
加藤 浩司 |
伴奏 | 98/12/28(月) 23:18 |
だいぶ前に得た情報なのですが、1999年のマドレデウス・コンサートツアーは、今までに発表された曲を中心に構成されるそうです。 そうなると気になるのが、「風薫る彼方へ」より前に発表された、チェロやアコーディオンパートのある曲目の伴奏です。 1998年のコンサートで演奏された「海と旋律」や「ギターラ」は完成度の高い伴奏とは言い難く、そのことをメンバー自身が感じていないはずはありません。 となると、何らかの対策が立てられていると考えるのが自然です。 既にコンサートツアーに向けて活動を開始しているのとことですが、新メンバーが加入するという話は聞きません。 他に考えられるのはゲストプレイヤーが加わることと、あくまで正規メンバーのみで伴奏することですが、どちらなのでしょう。 もっとも、曲目に関する情報も本当かどうかわからないのですが……。 追伸 掲示板のトラブルではご迷惑をお掛けしました。皆さんの温かいお言葉に心から感謝申し上げます。 |
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ida |
びっくり! | 98/12/30(水) 00:12 |
どうも、ちょっとご無沙汰していたのですが…
表題の長さにびっくり! 新しくなってからの過去ログを読んで、またびっくり! 大変だったんですね… また、ちょくちょく見に来ます。
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加藤 浩司 |
Philippeと 会おう! |
98/12/31(木) 00:35 |
嬉しい知らせです。 オフィシャルMLメンバーのPhilippeというフランスの方が1999年3月に日本に来るので滞在中に会おうということになりました。 フランス−東京−前橋−東京−フランス と移動するとのことで、できれば東京で会いたいのですが、詳しいことは未定です。 日本で初めてのマドレデウスオフ会です。ぜひぜひご参加下さい。 |