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リスボンに行くぞ! | てぺい | 99/02/20(土) 05:22 |
はじめまして。リスボン物語について調べてて偶然発見しました。
アインダがきっかけでマドレデウスにはまった、てぺいと申します。 他にもファンの方が大勢居られる様で嬉しいですね。なんせ周囲では名前すら知られてないもんですから・・・。 来月、卒業旅行にリスボンへ行くことにしました。引かれた理由は二つ、ヴェンダースの映画とマドレデウスの音楽です。 もし、マドレウスにちなんだおすすめの場所をご存知でしたら教えてください。 |
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祭の輪 | 横山伊登司 | 99/02/20(土) 14:14 |
加藤さん、みなさん、こんにちは。「祭の輪」の詞には、深い意味があるということですが、どんなことなのか私もぜひ伺いたいです。私は結構好きな部類の曲です。この曲そのものがヴィーラのスタイルで作られているのですね。ヴィーラは、ポルトガルの北部一帯で最もポピュラーな大衆の踊りであり、舞曲です。リスボン
(南部の大都 )出身のマドレデウスがポルト
(北部の大都 )でのコンサートで、その土地の最もポピュラーな曲を演奏して敬意を表しているのです。だから聴衆も熱狂して手拍子を拍っているのですね。ヴィーラというのは、男女ペアずつになって、それぞれのペアが永遠に廻っていく、ターンする踊りだったと思います。祭の輪というと、櫓を中心に多くのひとが輪を作って踊ることを連想しがちですが、そうではありません。車輪のように廻っているそれぞれのペアのことです。私の辞書では、
Folia~o(folio~esの単数形 )は、道化者、ひょうきん者、冗談好き、お祭り騒ぎをする人、陽気な人と言う意味となっていて、「祭の輪」という意味ではないようですね。ヴィーラのリズムは、バロック音楽などによく出てくるジーグ
(これも舞曲の一つ )と同じ 6/8拍子 (ref.参照
)です。
日本人には、とっつきにくいリズムで下手すると
3拍子に聞こえちゃうのですが、これは2拍子です。ヴィーラは
3拍子とする解説もあるのですが間違いだと思います
。 歌詞の内容については、私は、かってに次のように解釈しています。 踊る阿呆に (pecadores=宗教上のつみびと ) 見る阿呆 (Senhoras, Senhores=紳士淑女面した見識者ぶった傍観者たち ) 同じ阿呆なら、 (人はみな同じように原罪を負っているのだから ) 踊らにゃそんそん。 (ヴィーラを踊ることは罪ではないので、一緒に踊りましょう ) マドレデウスを阿波踊りといっしょにするなと、反感を買うかもね。だけど、ヴィーラというのは、あくまで大衆の踊りであって、貴族やハイソサイティが社交会などで踊る踊りではないのじゃないか (断言できませんが )と思います。 Folioesの歌詞の大意は、阿波踊りの「よしこの」の精神と同じだと思いますが、いかがでしょうか。加藤さん、祭の輪の隠された?深い意味なるものを、ぜひ探り出して公表してください。 テレーザも間奏では、ターンしているのではないでしょうか?ライナーノートの写真では、そのように見えるのですが…。伝統のヴィーラが聞きたい人は、次の CDが良いと思います。解説 (英語だけど )がきちんとしているから。 Ref.: SMITHONIAN / FOLKWAYS CD SF 40435 “Musical Traditional of Portugal” 阿波踊りは、 KING RECORD KICH 105 「現地録音 (長編 )阿波おどり」、これはどうでもいいか。では。 |
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極めて私的な「祭の輪」 | f.h | 99/02/20(土) 21:40 |
実はこの「祭の輪」が深い意味が云々という話の中に加
わっていた一人ですので知らん顔をしているわけにもいけな
いので、少々私の思ったこと書きます。 古典風で魅力的なメロディで歌われるこの曲の歌詞を読ん だ時、正直に告白するならば(笑われるかもしれませんが)ある種の『後ろめたさ』を覚えてしまったのです。そして泣きそうになってしまったことも。 さっき去年のライヴのビデオを聴きなおしていたのですが、やはり何度聴いても同じ、その感じは変わらない。歌が終わったとき、手もっていた歌詞カードを思わず放り投げてしまいました。 いらっしゃいと言ってるけれど、そこへは行くことのできぬわが身の悲しさ。しかし、テレーザはやさしい。 なぜだと言われてもいまは(も)はっきりと言葉にすることはできませんが、少なくともこの曲は、私にとっては、悲しく深い意味のある曲なのです。 『「歌」は各人にとって個人的な体験』というぐりさんに意見に同感です。おそらく百人の人にこの曲の感想を求めたら、百通りの答えが返ってくると思います。言い訳をするわけではありませんが、私の考えもそれらの中の一つにしか過ぎないわけです。もっと時間が過ぎて聴いた時、印象は変わっているのか、それとも今の印象が変わらぬままなのか、それは時の女神しかわからないでしょうが。 ただ言えるのは私はまだ『赦されていない』ような気がしてならない。 |
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リスボン物語 | yu-gon | 99/02/21(日) 01:08 |
確かここの投稿者に... 本当に誰でしょうね、プレーヤーも持っていないのにソフトを買ってしまうお馬鹿さんは...。 というわけで『リスボン物語』、日本では95年の8月に公開されました。 昨年、パイオニアLDCよりLDが発売されています。LD番号は「PILF−2594」です。 飾らないリスボンの町並とマドレデウスの曲が解け合って、不思議な印象を残す作品ですので、機会がありましたら是非ご覧下さい。 てぺいさま、はじめまして。 卒業おめでとうございます(^ ^)。リスボンへ行かれるとは羨ましいです。 私もこの街に恋焦がれながら、なかなか行く機会を作ることができません。 南欧ポルトガルはきっともう春ですね、楽しい旅行になることをお祈りしています。 「マドレデウス」の名のもとになった、マドレ・デ・デウス地区の教会ってどこにあるのでしょう? ファンとしては、是非たずねてみたい場所だと思います。 Boa viagem! 加藤さんへ あの〜、叱ったわけではないのです...(^ ^;;;)。 ただ、気持ち良く掲示板を楽しみたいな〜と思っただけですので、気分を害されたらごめんなさい。 でも、ルンルンって?ここの掲示板に書き込みはじめてから約半年。 先月には実際にお会いしているというのに、加藤さんの正体がまだつかめません〜(T T)。 |
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なぜかディアマンテス | 加藤 浩司 | 99/02/21(日) 23:04 |
沖縄にディアマンテスというラテンロック(+琉球音楽)のグループがあるのをご存知でしょうか。
そのチャットルームを私は運営しているんですが(無料レンタルですけど)、最近そこにディアマンテスのメンバーが出没するようになったんです。 (混乱を避けるためにオフィシャルの掲示板では公表しないことにしています。ちとずるいみたいですけど。) そこで「今マドレデウスチャットと掛け持ちなんですよ」と言ってみたら、ボーカルのアルベルト(すこぶる美声の日系ペルー人)が「マドレデウスはいいね」。 私はえらい驚いたんですが、f.hさんに言わせると大した偶然ではないのだとか。 スペイン語圏の人がスペインの隣国ポルトガルのグループを知っているのは確かに不自然ではないような気もします。 ところで、実は最近マドレデウスチャットにペドロが出没……するわけないですね。 一時期、にせテレーザが出没している時期がありましたが、日本語がわかるのが不自然なのですぐにばれました。ああいうイタズラは困りますね。 ディアマンテスのオフィシャルサイトとチャットルームのアドレスはこちらです。マドレデウスとは対照的に人間臭さに溢れた音楽を聴かせます。 http://www.jah.ne.jp/~badnews/DIAMANTES.htm http://www.org1.com/~scream/small_town/door.cgi?no=0033 てぺいさんへ 初めまして。投稿ありがとうございます。 リスボン旅行とは羨ましい。 リスボン物語の舞台になった所というとアルファーマ地区があったかな? オフィシャルサイトによると、教会があるのはリスボン東部のXabregas(何と読むんでしょう)という場所のようです。 「海と旋律」のライナーノーツには「リスボン市内のマドレ・デ・デウス地区に建つクリスト修道院の教会だった古い建物」とありますね。 うーん、誰でも知っていそうな情報しか出せなくて面目ないです。 横山さんへ いつも詳細情報感謝します。 「ポルトでのコンサートで、その土地の最もポピュラーな曲を演奏」というくだりで、1994年の日本公演で唄われた「七つの子」を思い出しました。 ああいうのは確かに嬉しいですね。 「祭の輪」の間奏と後奏では、テレーザはクルクルと回っていました。その時身重だったと後で知ってビックリ。 ヴィーラが大衆の踊りだろうというのは全くの同感で、それこそ阿波踊りのような乗りで私は聴いていました。 「アホばっかりだけどまあいいじゃん」というような。 「現地録音(長編)阿波おどり」今度聴いてみます(笑)。 f.hさんへ 最近マドレデウスに浮気しているf.hさん、「祭の輪」へのコメントありがとうございます。 うん、確かにf.hさんは赦されるべきではない(コラ)。 yu-gonさんへ LD情報ありがとうございます。 yu-gonさんが「リスボン物語」をお持ちとは知りませんでした(嘘ばっかり)。 おや、叱ったわけではなかったんですか。な〜んだガッカリ。 私の正体?「竹を割ったような性格」とよく言われますね。 まかり間違ってもエイリアン呼ばわりするような人はいません。 追記 お陰様で「マドレデウス掲示板」の投稿は200件を突破し、先に設置した「世界一話題がバラバラな掲示板」を追い抜きました。ザマーミロ!! 過去の投稿はホームページの「閲覧室」でご覧いただけます。 しかしよりによって200件目が。 |
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でぃあまんてすいろいろ | osamu shu maeda | 99/02/22(月) 01:01 |
加藤さん、ディアマンテス知ってますです。正確には、魂をコンドルに乗せて〜、だけですが・・・CDシングルを買いました。随分前、7年くらい前かな?なんで知ったのかは覚えてないんですが、アルベルト城間さんの美声に多分惹かれたのでしょう。シングル買った当時はカラオケ行ったら唄ってました・・・失礼。
チャットルーム、ぜひ覗かせていただきま〜す。 それからyu−gonさん、リスボン物語、是非購入したいと思います。 それからそれから、まったく関係ありませんが、私はすこぶるタンゴが好きなのですが、どなたかタンゴファン(?)はいらっしゃいますか? ちなみに先日はみなとみらいホールにブエノスアイレスのマリアという、ピアソラのタンゴオペラ(?)を聴きに行ってきました。非常にズーンと来る、素晴らしいライブでした。 その中で、マリア役のボーカルをつとめているフリア・センコというアルゼンチンの歌手が素晴らしい! テレーザの声とは対照的な、太く響き渡る声は必聴です。 |
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いろいろ | 泉泰弘 | 99/02/22(月) 08:28 |
※加藤さんへ 先日加藤さんのページを散策していて、ディアマンテスチャットに偶然入ってしまったのですが、その時にはアルベルト城間氏が来ておられたようですね。最初は本人だと疑っておられたようですが、さぞ驚かれたこととご想像します。もちろん、至福のひとときだったでしょうね。(ところで城間は「しろま」or「じょうま」のどちらでしょうか?沖縄っぽいのは前者ですが・・・・) 僕がもし音楽評論家チャットをやっていて、宇野功芳氏が突然来たら逃げるだろうな。 ※osamu shu maedaさんへ メチャクチャ好きというわけではありませんが、たまにタンゴは聴きます。CDはフリオ・イグレシアスの1枚だけですが、エアチェックしたテープ、それにRAE(アルゼンチン海外向け放送局)から送ってもらったテープを持っています。 ピアソラ「ブエノスアイレスのマリア」、結構いい作品みたいですね。できれば僕もナマで観たい。田舎ではまず無理ですが・・・・CDも出ているのですが、映像なしでオペラ全曲を聴くとダレてしまうのです。教育テレビで放映しないかな?(ピアソラ特集番組はとても良かった!) |
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おまけ | 泉泰弘 | 99/02/22(月) 09:35 |
Xabregasの発音はシャブレガスで良いと思います。ポルトガル語のxはシャ行音になるはずですから(例:xadres シャドレス=チェス、ついでにスペイン語ではajedres アヘドレス)。 | |||
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2曲でワンセット | 加藤 浩司 | 99/02/22(月) 23:21 |
アルバム「海と旋律」を聴くといつも感じるのですが、2曲目「海と旋律」と3曲目「船出」の取り合わせは絶妙だと思います。
「海と旋律」では、尋常でない緊張感と激しい情念に、私は初めから終わりまでずっと身を固くして聴いてしまうのですが、次の「船出」のイントロが始まると一気に体の力が抜けるのを感じます。 (下手をすればよだれがたれるのではないかという。) 「船出」を聴き終えた時点で、なんだかこのアルバムが完結しているような気分にとらわれて、次の「ボローニャの午後」が始まると「ちょっと待ってくれ」と言いたくなることすらあります(一時停止すればいいだけの話ですけど)。 それぞれの歌の意味することや、双方の関連性などを理解して聴いているわけではないのですが(考えてみれば「海と旋律」の歌詞もなんだかよくわからない)、2つの曲をセットのように捉えて聴いているのは「海と旋律」と「船出」だけです。 今ふと思ったのですが、コンサートのアンコールの最後に「船出」が唄われたら(しかも拍手なし)、たとえようのない余韻が残るような気がします。 osamu shu maedaさんへ 私も1月のあるオフ会で「魂をコンドルにのせて」を初めて唄いました(やめときゃよかった)。 これはペルーで起きたゲリラによる銃殺事件を題材に作られたもので、本来はカラオケで唄うような歌ではないんですけどね(笑)。 あるファンに言わせると「フォルクローレでロックしているすごい曲」とのことです。 ちなみに発売されたのは1995年1月のようですから4年前ですね。 ところで今日(22日)の24時からのBS2の番組にディアマンテスか、メンバーの誰かが出演するようです。 泉さんへ チャットでは本来は、相手が本人かどうか疑うような失礼な発言は厳に慎まなければならないことですよね。 実はあの日最初に入室して来たのはkenjiというトロンボーン奏者で、チャットメンバーの質問に「おや、文字化けして読めないな」などとぼけた発言を連発していたんです。 そして私が「ニューアルバムはまだでっか――――――――――!」と発言したらいきなり退室し、続いてアルベルト城間(「しろま」と読みます)が入室して来たのです。 てっきり私はkenjiさんがふざけて名前を変えたものとばかり思ってチャットを続けたんですね。 ところが何分たっても名前が「アルベルト」のままだから、「どうやら本物のアルベルトらしい」とようやく気付いたのです。 幸運にも、その翌日にもアルベルトがチャットに現れたので、ちゃんと謝っておきました。あ〜汗かいた。 ちなみに今は新曲のレコーディング中で、スタジオからアクセスしていたそうです。 「ハハハ、歌のテストで不合格になった」などリアルタイムの情報まで入って来て大いに楽しめました。 それからXabregasの情報ありがとうございます。 xと言えば「人間」という意味のdeixa(ダイシャ)という言葉もありますね。 とても情感のある響きの言葉だなと前から思っていたのですが、考えてみると日本語の「台車」と殆ど同じ発音ですね。「台車」じゃ情感ないですね。 ちなみにディアマンテスのドラム奏者はホルへ城間という名前(アルベルトの従兄弟)で、スペルは”Jorge”です。なんだか歯が抜けそう(失礼)。 |
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タンゴ | ぐり | 99/02/23(火) 09:58 |
私、踊りは見たことはありましたが、聴くのはYoYo-Maで始めたばかりのものです。昨年の私の最大ヒットのひとつでした。酔います。BSでやったピアソラ特集、よかったですね。ビデオに撮って保存しています。 | |||
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こだわり | 泉泰弘 | 99/02/24(水) 09:38 |
ある文学関係の掲示板で、「やはりボードメンバーの必読書の一つだなあ、と実感しています。」などと書かれた人がおりましたが、僕はこういう書き方をしてもちっとも押しつけがましいと思いませんでした。自分がよいと思うものを「必読書」と書いて、少しも悪いことはないと思います。(しかも「感じます」あるいは「思います」ということで、断定した訳でもありませんし・・・・・)
最近、「この音楽が解らないのは」的な意見に対して、「人それぞれだと思います」という反応がいくつか(この掲示板だけでなく)あって少し寂しい思いをしたのですが、僕はそんなことは百も、千も承知で書き込んでいるのです。 「クラシック聴かんヤツはアホじゃー」(砂川しげひさ)、「蕎麦は手打ちよりも駅のぐっちゃりかけソバの方が断然美味い。誰が何と言ってもそうなのだ。」(椎名誠)「この違いが解らずして、音楽を聴く甲斐はない」(宇野功芳)などの主張(こういう断定的な言い方、結構好きです。最後のは少しムッとしましたが)にしても、最終的には「人それぞれ」となることはちゃんと解っていながらも、「実はそうではないのでは」という疑問を投げかけているものです。「人それぞれ」に対する疑問を投げかけたのですから、「人それぞれでしょう」というような自明の意見ではなくて、「私はそうは思わない」ということを具体的に書かないと話は終わってしまいます。それで寂しい思いをしたという訳です。 これは余談ですが、20代前半の後輩の院生・学部生にも「人それぞれでしょう」と言う人間が増えてきているな、という印象を一昨年あたりから受けていたのです。「だったらお前の意見は何だ」と訊いてもまとまったことは言わない。(「ヘッドホンステレオ世代」、「一人っ子時代」の産物とまで断定はできないけれども、影響は出ているような気がします。)「人それぞれ」は大切な考え方ですが、濫用しすぎるのは危険だと感じました。(直接関係のないことを書いてしまいスイマセン。) ということで、僕は今後も「こだわり」の主張を続けていきたいと考えています。 |
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もう一つ | 泉泰弘 | 99/02/24(水) 09:39 |
もう一つ、これだけは言っておきたい。「この音楽の良さがわからないとは・・・・」などと言う背景には、「良さがわからない人が悪い」というよりも、「それほど人気があるとも思えないものに対して、自分がこれほどまでに心惹かれるのは一体何故なんだ」という思いがあるのです。これは、「自分自身に到達すること」という僕の人生の目的とも密接に結びついています。
人間が自分の顔を見るために鏡が必要なように、自己の内面を見るためには、それを映し出す鏡が必要である。その最も良い「鏡」は異性(恋人)である。こんなことを誰かの青春論で読みました。僕はあいにくと、その最も良い「鏡」というものを持っておりませんので、自分がどのような音楽・文学などに惹かれるか、ということを手がかりにして「自分は一体どういう人間か」ということを解き明かしていくのが早道だと考えています。その場合に、対象が一般的な支持を集めることが少なければ少ないだけ、その特質を掴まえることが容易であるため、僕にとっては貴重なのです。 |
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お返事お返事♪ | yu-gon | 99/02/24(水) 13:31 |
「人それぞれだと思います」という反応が...
これは私の前回の書き込みのことですね。 この書き込みでの私が言いたかったのは「人それぞれでいいじゃない」ではなくて、「自分と違った意見でも受け入れる努力をしましょうよ」ということなんです。 だから「○○世代の影響だ」なんて言う話に勝手に飛躍されてしまうと、私としても何て反応していいのか困ってしまいます。 こだわりは私も同じ。好きなものは好きだし、嫌いなものは嫌い。 好きになることに理屈はなくて、そのものが放つ波長と私の心の周波が心地良く触れた瞬間に恋をする。それだけです。 それは○○だから...なんて理屈が入ってくる余地はありません(多分ね)。 人から「どうして?」と聞かれたら、理由を答えるしかないのですが、もっともらしく言えば言うほど、言葉は陳腐になっていくし、私の気持ちからはどんどん遠ざかって、対象物を貶めてしまう・・・。 そんな気がして、私は気持ちを理屈で理解しようとは思いません。 理解はできなくてもほどよい距離を保つことは出来るでしょう? 「それぞれでいいじゃない」はそういうことです。 「どうして?」を突き詰めようとする泉さんと、 「分からない。でも好き!」の私では根底から違ってしまうんでしょうね。 でも、こんな公共のスペースにおいて「承知して書いてます」なんてずいぶんと性質の悪い方ですね(^ ^;)。 |
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Re:お返事お返事♪ &お詫び | 泉泰弘 | 99/02/24(水) 15:55 |
えっと、どこから書いていいか解りませんが、とにかく僕の言いたいことが伝わっていませんでしたので、手当たり次第書きます。なお、その原因はこちらの説明不足や不用意な発言が原因です。
「自分と違った意見でも受け入れる努力をしましょうよ」は、全くその通りです。ちなみに、そのことにかけては、僕は自分に適用するだけでなく、他人に働きかけることでも特に熱心な人間です。(そうでなかったら、普通にやっているつもりなのに、いつの間にか周りと意見が違ってしまうような人間がやっていけるはずがありません。) 次に「○○世代の影響だ」は、あくまで以前在籍していた研究室で起きたエピソードや、こちらの大学に移ってから感じていることについて言及したものです。ここに書き込まれている人のことは、殆ど知りませんからそもそも書きようがありません。(ですから反応は必要ありません。余計なことを書いた僕が悪いのです。ただ、鬱憤がたまっていたもので。) それから、「人それぞれは承知して書いてます」の真意について書くと、「確かにその通りなんだけれども、もう少し近寄って話を聞いてみたい」ということです。距離を詰めようとすると嫌がる人もいるかも知れないけれども、その危険を承知で「人それぞれ」という一言で終わらせずに、もう少し突っ込んだ話をしてみたいと思っているから出た言葉なのです。ただし、適切な書き方だったとはとても言えませんね。 なお、「それぞれでいいじゃない」についての説明、ありがとうございます。非常によく解りました。僕は「音楽の感動は音楽でしか表せないのはわかっていながら、それを書かずにはいられない」というタイプ(like小林秀雄)です。こうして、u-gonさんとの考え方の違いがはっきりしたのは非常に良いことだと思っています。改めて感謝の意を表します。 ちなみに、こうやって僕は常々思いきったことを書いていますが、そうすれば誤解される可能性があることは否定できません。言葉足らずのまま書き込んでしまった前回の場合などは特にそうです。しかし、それを恐れていたら表面的な話だけで何か物足りないなと思ってしまうのが僕の性分です。 今朝の書き込みで気分を悪くされたとしたら申し訳ありません。あと、u-gonさんが考えておられるほどに、僕は「性質の悪い方」ということはないと思いますよ。アクは強いでしょうけど。 最後に、ある掲示板に書いた「理想の掲示板」についての考えから一部を掲げて終わります。(そこではみんな疑心暗鬼に陥っていて、ビクビクしながら書き込んでいるという雰囲気がありありだったのです。) 1.「断っておきますが」「誤解の無いように申し添えますと」など、余計なことは書かなくて良い。 2.「これはあくまで私の考えですが」「考え方は人それぞれですから」など、自明のことは書かなくて良い。 (他に、相手に尊敬語を使わなくても良い=丁寧語で十分、なども挙げました。) とにかく自分の考えはなるべくストレートに書き、表現不足などで失敗したら、その都度謝ればよい。このように考えております。以上ですが、主張はお解りいただけたでしょうか? |
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言葉の限界を感じた | 泉泰弘 | 99/02/24(水) 19:07 |
ゴチャゴチャと書いたので却って論点がぼけてしまったようですが(悪い癖です)、「人それぞれ」という言葉が、もし「うるさいなー、こっちの勝手だろ」というようなニュアンスを込めて発せられるならばそれは寂しいと思っている、感動するあまり排他的になってはいけないという点については全く同感である、要はこの2つですね。前者は、僕の身の回りの出来事から感じていることをそのままここに持ち込んでしまった迂闊さであり、後者は僕がしばしば陥りがちな傾向なのです。(芯から感動すると「この曲は実は俺一人のためにあるんだーー」などと思ってしまいます。本当に我ながらしょうがない人間ですね。)こうしてみると、全く僕の一人相撲でした。重ねて面目ない。
今回の件で、お互いの意見から共通点を見出すのはそう難しくないように思いますよ。>yu-gonさん (ただ、どうしても気になるのは「承知して書いてます」の真意が解ってもらえたかということです。ここだけはそのままになるのがイヤなので・・・・念のため) ただし、ものの感じ方、文章を書く場合におけるスタンスの取り方という点では相当に異なっておりますね。これからも違いを認め合った上で楽しくやりましょう。よろしくお願いします。 お詫び 下の文章、u-gonになってしまっています。またしても申し訳ありません。本日は100%退出です。 |
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ちゃちゃ | ひかる | 99/02/25(木) 12:38 |
こんにちわ。 ななな、なんか難しいですね。でも、音楽とか文学とか感性の問題であるものについても、相手に「共感」を求めたいってのはありますよね。「束縛」とか「強制」でなくて。(よね、というのが、すでに強制?)。私の場合、「これ、いいと思わない?」と聞いて「ふ〜〜〜〜ん」といわれた時は、「あり?」てな気持ちでした。年齢も環境の差も関係なく聴けるとても普遍性のある音楽だと思っていましたので。でも、この自分の感動を人にも感じてもらいたいという押し付けもあったかもしれないなあ。 加藤さん、ご連絡をいただきありがとうございました。 明日、新宿へいったついでに、CD屋さんで「陽光と旋律」を買おうと思ってます。(^○^)ウレシイナ |
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よかった(^ ^) | yu-gon | 99/02/25(木) 14:37 |
泉さんへ 私のとりとめもない書き込みにお返事を下さって、ありがとうございます。 私もいくつかの掲示板で書き込みさせていただいていますが、こうして自分をさらけ出すような書き込みをしたのはは初めてだったんです。 皆様も読んで分かると思いますが、私は自分の気持ちを上手に文章にすることがとても苦手なんです。 だから私の気持ちが上手く伝えられたかどうか心配だったのですが、こうして真摯に、丁寧なお返事を頂けてうれしく思います。 本当に言葉って難しいですね。 一対一で向き合って話していても行き違いがあるのに、こうして相手の顔が見えない掲示板となると、どうしても相手の真意をつかみ損ねてしまいます。 言葉が足りなくてこうして不快な思いをさせてしまったことは、私も同じです。 深くお詫び申し上げます。 でも、こうやって話す(書く)ことができたのはとてもよい経験でした。 まだまだ自分が未熟であることもあらためて感じましたし。 私のほうこそ、これからもご指導宜しくお願いいたしますね。 それから、管理人加藤さん&掲示板へいらっしゃる皆様へ 掲示板のテーマからずいぶん脱線した話を長々してしまって、すみませんでした。 次回の書き込みからは、ちゃんとマドレデウスに添った書き込みをしますので、よろしくお付き合い下さいませm(_ _)m。 |
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Re:よかった(^ ^) | 泉泰弘 | 99/02/25(木) 17:52 |
こちらこそいろいろと煩わせてしまい、申し訳ありませんでした。(大抵の場合、こうして言葉を尽くせば理解できるものなんですね。)
ほんとうに、こういう場所ほど以前書いたような「会話ではボディ・ランゲージや相手の表情、口振りなどの占める割合が圧倒的に高く、純粋に言語が占める部分は実はほんの少ししかない。」ということを強く実感します。 ですから、会話よりもずっと慎重さが必要なのは言うまでもないのですが、慎重になるあまり表現が他所他所しくなるのが嫌なので、つい行き過ぎた断定的表現に走ってしまうのです。気を付けなければ・・・・・ 映像や音声による掲示板が登場する日もそう遠くないでしょう。そうなれば、コミュニケーション不足によるトラブルも起こりにくくなるでしょうね。 |
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世界で二番目に話題がバラバラな掲示板 | 加藤 浩司 | 99/02/26(金) 00:22 |
何でもいいから投稿して(個人サイトにありがちな謳い文句)。
しかし私の投稿「2曲でワンセット」は反応なきまま隠れてしまったのう。ケシカラン。 ディアマンテスのライブが放送されたのは23日の深夜でした。 私のガセネタに騙されちゃった人、ごめんなさい。 追記 3月6日、東京にてオフ会を行いますので、ご都合の付く方はぜひご参加下さい。 |
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6曲でワンセット | 大澤 亮 | 99/02/26(金) 01:03 |
僕は、「ライヴ・イン・リスボン」2枚目の、1曲目から6曲目(相変わらず題名がわからない)でワンセットだと思います。
そう思いません? |
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邦題の謎 | 加藤 浩司 | 99/02/26(金) 02:19 |
私の考えでは「陽光と静寂」は15曲でワンセットではないかと……失礼、それはみんなが言ってることです。
「ライヴ・イン・リスボン」DISC2は「野原の囁き」「明日」「影」「至日の祭」「さまよう私の想い」「炎の輪舞」と続いています。 この6曲全て「マドレデウスの日々」の収録曲ですね。 それはさておき、対照的な2曲が並んで収録されるのは別段珍しいことではないけれど、「海と旋律」と「船出」ほどインパクトのある取り合わせというのは……やはり思い浮かばない。 ところで「海と旋律」の原題は「羊飼い」。更にアルバムのタイトルは「存在」。 どちらも原題のままでは日本では売れそうにないですね。 「陽光と静寂」「風薫る彼方へ」なども同じことが言えますね。 |
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Re:邦題の謎 | 泉泰弘 | 99/02/26(金) 08:30 |
"O pastor"はそういえば「羊飼い」でしたね。僕にはpastorは「牧師」(あくまでプロテスタントであって、カトリックの「説教師」catequistaとは異なる)のイメージが強いもので・・・・
「羊飼い」は新約聖書では迷える人を導く人、あるいは「人の子」、つまりイエスを指しますから、それが転用されて「牧師」の意味になったのではないかと想像します。 ということで、原題の"O pastor"にも宗教的な意味合いというのはないのでしょうか。(「海と旋律」は持っていないのでわからない。) ちなみに、こんなこと書いていますが、僕は仏教徒です。 ところで「2曲でワンセット」を後方に押しやってしまった最大の原因は僕が作りました。申し訳ありません。ついでに、今のところ「世界で二番目に話題がバラバラな掲示板」が、本家を追い抜くようにみんなで努力しませんか。(コラコラ!) |
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発見!! | NINHA | 99/02/26(金) 16:12 |
はじめまして。NINHA(にーにゃ)です。
MADREDEUS大好き!です。 ネットをさまよってここを発見しました。 私は大学でポルトガル語専攻してました。 5年前のポルトガル留学中、ステイ先の近所にロドリーゴ・レアンが住んでいて、クリスマスにテレーザとロドリーゴに偶然会い、ロドリーゴの家でプラチナディスクを手に一緒に写真を撮った感激は忘れられません。 「O Espirito da Paz」ツアーでテレーザが歌った「七つの子」をその時一緒に歌いました。 MADREDEUS、RODRIGO LEAO&VOX ENSEMBLEのCDはポルトガルのみで発売された物も持ってます。 ポルトガルでは他に、Ala dos Namoradosも素晴らしいです。 リスボンで屋外コンサートを聴いて一聴き惚れしました。 そうそう、ANABELA、好きな人いませんか? 爽やかで優しくて、まるでリスボンを流れるテージョ川をゆっくり下っていくような心地よい歌です。 あと、向こうで気に入った歌手に、Filipa Paisというテレーザによく似た女性歌手がいます。 RODRIGO LEAO&VOX ENSEMBLEのアルバムにも参加していたと思いますが、残念ながら日本では彼女のソロCDは売っていません。 「テレーザがポルトガル民謡を歌ったらこんな感じ」 というイメージです。 ポルトガルのみならず、ワールドミュージックを探求しているNINHAですが、他にどんなのを聴いているか挙げてみます。 NOA(イスラエル) LAURA PAUSINI(イタリア) ORIGA(ロシア) EDYTA GORNIAK(ポーランド) VARIUS MANX(ポーランド) SHEILA MAJID(マレーシア) フェイ・ウォン(香港) もう一度、ヨーロッパに行って、色んな音楽を発掘してきたいと願っているNINHAでした。 サーバー故障につき、メールはしばらく使えません。 掲示板を閲覧するのは可能ですので、これからもお邪魔します。 どうぞよろしくお願いします。 |
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スバラシイ国際感覚! | osamu shu maeda | 99/02/26(金) 17:57 |
NINHAさん、こんちは。 いやいや羨ましい限りです。 それといろいろな情報、感謝です。 私もいろいろなワールドミュージックを発掘するのはとても好きです。NINHAさんとの共通点はNOAくらいかな。 いろいろあるもんですね〜。 これからもどぞよろしくです! |
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無題 | NINHA | 99/02/26(金) 22:19 |
再びこんばんは。NINHAです。
調子に乗ってNINHAのワールドミュージック大紹介はじめます。 初回は(当然)ポルトガルから。 MADREDEUSは皆さんご存知でしょうから、MADREDEUS以外の音楽を紹介します。 (ってここに挙げた歌手全員、みんなも知っている可能性もありそう) 1.Ala dos Namorados 去年ドラマ「聖者の行進」でこのグループのヴォーカルNunoの声を聞いた人もいるかと思います。あれは英語でしたが、ポルトガル語の歌の方がずっと素敵です。 妖しい雰囲気のカウンターテナーと渋い低音を自在に行き来する色気のある歌声。MADREDEUSよりファドっぽい民族色を感じさせつつ、ジャズのスパイスも効いた演奏。物哀しく微熱を帯びたメロディー。 一枚CDを買うなら「Por Minha Dama」がおススメ。 2.Anabela 緩やかな川をゆっくり下っていくような心地よく優しい声。 水面にキラキラと反射する午後の陽光を思わせる自然な演奏。 ファドに近い歌を歌っても「夜」のイメージじゃないのが不思議。 ほのかに混じる(なぜか)沖縄風のリズムも軽やかです。 CDは「Primeiras Aguas」が手に入ります。 休日の午後に聴くのがよいでしょう。 3.Andre Sardet ポルトガルにもこんな「爽やか系」ポップスがあったのねー、と驚くこと請け合いの男声シンガーソングライター。 その歌はポルトガルの夏のようにカラッと乾燥して暑すぎない。 軽快な演奏と、WHAM!時代のジョージ・マイケルを思わせる伸びやかな明るい声が魅力的。 日本で売っているCDは、「imagens」。 4.Dulce Pontes 彼女は来日もしたし、知っている人も多そうですね。 新世代のファドの歌い手です。力強い声ファド声と斬新なアレンジがミックスされ、その歌い上げっぷりは既に「女王」の貫禄あり。 CDは、「Lagrimas」を持っています。 5.Filipa Pais 彼女のソロは日本では売られていませんが、 これからポルトガルに行かれる方はぜひ彼女の最新CDを入手してみてください。 MADREDEUSのテレーザにそっくりの声で、古い民族歌謡を好んで歌っています。 イメージ的には2匹目のドジョウねらいの感もありますが、MADREDEUSが好きなら(特にテレーザの声が好きなら)一聴の価値はあります。 私がポルトガルで買ってきたのは「l'amar」というCDです。 その他、CDは持っていませんが、Pedro Abrunhosa(ペドロ・アブルニョーザ 綴りに自信がない)も本国では大人気でした。クールな低音でファンキーな歌を歌うひげ面のお兄様です。 以上、ポルトガル音楽紹介byNINHAでした。 気になる歌手がいたらぜひ、CDを探してみてください。 他に「こんな歌手もいるよ」ってのがあったらぜひ教えてくださいませ。 長くなりましてスミマセン。 P.S.次はイタリアにしようかな・・・。 |
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気になる歌手 | 加藤 浩司 | 99/02/27(土) 00:05 |
泉さんへ 羊飼いというのは聖書ではことあるごとに出て来る単語ですね。なぜなのかは全く知らないのですが……。 前にも書きましたが「海と旋律」の歌詞、わかるようでわからない。読むとなぜかドキリとさせられるんですけど。 最近あっちの掲示板の投稿者がここに異常なまでに対抗意識を持ってるんですよ。迷惑な話です。 NINHAさんへ 初めまして。投稿ありがとうございます。 「七つの子」を目の前で唄ってもらったんですか!?しかもタダで(笑)。 ワールドミュージックについては全然知らないんですよ。 Dulce Pontesは以前この掲示板で話題に上ったので名前だけは知っているんですけど。 気になる歌手……う〜ん、東尾修。 |
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羊飼い | ぐり | 99/03/01(月) 08:50 |
うろ憶えなんですが、めずらしくもクリスマスに教会に行った際、牧師さんの説教では、神の子が生まれるというしるしを、まず最初に羊飼いが見た。当時羊飼いというのは階級がとても低く、差別されている職業であったので、このことは大変意義深い。ちゅうようなお話でした。詳しいことは知りません〜スタタタタ | |||
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やっとつながったぜい! | 泉泰弘 | 99/03/01(月) 13:55 |
※加藤さんへ 昨日の晩から同時アクセスエラーばっかりで(今朝も昼までずっと)、もしかしたら「世界一呪われし掲示板」に変えた方が良いのでは、と一瞬思ったのですが、第2掲示板 に書き込もうとした時にようやく繋がりました。 さっき生協から電話があって、"Os dias da Madredeus"が届いたとのこと。早速受け取ってきて今聴いています。今一通り聞き終えたところですが、ものすごく気に入りました。明日、感想を書き込みます。 「あっちの掲示板」とは、「世界一話題が・・・・」ですよね。以前覗いたことがあります。別にどっちにも来て仲良くやればいいのにとも思いましたが、競争意識でアクセス数、投稿数が増えて好都合ではないかな、と思うのは無責任かな? ※NINHAさんへ はじめまして。最初はMINHAさんかと思いました。NINHAという発音からは、スペイン語のnin~aを連想してしまうのですが、ポルトガル語では確か「(幼い)女の子」はmeninaですよね。NINHAの意味は何でせうか? ところで、僕はスペイン語のポップス(特に中南米)は手当たり次第に買っています。他にフォルクローレも少し持っています。ポルトガル語ではブラジルが10枚ほど、ポルトガルはドゥルス・ポンテスが2枚、ミージアが1枚、アマリア・ロドリゲスが1枚、そしてマドレデウスが今日買ったのを入れて3枚です。(基本的に1アーティストにつきCD1枚しか所有しない方針なのです。その例外が2つもあるのだから、ポルトガル音楽は相当好きな部類に属するいうことになります。) あと合唱が好きなので、ブルガリアン・ヴォイス、グルジアン・ヴォイス、ロシアン・ヴォイスなどのCDを昨年買いました。ワールド・ミュージックといえば後はイタリアとフランスものが少々といったところですね。 「ワールドミュージック大紹介」、今後も楽しみにしています。AnabelaとFilipa Paisは買ってみようと思います(女声しか買わないのです。)2回目はイタリアということですね。僕はLaura PausiniとGiorgiaを持っていますが、どちらもまずまずといった評価です。 |
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アーメン | 加藤 浩司 | 99/03/01(月) 23:46 |
羊飼いは被差別職業でしたか、なるほど。
"Os dias da Madredeus"、私も少し感想など書いてみようかな、今度(笑)。 ところでオフ会まであと1週間。 都合の付く方、ご参加くださいませ。 |
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結局まとまっていないか | 泉泰弘 | 99/03/02(火) 08:50 |
メールから > ところで「マドレデウスの日々」はまだお聴きになってはいないでしょうか。 > 名曲揃いではあるけれど、録音状態のせいか伴奏のよさが今ひとつ伝わって来ない > のが惜しい所です。 今まで輸入盤を注文した場合、早くて1ヶ月、中には3ヶ月かかったものもありましたから、こんなに早く着いた(10日)ので驚いています。録音が悪いのは残念だ、クラシックのようにデジタル・リミックス技術を採用してみたらどうか、などと考えていたのですが、思っていたほどではありませんでした。大学の自分の部屋で聴いたので、同室者の迷惑にならないようヘッドフォンを使ったのですが、分離の良い録音(下手にこねくり回していない感じ)のためか生々しい臨場感が伝わってきました。 ただし、家で他のマドレデウスのCDと聴き比べてみると、さすがに音が痩せている感じですね。残響のほとんどないホールで聴いているような気分でした。サラウンドやエコーをONにすればある程度解決します。もっとも、そうすることが正しいのかは解りません。 とにかく、まず思ったのは「これぞまさしくテレーザの声」ということ。O espiritu da pazとの違いはあまり感じませんでした(危なっかしいところは多少ありましたが)。却ってあのテレーザの声をより好む人がいたとしても、ちっともおかしくないと思います。「変な話、テレーザの歌唱力があのまま全く進歩していなかったとしても世界的な支持を得ていたのではないかと思います。」(by加藤さん)に同感です。一方、楽器のサポートは非常に良かった。バロックの通奏低音のように低音楽器が音楽をしっかりと支えているのが特に印象的でした。(やはり低音は大切ですね。)録音のせいか、声と器楽のバランスの良さは以降の作よりも強く感じたのです。また器楽曲はみないい出来でしたね。(ちなみに僕がギターの音から聴いたのは、あれはクラシックギターの音であるということです。曲によっては爪を付けて弾くなどして音色を変える工夫をしています。確かにO espiritu da pazのギターとは違う感じですが、マイクの位置やミキシングの違いによると思います。) ということで期待していた通り、いやそれを大幅に上回る出来だったのですが、唯一テレーザの容姿には大いに驚かされました。髪型だけでなく目つきからも、まるで別人28号のように思いました。ところで、Maria Teresaは短縮形でMaresa(マレーザ)と呼ばれていたのでしょうか?(スペイン語ではMaria Helena→Malena、Maria Isabel→Marisaとなる。) まとめると、曲のつくりと歌唱は以降の作品ほどこなれていないにせよ、それを補って余りある初々しさを感じました。というより、器楽アンサンブルはあの時点で既に一流と言える程に完成していた、あとはテレーザの声の熟成を待つだけだったのだと言うべきかもしれません。(ブラームスでいえば交響曲第1番レベルには達していないかも知れないけれど、ピアノ協奏曲第1番の完成度には十分仕上がっている感じかな。)あと、曲には後の作品からは失われた感のあるローカル性を意識しましたね。(フォルクローレも聴く僕としては、却ってこのローカルな部分が心地よいところがあります。)逆に言えば普遍性を帯びたために、国際的人気を獲得したのでしょうけど。あの作風のままだったらヨーロッパはともかくとして、日本での知名度はかなり低くなっていたのではないかと思います。 以降は全く感覚的なことを書きます。以前、O espiritu da pazは宗教的な感じを受けるが、O paraisoはまるで宗教歌曲から世俗歌曲にシフトしたような印象を受けるというようなことを書きましたが、Os dias da Madredeusもやはり世俗的な感じです。ただ、こちらの方からは何か港に一人で立っている時の寂しさというようなものを感じたのです。(O paraisoから感じたのは「大地(しかもそれほど高くない植物が生えている)」でした。)冒頭の独奏曲が典型的ですが、アコーデオン(音色や写真で見た感じではバンドネオンに思える)の響きがタンゴを思わせるために「港」を感じたのかもしれません。(そうでない曲もいくつかありましたが・・・・・)あるいは、Os dias〜は「海岸を吹く風」、O paraisoは「草原を吹く風」かな。 ※NINHAさんへ よろしければAnabelaとFilipa PaisのCDのメーカと番号を教えて下さい。海外にある2つの通販のHPで捜しましたがnot foundでした。(いつも、そこで番号を調べて生協で注文するのです。)もっとも日本での入手は難しいかもしれませんね。 |
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ソーメン | 加藤 浩司 | 99/03/03(水) 00:38 |
「Os dias da Madredeus」を聴いていると、テレーザがとても楽しんで唄っているように感じます。
「A Sombra」などで特に際立っている伸びやかさ、艶やかさは実に心地よいものです。 同時に自分の「唄」を探して手探り状態で唄っているようにも感じられます。(聴いていて正直「おや?」と思う箇所もないではありませんでした。) それだけに今の彼女の唄の深みには遠く及ばないけれど、反面心底音楽を楽しんでいる様子が覗えて、今のマドレデウスとはまた違った感動があるように思います。 (そういった趣向のアルバムも出してほしい気がします。) 泉さんが高く評価する伴奏の良さがわからなかったのは、私の耳が肥えてないせいかも知れません。更に聴きこんでみたいと思います。 ギターはクラシックギターの音だとのこと、ありがとうございます。 それはそうと、シンセサイザーの音が殆どわかりませんでした(笑)。 |
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炎と緑 | 泉泰弘 | 99/03/03(水) 09:21 |
大江健三郎氏と1996年に亡くなった世界的大作曲家(日本ではあまりにも知名度が低いが)武満徹氏の対談集「オペラを作る」の中から抜粋します。大江氏はアイルランドの詩人、イェーツがインスピレーションを受けて(イェーツ自身は“ヴィジョン”を見たと言った)書いた詩について説明します。
・・・・・一本の木があって、それはいちばん上の枝から下までずっと、半分はギラギラ光る炎で包まれているが、半分は露で濡れた葉の密生した葉叢(ようそう)がある。この木の半分は炎、半分は緑で、それが全体をなしている。そしてどうもこれが人間というものを表している、この世界も表しているという詩です。 この詩について、イェーツがガールフレンドのシェイクスピア夫人という人に手紙を書いている。自分がある日歩いていたら暗い森の中でバラの匂いなどがしている、その瞬間にずっと前から考えてきたことが一挙にヴィジョンとなって目に見えたというのです。それは片方は炎で片方は露に濡れている緑の木であった。 炎のほうは、天上に向かう思考とか、精神とか、魂とか、形而上学とか、救いというものを表していて、緑の方は僕たちが現世に生きていること、欲望とか、肉体とか、愛とか、女性とかいうものを表している。それが一緒になってひとりの人間を表しているし、現世をも表している。世界というのはそういうものなのだということを、自分ははっきりヴィジョンとして見たというのです。 マドレデウスのアルバムは、まさにこの炎と緑を行ったり来たりしている感じですね。(結局これが言いたかった。)次はどっちかな? ※加藤さんへ シンセサイザーの音は部分的にしか入っていないような感じですね。ただし、非常に効果的に使われていたと思いました。 |
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ラーメン | 泉泰弘 | 99/03/03(水) 15:13 |
今頃になって気が付きましたが、ギターの音色は弦の材質の違い(ガット、ナイロン、スチール)によって大きく変わってきます。Os
dias〜はナイロン弦、O espirito
〜(これまでスペイン語のespiritudとごっちゃになってuで終わらせていた、これもおバカ)はスチール弦(ひょっとしたらガット弦)ではないかと思います。もっとも、ギターは全く弾かないので自信は全然ありません。間違ってたら笑ってやって下さい。
いつも「古楽器オケは現代オケと比べて」などとエラそうに言っているクセに、こんなことに思い至らないなんてお笑い草だな、全く。 |
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OBRIGADA! | NINHA | 99/03/04(木) 00:58 |
こんばんは。 NINHA@オフ会に参加したい!けど仕事が・・・です。 泉康弘さん、レスをありがとうございます。 まずCDに関する情報です。 Anabela「Primeiras Aguas」 輸入元 東京エムプラス PE51.027 Filipa Pais「l'amar」 Strauss ST0022020242 Anabelaの方は、日本でもHMVなどで手に入ります。 ちなみに「NINHA(ポルトガル語読みでにーにゃ)」は、私が何となく語感が好きで付けただけで特に意味はありません。 ネコが好きなので、ネコっぽいイメージで考えてみました。お気に入りの名前です。 「マドレデウスの日々」は、私、かなり前にマカオで買ったのですけど、演奏、歌の素朴な初々しさと、楽曲の美しさの微妙なアンバランスが素晴らしく、特に「A Cantiga do Campo」、「A Vaca de Fogo」などは、ぜひライブで聴いて(熱狂して)みたいと切に願っております。 加藤 浩二さんへ レスありがとうございます。 私は色んな国で「今流行っている」音楽を聴くのがとても好きです。 これからもちょくちょく書き込みますのでどうぞよろしくお願いします。 |
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VOCE | NINHA | 99/03/04(木) 00:59 |
NINHAのワールドミュージックの旅、、
今回はイタリアに行ってみましょう。 1.Laura Pausini 泉 康弘さんもご存知のようですが、ヨーロッパで大人気のイタリアの若き歌姫です。 伸びやか、朗らか、爽やか。イタリア語の明るい響きと、思わずカタカナに変換して口ずさんでしまう正にポップスの王道たるメロディー。そんな彼女を「売れ線狙いすぎ」と批判するイタリア通が多いようですが、要はそれほど彼女の歌が素晴らしいということ。嫌みのない素直な歌唱に打ちのめされること間違いなしです。 おススメCDは、「Le Cose che Vivi」 2.Lisa 繊細で優美、でも意外な強さを併せ持ったコスモスのような女性歌手。 若干の未熟さを残しつつも、丁寧な歌いまわしは、ピアノ伴奏にとても合う。 Lauraのように、一聴して耳に残るような親しさではないのですが、その曲は聴き込むほどにじんわりと染みてきます。バラードが特に逸品。 サンレモ音楽祭で3位に入賞したこともあり、日本では「lisa」というCDが売られています。 3.Petra Magoni ジャケットは妙に大人っぽいけれど、中の写真を見る限りまだ10代半ば、といった女性シンガーソングライター。 いかにも「腹式呼吸」なしっかりとした声、そのメロディーはどことなく懐かしさを感じます。刺青なんか入れて(イタリアの女の子の間では普通だけど)、ちょっと背伸びした風情もキュートです。CDは、「Petra Magoni」が手に入ります。 4.Irene Grandi クールでカッコイイ「お姉さま」。ちょっとハスキーな声、横乗りグルーヴィーな曲調、南欧女性の強さとしたたかさを感じさせる所が今まで紹介したイタリア女性歌手と一味違う所。 「Per Fortuna por Troppo」というCDが日本でも売られています。 5.Antonella Ruggiero イタリアでかなり昔から活動している「マティア・バザール」というバンドの元ヴォーカル(女性)。アンビエントで不思議なメロディーを軽々と歌いつつ、「あまり真面目に歌ってなさそう」な雰囲気を漂わせる所がタダ者でない。 私は「registrazion moderne」というCDを持っていますが、前衛的な曲と、伝統的な曲調が入り交じってなかなか面白いです。 私は今の所、イタリアものは女性歌手しか持っていないのですが、男性歌手ではエロス・ラマゾッティや、アンドレア・ボッチェリ、男性アカペラグループ(名前を忘れてしまった)も注目しています。 次回はロシア・東欧です。お楽しみに。 |
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アンドレア・ボッチェリは素晴らしい | 泉泰弘 | 99/03/04(木) 08:19 |
CD番号、ありがとうございます。早速注文してみます。
アンドレア・ボッチェリのロマンツァは持っております。(僕の頭の中ではクラシックCDと認識しているので、女声じゃないけど買った。)とてもよくできたアルバムですね。「カルーソー」がとても好きです。(パヴァロッティよりも良いと思う。)ただ最後の曲、ヨーロッパで800万枚以上売ったという「Time to say good-bye」、確かに名曲ですが、サラ・ブライトマンの声がちょっと鬱陶しい。オペラだと思うと下手だし、ポピュラーだと騒がしい。要するに中途半端な上手さなんですね。 今思いつきましたが、ボッチェリとテレーザのデュオの曲ってリリースされないかな。(あと、メカーノのアナでもいいな。) なお、僕の名前は泉泰弘です。よく間違えられるんです。(変換しても出てこないし。) |
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調査報告 | 泉泰弘 | 99/03/05(金) 12:24 |
以前にもスペインのグループ、メカーノでやって、ある掲示板で発表したことがあるのですが、マドレデウスのCDに収録されている曲の調性を調べてみました。
そうすると、Os dias〜では調がバラバラ(長調7曲、短調8曲)で特定の傾向を見つけるのは不可能でした。これは、マドレデウスが自分達の音楽を模索していた黎明期にあっては当然のことかも知れません。 ところがO espirito〜では、イ長調のConcertinoの後、Tres Ilusoesの第3曲Amargura(トラック11)以外は全て短調、しかもロ短調からホ短調の間に収まっています。このことによって驚くほどの統一感を生み出しているのですが、反面後半はやや単調に聞こえることの原因ともなっている(こんな事書くと怒られそうだが)のもやむを得ないことかも知れません。 そして、O paraisoでは再びバラバラ(長調6曲、短調8曲)。しかもこれまでに無かった変ホ長調やロ長調の曲があり、彼らが再び新しい世界に踏み出そうとしていると勝手に解釈しております。 ところで、Os dias〜とO paraisoでは、ポピュラー音楽ではあまり使われないのではと思っているホ長調の曲が2曲ずつありました。(シャープが4つも付くので演奏するのは楽ではありません。クラシックでもブルックナーの7番とか、ショパンの練習曲の第3曲「別れの曲」ぐらいで、他に印象に残る曲は知りません。) ホ長調は、半音高いヘ長調(「田園」など)ほど明るくなく、かといって半音低い変ホ長調(「英雄」「英雄の生涯」など)のような堂々とした感じも与えません。要するに曖昧な調性という印象を受けるのです。 O paraisoの第1曲、Haja o que Houverが明るい曲ながらも少し暗い陰を感じさせるのは、このホ長調という調性が大きな要因であると思います。マドレデウスの音楽の魅力を解く鍵、それがホ長調にあるのではないか、とまあこんな事を考えたのです。 (そういえば明るいヘ長調は1曲もなかったなぁ!メカーノでは一番多い調性で、「メカーノにはヘ長調が一番よく似合う」という結論を導いたのですが・・・・) |
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南米もイケてるよねっ! | NINHA | 99/03/05(金) 21:01 |
こんばんは。NINHAです。
泉泰弘さんへ。 名前を間違えてしまってスミマセンでした。 音楽そのものについても、ずいぶんと詳しいですね。 南米在住経験有とのことで、南米音楽もお好きのようですね。 メカーノといえば、Ana Torroja。 「puntos cardinales」というCDを持っていますが、 洗練されすぎないところがラテンっぽい。 ウィスパーヴォイスがかわいらしいです。「flor carnivora」という歌が好き。 Ana Gabrielとは、ベレーザのことでしたっけ? 私は南米には行ったことがないのですが、ブラジルに行ってみたい! また、ブラジル音楽にも興味があります。 Monica、Anna Caram、Fernanda AbreuのCDを持っています。 特にMonicaはお洒落なクラブ風ボサノバで、お気に入り。 私はポルトガル語に慣れているせいか、 スペイン語の歌を聴くと、なんとなく背中がこそばゆい感じがします。 「似てるんだけど、何か違うーっ」って、もどかしく思うのですね。 そんなこと、ありませんか? それでは、また・・・。 |
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239 |
Re:南米もイケてるよねっ! | 泉泰弘 | 99/03/05(金) 23:22 |
メカーノといえば、Ana Torroja・・・・ですが、やはり彼女の魅力はソロアルバムの「puntos
cardinales」よりも、「Descanso Dominical」「Aidalai」の2枚で遺憾なく発揮されていると思います。Anaの声はCano兄弟の曲で歌ってこそ価値がある、つくづくそう感じます。(しかし、再結成後の「Ana/Jose/Nacho」の出来はイマイチで、ガッカリした。)
>Ana Gabrielとは、ベレーザのことでしたっけ? いえいえ、全く別人です。彼女のCDは国内盤は出ていないけれども、10枚以上の輸入盤が出ています。・・・・ハスキーな声なので、好き嫌いがはっきり出ると思います。 > 私はポルトガル語に慣れているせいか、 スペイン語の歌を聴くと、 >なんとなく背中がこそばゆい感じがします。 スペイン語は歯切れが良いということで、親しみを感じる日本人が多いということですが、反面当たりがきついという欠点も持っています。ポルトガル語は、本当に暖かい感じの響きが素敵ですね。もっとも聞き取りにくくて手強いですけど・・・・・・ |
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240 |
オフ会は明日です | osamu shu maeda | 99/03/07(日) 20:50 |
さ〜て、みなさん、オフ会は明日です。
来てくださいね。 3月8日(月) ちょっと早くなって19:30くらいからスタートできそうです。 新橋蛇の目寿司 3431−4745 三田村さんという方がいますので前田と言っていただければわかります。 烏森口改札(JR)から右に出ると、新橋西口商店街(角がキムラヤ)があります。 その商店街を入って2件目右側です。 では! |
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まさしくオフ会 | 加藤 浩司 | 99/03/07(日) 23:10 |
maedaさん、段取りありがとうございます。
いつの間にやらオフ会が明日に迫りました。 参加者の皆さんは持ち物を今一度チェックして下さい。 1.弁当 2.水筒(ジュース不可) 3.ハンカチ 4.チリ紙 5.エチケット袋 6.おやつ(300円以内) 7.弾薬 |
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謎が謎を呼ぶ | 泉泰弘 | 99/03/08(月) 08:11 |
マドレデウスを解く鍵はホ長調であるともっともらしい事を書きましたが、自信が無くなってきました。実は、カラヤン&BPOのブルックナーの7番とほとんど同じピッチだったのでホ長調と判断したのですが、よく考えるとBPOは世界中のオーケストラで最も高いピッチを採用していますからね。やはり、マドレデウスがわざわざ演奏しにくいホ長調で演奏したとは考えにくい。しかし、あれがヘ長調だとするとかなりピッチを低めに設定しているということになります。マドレデウスの音楽の秘密はむしろこちら(調弦の低さ)にあるのかもしれませんね。(謎が謎を呼ぶ) | |||
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無題 | ひかる | 99/03/08(月) 23:55 |
皆さんお久しぶりです。 加藤さん。先日はいろいろありがとうございました。 ビデオお借りしたまま夜逃げしたわけではないのでご安心ください。すみませんちょっと仕事が立てこんで。確定申告もまだしていない。フリーなので全部税金戻すつもりなんですが。 先日みなさまにご教授頂いた通り、陽光と静寂GETしましたです。 う、うつくしい・・・・(:_;)(:_;)(:_;) スペインやポルトガルの映画って見たことないので、私の頭に思い浮かぶのはイタリア映画です。 ことに、3年ぐらい前に話題になった、詐欺師のお話(映画オーディションと偽り有料写真をとっては各地を転々としている男と、だまされてついてくる可憐な女の子の物語・・・説明ヘタですねー。私、ライターなんですが本当かしら??) でも、海と旋律に比べるとややあっさり味な感じもします。 それは、楽器構成がかわったからでしょうか。とにかくいいです。 |
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お疲れさまでした! | osamu shu maeda | 99/03/09(火) 01:18 |
今日のオフ会は思ったよりこじんまりでしたが、加藤さん、北澤さん、お疲れさまでした。
日本での、というより世界規模での(ちょっと大袈裟)オフ会は今回が初めてだったので、これを機会にもっと積極的なアプローチを世界に向けて発信しましょう。 NINHAさん、次回、是非ご参加ください! 引き続き、ワールドミュージックシーンのご紹介をよろしくお願います。 また、東京だけにとどまらず、日本各地での催し物もこれから期待できるところです。(と私は睨んでいます) これからも加藤さんを中心に、ワールドワイドな活動を興しましょう! では! |
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re:お疲れさまでした!(ゴミ) | f.h | 99/03/09(火) 01:35 |
お、早い投稿。楽しかったようですね。
加藤さんは酔っ払って眠いから明日投稿するといって逃げましたが(笑)。 ところで、エチケット袋ちゃんと使いました? むろん加藤さんの頭を覆い隠すのにですが(^O^) |
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re:お疲れさまでした! | yu-gon | 99/03/09(火) 01:44 |
先程無事帰宅いたしました〜。
大変楽しいお話をすることができて、いいオフでした。 maedaさんがこんなに面白い方だったとはうれしい発見です(^ ^)。 次回はもっとたくさんの方が参加できるといいですね。 楽しみにしています。 今回はおやつ代が300円をオーバーしてしまい、 加藤隊長におこられてしまいました。 そうそう、バナナはおやつですか?(←やはりお約束はやっておかないと) |
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Milvaを忘れてた! | 泉泰弘 | 99/03/09(火) 08:31 |
イタリア人歌手としてLaura
PausiniとGiorgia、それにBocelliを挙げて大ベテランのMilvaを忘れてた。何という迂闊さ!もっとも彼女は「イタリアのミルバ」ではなく「世界のミルバ」ですが・・・・
「タンゴの破壊者」ピアソラは彼女のために歌曲を作っています。彼女に匹敵する歌唱力を持った歌手がタンゴ界に見つからなかったからだ、ライナーノーツにはそう書かれています。というより、ミルバがいたからこそ滅多に書かない歌曲をピアソラが書く気になったのだと思います。 現在世界を見回しても、アマリア・ロドリゲスの域に達している(上手い下手を超越しているという意味で。彼女の声はダミ声というより、はっきり言えば悪声)と僕に思わせる数少ない歌手の1人です。 だだし、彼女の歌で一番好きなのはドイツ語曲なんですねー しっかし、ホントに楽しかったみたいだなー・ |
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騙された! | 泉泰弘 | 99/03/09(火) 18:59 |
・・・という訳ではありませんが、シャルロット・チャーチという少女の新譜「天使の歌声」をタイトルにつられて買ってしまいました。イギリスではえらく売れたアルバムだそうです。ウェールズの伝承曲など、お国ものでは結構聴かせてくれました。しかし、やはりヘタだと思った。しつこくないので聞き流すには丁度いいと思ったが、危なっかしいのでハラハラしてしまう。また、しつこくないのは他に古学のソプラノがいくらでもいるしなぁ。
しかし、もちろん12歳としてはヘタどころか信じられないレベルに達している。どうかこのまま順調に成長していって、スカラ座で「蝶々夫人」を歌うという夢を実現して下さい。 これが我が国でも何万枚(クラシックでは大ヒットとされる)も売れるのかは解らないけれど、買った人もそれに止まらず、例えば1曲目のロイド・ウェバー(「キャッツ」などの売れっ子作曲家)のレクイエムの「ピエ・イエズ」は、バーバラ・ヘンドリックス(黒人ながらそんなにくどくない、僕が大好きなアメリカ人ソプラノ)のベスト盤に入っている同曲と聴き比べるとか、全曲盤(ドミンゴやウェバー前夫人のサラ・ブライトマンがソリスト)で聴いてみるなどして欲しいと思うのですが、全く大きなお世話ですね。 ただ、やはり「天使の歌声」はいくら噛んでも味は出ませんよ。もっと噛み応えのある音楽を味わってみませんか?そう考えるとマドレデウスなんかいいかもよ。(ここで言って何になるんだ?!) |
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誰がダチョウじゃ | 加藤 浩司 | 99/03/09(火) 23:04 |
オフ会、よかったですね。 初めは殆ど会話にならなくて辟易しましたけど、私がフィリップさんの英語に慣れたというより彼が易しい英語で話すのに慣れたようで、お喋りを満喫することができました。 また、何よりも大きな助けになったのはmaedaさんの達者な英語です。 品川でフィリップさんと別れましたが、見えなくなるまで(と言ってもすぐ見えなくなりましたが)手を振ってくれました。 段取りをして下さった前田さん、参加して下さったyu-gonさん、飛び入り参加されたフィリップさんのお知り合いの小林さん(笑)、ありがとうございました。 他にもいくつかご報告することがありますので、追々投稿しようと思います(「前橋謎の日本料理」「テレーザ悪筆疑惑」等々)。yu-gonさんとmaedaさんもよろしく頼みます。 尚、これからの活動の中心となるのは私ではなくmaedaさんです(逃亡)。 追伸1 おやつの金額はあくまで税込価格で計算するので315円は明らかに違反です。 それよりも水筒にポカリスエットを入れて来るとはなにごとですか。 バナナはおやつには含まれませんが、弁当にクサヤノヒモノを持って来るのだけはやめていただきたかったです。 エチケット袋と弾薬の準備を忘れたのは私なので、そのことについては素直に謝ります。 追伸2 NINHAさんへ 電話でのオフ会参加ありがとうございました。 その手があったか! 追伸3 ひかるさんへ 「陽光と静寂」いたくお気に入りのご様子で嬉しい限りです。怖いでしょう(笑)。 このアルバムはとにかく透明なんですよね。その点では情念を搾り出すような曲(唄)の多い「海と旋律」とは対照的ですね。 楽器編成に大きな違いはありませんから、両者の違いはやはり曲想そのものの違いによるものでしょうね。 尚、「陽光と静寂」の読みはやはり「ひかりとせいじゃく」が正解だとのことです(by yu-gonさん)。 |
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250 |
DOS/V用キーボード | Ando | 99/03/11(木) 16:11 |
「オフ会」はどうしても時間が取れなくて不参加に
なってしまいました。所謂、Y2K対応です。この
ためユーザの所で「缶詰状態」でした。 ところで、私の愛読書「PC WAVE4月号」に DOS/V用キーボードの広告を発見しました。 「復活!外国語キーボード」とあり、ポルトガル語,スペイン語配列等を取り揃えてあるそうです。 さてさて、如何なものでしょうか? コムサテライト http://www.mscom.or.jp/~com.net TEL 03−5297−8817 |