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マドレデウス新メンバー加入(後に誤報と判明)
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加藤 浩司 99/06/15(火) 00:18
ボーカリストとしてルイ・マシャードが加わりました。
テレーザの旦那さんです。
楽器編成の変更は予想してましたがまさかボーカリストが加わるとは。
また「夜明け」や「盗人」が聴けるということですね。
yu-gon 99/06/20(日) 22:29
おお〜っ、ヴォーカルが加わるとは...。
これで私の大好きな『祈り』が生で聴ける日も近いかも(^
^)。
加藤 浩司 99/06/21(月) 00:04
新曲も楽しみだけど、今までの曲がどんな風に演奏されるかも興味津々です。
例えば「海と旋律」にバックコーラスが入るとか、所々サブ・パートが唄われるというような……。
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ケルン・コンサート |
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ぐり 投稿日:99/06/23(水) 05:25
(キース・ジャレットみたい、タイトル(笑))
20日にケルン・フィルハーモニーでのマドレデウスのコンサートに行ってきました。3ヶ月も前から券を買っていた私たちは、前から3列め、ド真ん中。テレーザが真ん前、7−8mの所で歌っている、という夢のような席でした。肉声が聞こえるくらい。
目が合いそうで、身動きできませんでした。
大きな会場でしたが、満員。正装のお客さんが多かった。
私、メンバーの名前も曲名も分からないんですが(^^;☆\(-_-)ばし
ギター2台、キーボード1台の楽器編成で、聴いたことない曲が3曲ありました。50分で休憩1回、アンコール2回、4曲。
アンコールの時は、お客からリクエストが飛んで、メンバー顔を見合わせて笑って迷ってました。
それにしてもテレーザは1点の曇りもなく美しい...神々しくてマリア様みたいでした。いまだ余韻に浸っています。
加藤 浩司 投稿日:99/06/23(水) 23:46
ご報告ありがとうございます。
羨ましい……。
ドイツではパンフレットを販売していなかったそうですが、曲目の書かれた紙も配られなかったのでしょうか。
ところで楽器編成にはベース(F・ジュディス)も入っているはずですが……。
リスボン行けるかなあ。
f.h 投稿日:99/06/24(木) 00:14
>リスボン行けるかなあ。
ある日の銀ちゃんさんとの対話
「8月にリスボン?」
「おい、バカンスシーズン真っ盛りだよ」
「料金は高いし、宿だって取れるか分からんぞ」
けけけ
加藤 浩司 投稿日:99/06/24(木) 00:22
うるちゃ〜い。
宿はフィリップさんが何とかしてくれる……はず。
f.h 投稿日:99/06/24(木) 00:29
>宿はフィリップさんが何とかしてくれる……はず。
あてにしていたものが、かなわなかった時ほど不幸なものはない(^O^)
:-p)
加藤 浩司 投稿日:99/06/24(木) 00:35
↑参加者一同で百叩きにしよう。
f.h 投稿日:99/06/24(木) 00:41
>参加者一同で百叩きにしよう。
ちゃんと実行したらね(^O^)
運が悪かったら、通常価格の1.5倍の出費になるでしょな
:-p
加藤 浩司 投稿日:99/06/24(木) 01:34
↑参加者一同でしばり首にしよう。
f.h 投稿日:99/06/24(木) 01:51
いずれにせよ、こちら側からもきちんと準備するべきでしょう。
ま、ごくあたりまえの常識ですが。
自分の事は自分で!
加藤 浩司 投稿日:99/06/24(木) 01:59
日程が決まってないので身動き取れんのでしゅ。
当然参加人数も不確定。
フィリップ氏を百叩きにしますか。
ぐり 投稿日:99/06/25(金) 02:39
わーベース書き忘れました☆\(-_-)ばし
f.hさんついに復活???!!
加藤 浩司 投稿日:99/06/26(土) 23:03
そうだ、ひとつ聞き忘れてました。
客席の拍手のタイミングはどんな感じでしたか?
曲が鳴り終わる前に拍手をするリスボンの聴衆に抵抗を覚える私としてはちょっと気になってしまいました。
フランスではやはり鳴り終わる前に拍手が起こるそうです。
ぐり 投稿日:99/06/28(月) 03:11
終るちょっと前です<タイミング
口笛ピーピー吹く人すらいます。口笛はねぇ。アンコールでは、リクエストを叫んでたりしました。でも、最後総立ちで拍手はよかったです。いい観客でしたよ。
加藤 浩司 投稿日:99/06/29(火) 00:15
私みたいに「せっかくのライブ、隅々まで聴かなきゃもったいない!」なんて考えるのは少数派なのかも知れませんね。
マドレデウスなら「拍手なしコンサート」というのも一興かと思います。
でも後味のいい幕切れだったようでなによりです。
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ケルン・コンサート |
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ぐり 投稿日:99/06/23(水) 23:35
(キース・ジャレットみたい、タイトル(笑))
20日にケルン・フィルハーモニーでのマドレデウスのコンサートに行ってきました。3ヶ月も前から券を買っていた私たちは、前から3列め、ド真ん中。テレーザが真ん前、7−8mの所で歌っている、という夢のような席でした。肉声が聞こえるくらい。
目が合いそうで、身動きできませんでした。
大きな会場でしたが、満員。正装のお客さんが多かった。
私、メンバーの名前も曲名も分からないんですが(^^;☆\(-_-)ばし
ギター2台、キーボード1台の楽器編成で、聴いたことない曲が3曲ありました。50分で休憩1回、アンコール2回、4曲。
アンコールの時は、お客からリクエストが飛んで、メンバー顔を見合わせて笑って迷ってました。
それにしてもテレーザは1点の曇りもなく美しい...神々しくてマリア様みたいでした。いまだ余韻に浸っています。
ぐり 投稿日:99/06/23(水) 23:37
あれーリフレッシュボタン押したら二重投稿になってしまいました。管理人様、お手数ですが削除お願い致します(--;;;;
加藤 浩司 投稿日:99/06/23(水) 23:42
やだ!
f.h 投稿日:99/06/24(木) 00:10
>(キース・ジャレットみたい、タイトル(笑))
四半世紀前(!)の名ライヴ(^_^)(知っている人は知っている)
ぐり 投稿日:99/06/25(金) 02:41
いけずーー。コンサート会場では、曲目とかも全然配られず。
加藤 浩司 投稿日:99/06/25(金) 23:19
なんと残念。
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初めまして |
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keino 投稿日:99/06/29(火) 09:53
僕は名古屋でクラシックギターの演奏活動をしています。
ギターを始めるきっかけになったのが、マドレデウスの「海と旋律」でした。今回たまたまこのホームページを 見つけ、書き込まずにはいられませんでした。
僕も仲間にいれてください!よろしくお願いします。
加藤 浩司 投稿日:99/06/29(火) 23:40
keinoさん、いらっしゃいませ。
「みゅうじしゃん」ですか!
シリアスなお話からおバカな話題まで、投稿大歓迎です。
これからもよろしくお願いします。
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O Porto |
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加藤 浩司 投稿日:99/07/02(金) 01:21
イタリアのLudovico Cademartiri氏のサイトが大幅更新されました。
オフィシャルサイトは更新も殆どなく、数ヶ月前に麻痺したメーリングリストも依然として復旧されないまま。
(今アクセスできなかった。まさか……。)
実質的にはこの"O Porto"がオフィシャルサイトとなっています。
表示に時間は掛かりますが内容は実に豊富(テレーザやペドロのインタビューなど)、構成も非常に凝っています(凝りすぎてよくわからない)。
http://members.tripod.com/~corvinus9/
ところで次回のオフ会ですが、7/31,8/1,8/7,8/8あたりを候補に考えています。
興味のある方はお問い合わせ下さい。 |
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こんにちは! |
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Yuko 投稿日:99/07/02(金) 03:14
スイスに住む日本人です。何年か前渋谷のBunkamuraであったマドレデウスのコンサートに友人に連れられ行ったのが彼らを知ったきっかけでした。こちらに来てからも教会の建物でコンサートを行ったなど時々耳にしていましたが、実際に足を運ぶまでのチャンスがありませんでした。先日やっとジュネーブの小さなホールでのコンサートに行きました!数年前と変わらずとっても素晴らしかったです。
メンバーのことなど詳しくはわからないのですが、以前はコントラバスの人がいたような覚えがあるのですが気のせいでしょうか??
加藤 浩司 投稿日:99/07/02(金) 07:41
Yukoさんいらっしゃいませ。
スイスにお住まいですか。
ヨーロッパはマドレデウスのコンサートが日本に比べて頻繁にあって羨ましい限りです。
メンバーですが、結成当時はチェロ奏者がいました。
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www2.odn.ne.jp/koji/madtra.htm
http://www2.odn.ne.jp/koji/madcd1.htm
今後ともよろしくお願いします。
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ついにミージア来日公演 |
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平沼 投稿日:99/07/04(日) 22:56
加藤さん皆さんこんにちは。私の追い求めていたファド歌手ミージアの来日コンサートがついに決定となりました。
9月16日(木)・17日(金)18時30分開場、19時開演。場所は、Bunkamuraシアターコクーン。料金は、6,500円(税込/全席指定)です。詳しくは私のホームページをご覧下さい。興味のある方、是非、行きましょう。
加藤 浩司 投稿日:99/07/04(日) 23:59
平沼さん、情報ありがとうございます。
ファドはまだ月田秀子さんのコンサートで1度聴いたきりですが、都合が付いたら行こうと思います。
……というより、いっそ、この日に小さなオフ会やってもいいかも知れませんね。
ミージアをダシにマドレデウスオフ会というのもちょっとケシカランような気もしますが……。
あ、それから平沼さん、ホームページのアドレスがまた違ってますぜ。
http://member.nifty.ne.jp/HIRANUMA/index.html
Soh 投稿日:99/07/09(金) 03:33
加藤さん、一緒に行きましょうよ
加藤 浩司 投稿日:99/07/09(金) 23:50
うむ。
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著作権情報:CDの複写 |
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加藤 浩司 投稿日:99/07/07(水) 23:05
7/7朝日新聞朝刊「モノわかりのいい話」にこんな記述がありました。
「音楽CDの場合は、家族や友人で自由に貸し借りし、テープやミニディスク(MD)に録音するのは自由、とされている。」
知らなかった!!
ではネット上ではどうなるのでしょう。
掲示板やメーリングリストで「コピーしてあげます」「コピーさせて下さい」というのはダメ、個人的なメール交換で頼むのはあり、ということになるのでしょうか。
著作権MLで聞いてみます。
加藤 浩司 投稿日:99/07/08(木) 23:11
詳細は省きますが概ね上記の解釈で問題ないようです。
親しい間柄であればよいということみたいです。
著作権法第30条
「著作権の目的となっている著作物は、個人的に又は家族内その他これらに準ずる限られた範囲内において使用することを目的とする場合には(略)複製することができる。」
ところで今日は何ヶ月ぶりかに(こればっかり)「風薫る彼方へ」を聴きました。
同じアルバムでも聴くたびに感じ方は微妙に違うものだけど、今回は「夢」で全身の毛が逆立ちました。
ぞわっと。
f.h 投稿日:99/07/09(金) 23:34
>「音楽CDの場合は、家族や友人で自由に貸し借りし、テープやミニ
>ディスク(MD)に録音するのは自由、とされている。」
正確に言えば家族内であっても『家』内に限ると解釈すべきでしょう。
>掲示板やメーリングリストで「コピーしてあげます」「コピーさせ
>て下さい」というのはダメ、個人的なメール交換で頼むのはあり、と
>いうことになるのでしょうか。
当然ながら場所は変われど『ご法度』ですね。
日本という国は先進国のわりには著作権とかに無頓着な国として外国では認識されているそうです。
加藤 浩司 投稿日:99/07/10(土) 01:00
「著作権の侵害=万引き」といった認識が必要でしょうね。
いわゆる「著作権先進国」というとどこがあるのでしょう。
アメリカなどは進んでいるのでしょうか。
イタリアの某サイトなどはひどいですけど(笑)。
加藤 浩司 投稿日:99/07/10(土) 01:12
パソコンソフトに比べてCDの複製の規制が緩いのは、複製によってファンが増えればコンサートによる収益増加が見込まれるからだそうです。
yu-gon 投稿日:99/07/10(土) 21:28
う〜ん、とは言っても...
今のCDの販売サイクルって結構短いですよね。
ちょっと気を抜いていると、すぐ廃盤になってしまったりして...。
すごく人気があって、確実に再プレスが望めるアーティスト以外のCDは中古市場をあてにするしかなかったり。
よい音楽なのに、収支が合わなくて廃盤になってしまったものに対してはどうしてもダビングしてもらう...それが悪いことだとわかっていても頼るしかない場合、どうすればいいのでしょう?
f.h 投稿日:99/07/10(土) 23:38
現状の音楽産業はひどいもんですね。
はっきりいって買い手側をなめているとしか思えません。
規制をゆるくしてまで売り込もうとは情けない。
レンタル業がはやるのは、考えようによってはわざわざ高い金を出してまで、買う価値がないことなのですけどね。
レコード産業はいまだにそれに気づかない。
>頼るしかない場合、どうすればいいのでしょう?
脳のしわに刻みこむ、これしかないでしょう。
加藤 浩司 投稿日:99/07/10(土) 23:42
あ〜法律を守るのが常に正しいとは限らないと思いますね。
「法の網をくぐった悪質行為」というのもいくらでもありますし。
(イギリスではこうした行為でも頻繁に有罪判決が出るそうです。)
パソコンソフトのレンタル業者などは、ゲームとコピーツールを陳列しておきながら「借りたソフトをコピーしてはいけません」なんて白々しい言い逃れをしていましたし。
以前この掲示板で私は「車の通らない道で信号を守っても意味がない」「悪質行為を取り締まるために、そうでない行為まで禁止せざるを得ないケースがままある」といったことを書きました。
完璧な法律などありはしないし、一番大事なのは自分のしていることが真に悪質なのかどうかを見極めることではないでしょうか。
それから著作権MLで昨日知ったことですが、レンタル店で借りたCDをテープやMDに録音して保有するのは違法ではないそうです。
これ、知らなかったの私だけでしょうか。
CDレンタル店を今まで利用したことがないもので……。
しかしマドレデウス以外の話題だと盛り上がるなあ。
加藤 浩司 投稿日:99/07/10(土) 23:43
げげ、投稿したら上にf.hさんの投稿が。
しかも意見が正反対。
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オフ会の問い合わせ☆ |
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laranja 投稿日:99/07/11(日) 21:42
初めまして☆
ポルトガル好きのlaranjaと申します。銀ちゃんのHPより飛んできました。ポルトガル好きからここ2年程ポルトガルのアーティストの音ばかり聞いています。昨年のマドレデウスの来日
コンサートにも行きました。間近で聞くテレーザの声は天女のようでした。うっとり。
ところでオフ会が夏にあるとの事。都合が合えば是非参加させていただきたのですが、よろしいでしょうか?
加藤 浩司 投稿日:99/07/11(日) 23:40
laranjaさん、いらっしゃいませ。
オフ会のご参加は大歓迎です。
詳細は未定ですが、今の所候補に上がっているのが8/1と8/7で、参加希望者のご都合により決定しようと思っていますのでご希望をお聞かせいただければ幸いです。
今参加者の予定を確認している段階で、場合によっては8月の第2週、第3週の土日にずれ込むかも知れません。
今年はマドレデウスの来日公演がなくて残念ですね。
実は8月中旬にリスボンでのオフ会も予定されているのですが、主催者からの連絡待ちの状態で、詳細はいまだ決まらずです。
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オフ会in荻窪開催要項 |
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加藤 浩司 投稿日:99/07/21(水) 00:01
オフ会の開催要項が下記の通り決定しました。
日 時 99年8月1日(日)17:30〜
一次会 西洋飲茶「海と森」にて会食(ポルトガル料理)
二次会 バー、喫茶店など(詳細未定)
会 費 一次会:3,000円 二次会:1,000〜2,000円
集 合 17:30 山一證券(渋沢荻窪ビル)前
会場はJR・地下鉄荻窪駅北口0分の所にある渋沢荻窪ビルです。
参加申し込みおよびお問い合わせは掲示板またはメールで受け付けています。
申し込み期限は7月28日(水)深夜です。
Sohさん、laranjaさん、関東在住の皆々様、いかがですか?
オフ会の開催要項および地図は下記にてご参照いただけます。
http://www2.odn.ne.jp/koji/offinfo2.htm
ところでNHKラジオ「はじめてのポルトガル語」が7月26日より再放送されるようです。
ブラジルポルトガル語です。
加藤 浩司 投稿日:99/07/21(水) 01:32
首尾よくチケットが手に入れば9月17日のミージアのコンサートに行きます。
他に行く人います?オフ会できるかな。
加藤 浩司 投稿日:99/07/24(土) 23:57
オフ会の集合時間は18時に変更となりました。
横山伊登司 投稿日:99/07/28(水) 21:39
こんばんわ。わたしも荻窪オフ、参加させていただけないでしょうか。ぎりぎりの申込で申し訳ありませんが。
平沼 投稿日:99/07/28(水) 21:41
加藤さん、みなさんこんばんは。是非オフ会に参加させて下さい。私の8月21日からのポルトガル旅行に備え、予め、ポルトガル料理を食べておきたいのです。よろしくお願いします。
加藤 浩司 投稿日:99/07/28(水) 23:42
あ、はいはい、ご参加ありがとうございます。
横山さんとは初対面になりますね。
ところで私は当日、時間ははっきりしませんがポルトガル・アートセンターにも立ち寄る予定です。
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リスボン物語 |
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yu-gon 投稿日:99/07/24(土) 12:46
8月19日(正確には日付けを越えて20日)の午前1:30よりNHKBS2にて『リスボン物語』が放映されます。
映画館で見られなかった方は、この機会に是非どうぞ(^
^)。
作品とマドレデウスの音楽がしっかりと解け合って、独特の世界を描いています。
尚、パイオニアLDCよりLDも発売されてます。
番号はPILF-2594になります。
PS:マドレデウスの部屋のYahoo!登録完了、おめでとうございます。
ますますの御発展、お祈りしています(_ _)。
加藤 浩司 投稿日:99/07/25(日) 00:09
情報感謝。
タイトル下に掲載しました。後日ホームページにも載せておきます。
平沼 投稿日:99/07/25(日) 00:40
加藤さん、yu-gonさん、みなさん、こんにちわ。
以前行きつけのレコード屋さんでLD「リスボン物語」を注文したら、後日、売り切れですとの回答で買えずじまいでした。今売ってます?8月のリスボン旅行が控えているので、一度是非見とこうと思ってましたが。
んーBSアンテナ壊れたままで、最近、衛星放送見てませんね。これも直さないと見れんなー。
yu-gon 投稿日:99/08/01(日) 00:10
リスボン物語のLDですか...
先日「サウンドセブン」さんという、ネット通販をやっているところのサイトを見てみたのですが、リスボン物語は見つかりませんでしたね。
品切れ状態なのかもしれません(発売は昨年の11月でしたし)。
ポルトガル旅行に行かれた方が自費出版した同人誌を持っていますので、オフに持っていきます。
お役には立たないかもしれませんが、ふつーの方が書く(描く)生の旅行記なので、結構、楽しめます(^
^)。
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ヌニェスとテレーザ |
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横山伊登司 投稿日:99/07/29(木) 12:45
こんにちは。加藤さん、海森、たのしみにしています。
実は、以前とあるパーティーで、ミージアのCD解説などでもお馴染みの、長嶺修さんにお会いしてお話を伺うことができたのですが、昨日メイルで耳よりな情報をいただきました。わたしだけにこっそり教えてくれたのかなと思ったら、そうでは、なさそうです。以下に、そのままご紹介します。
9月22日に、スペイン・ガリシア地方のガイタ(バグパイプ)奏者でカルロス・ヌニェスという人のアルバムがBMG-ファンハウスからリリースされます。これは、タワーレコードなどにもう輸入盤が入ってるみたいですが、1曲マドレデウスのテレーザ・サルゲイロがゲストで参加しています(ちなみに、カルロスはドゥルス・ポンテスのアルバム『明日を夢見て』に参加してる人です。カルロスの前作には、『明日を夢見て』にも収録されていた、ドゥルス歌う「レイラ」という曲が収められています)。テレーザ以外にも、先のカルメン・リナーレスとか、さまざまなゲストが参加してる作品なんですが、テレーザがすごくいい曲を歌ってます。マドレデウス・ファンの方などに教えてあげてください。
加藤 浩司 投稿日:99/07/30(金) 00:39
お〜またもや新情報。ありがとうございます。
オフ会の件ですが、会費について補足します。
「海と森」に予約の電話をしたところ、ワインは別料金とのことでした。
会費3,000円とお知らせしましたが、ワインを頼む場合は上乗せされますのでご了承下さい。
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わぁ、初めてマドレデウスを検索したら… |
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こより 投稿日:99/07/29(木) 23:52
CMでテレーザの声を耳にして以来、コンサートに必ず行っていました。
ただ、周りにはファンがいなかったので、情報が少なくて…。
最近、インターネットを始めてみて、今日「そうそう、マドレデウス!」と思い立ちました。わぁ、マドレデウスに詳しい方々がたくさん!うれしいな。
つい最近フランスに行く機会があったのですが、駅にポストガルから来た観光バスが。私の行きたい国はポルトガルなんだったと思わず乗り込みそうになりました。
また、コンサートいきたいなぁ。ライブで聞く歌声はまた格別です。
加藤 浩司 投稿日:99/07/30(金) 00:47
こよりさん、いらっしゃいませ。
CMで聴いて以来となると、ファン歴もかなり長いようですね。
私はファンになってまだ日が浅く、コンサートに行ったのも去年が初めてです。
もっと前から行っておきたかったと臍を噛んでます。
もう少し早くここを見付けてもらえてたら1日のオフ会にもお誘いできたのに……残念。
どうぞよろしくお願いします。
加藤浩司さんへメールを書く 投稿日:99/08/03(火)
01:25
オフ会が行われた「海と森」ってどこにあるのでしょうか。南阿佐谷に住んでいるので荻窪は近いので、是非知りたいです。まだまだ、初心者、こよりでした。
加藤 浩司 投稿日:99/08/03(火) 02:05
うぬ、「加藤浩司さんへメールを書くさん」……(笑)。
「海と森」の場所は、荻窪駅北口を出て正面の「渋沢荻窪ビル」地下1階です。
住所などはこちらに載っています。
http://www.isc.meiji.ac.jp/~sakai/doc/zaigai/links.html#pt-gourmet
「ポルトガル料理の予約は4人以上」とありますが、今は2人から受け付けているそうです。
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テレーザのファド
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泉泰弘 投稿日:99/07/31(土) 08:56
CDジャーナルで見つけた音楽情報を1つ。広告欄から抜粋します。
「ポルトガル・ギターと6人のミューズ」(原題:A
GUITARRA)というCDが発売されています。現代ポルトガル・ギター界最高の演奏者アントニオ・シャイーニョによる5曲のインストゥルメンタルに加えて、現在のファド・シーンにおける代表的な6人の女性歌手を加えた歌入りのファド7曲(数が合わない気が・・・・)が収録されています。その6人の歌手とはエウバ・ラマーリョ、ニーナ・ミランダ、マルタ・ディアス、ソフィア・ヴァレーラ、フィリーパ・パイシュ、そしてテレーザ・サルゲイロ!
テレーザってファド歌手だったっけ?それはともかく、彼女のファドを聴いてみたいという人は多いはず。僕もそうです。ただ、東京エムプラス社が輸入・発売するCDは注文を受け付けてくれないので、次に輸入盤店のある街に出る日まで待たなくてはいけません。
加藤 浩司 投稿日:99/07/31(土) 23:21
「A GUITARRA」でしたらこの掲示板で何度か話題に上ってますね。
つまり日本盤が発売されたということでしょうか。
いや、泉さんの投稿に「輸入盤店のある街に……」とあるし、ウーン、よくわからない。
泉泰弘 投稿日:99/08/02(月) 08:16
不明瞭な言い方で失礼しました。東京エムプラス社の広告に出ていたのを新譜発売と早とちりしたというのが真相です。恥ずかしながら既発売とは知りませんでした。ただ、その欄に載っていたアナベラの「プリメイラス・アグアス」が日本盤(でも日本語解説書はない!)として最近発売されたので、もしかしたらそちらも日本盤かもしれません。
ちなみに、このCDをお持ちの方、感想を聞かせて頂けたら幸いです。
加藤 浩司 投稿日:99/08/02(月) 23:12
なるほどなるほど、ありがとうございました。
ところでテレーザがファド歌手かどうかという話ですが、マドレデウスに入る前はアマチュアのファド歌手だったはずです(これはご存知と思いますが)。
しかしそのCDの触れ込みはそれを言っているのではなく、恐らくそのCDでファド歌手としてデビューしたということではなかろうかと(すごいこじつけ)。
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オフ会報告 |
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加藤 浩司 投稿日:99/08/02(月) 00:53
海と森にてオフ会を行い、無事終了致しました。
今回の参加者は、初参加の横山さん、平沼さんを含め5人でした。
会費が告知した額を大幅に上回ってしまったのは私の落ち度。面目ございません。
話題満載のオフ会でした。
後日詳しく報告致します。
参加者の皆さん、ありがとうございました。
横山伊登司 投稿日:99/08/02(月) 11:46
こんにちは。オフ会、お疲れさまでした。始めて参加させていただきましたが、おかげさまでとても楽しいひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。すいません、加藤さん、みなさん、予算オーバーは、初参加の私がかってにワインを2本も注文してしまったせいですね。料理もワインもとてもおいしかった。みなさんとお会いできてとてもうれしかった。ぜひまた、参加させてください。では。
加藤 浩司 投稿日:99/08/02(月) 23:09
横山さん、「勝手に」だなんてとんでもない。
私も当然注文するつもりでいましたから。
次のオフ会はどこにしようかな。
加藤 浩司 投稿日:99/08/02(月) 23:10
改めてオフ会の報告を致します。
オフ会「阿波おどり大会」
日 時 1999年8月1日
場 所 一次会:西洋飲茶「海と森」
二次会:とある喫茶店
参加者(敬称略)
横山、平沼、伊集、yu-gon、加藤
<序>
16:30 ポルトガル・アートセンターに単身乗り込む。
アルバレス氏の他、女性客が1人。
女性客、ポルトガルの男性3人組のグループがお気に入りとのこと。グループ名忘れた。
マドレデウスも知っているとのこと。ホームページを宣伝しておく。
チョコレートを購入。
「横山さんの紹介ならば」と値引きして下さる。恐縮。
16:50 アートセンターをあとにし、「海と森」のある荻窪へ向かう。
<一次会>
18:00 集合時間になってもビル前に横山氏、平沼氏現れず。
店に入ってみると既に中でくつろいでいる。ひどいよ。
横山氏、平沼氏はオフ会初参加。横山氏は全員と初対面。
食前に横山氏持参の赤ワインで乾杯。
更に「お近付きに」とCDを2枚いただく。
ジョゼ・アフォンソ「Baladas e cancoes」
高田美佐子「阿波おどり」
ありがたやありがたや。
白ワイン注文。ワインの名前忘れた。
料理が次々と運ばれる。料理の名前忘れた。
素朴な味わい。
デザート。名前忘れた。
「本場のものより甘さを抑えてあります」。
しかし……甘い。
料理は概ね全員に好評。
ポルトガル料理の他に、フランス料理2,000円のコースなどあり。
オフ会恒例の場所のひとつになりそう。
横山氏、ポルトガルにまつわるエピソードを次々披露。
「料理の食べ方がおかしいらしく、店で変な目で見られた。」
「ポルトガル音楽の所蔵CD約200枚。」
「日本を舞台にしたポルトガルの演劇。着物、髪型、名前など変な所がたくさん。
それを指摘したら、なぜか日本でのテレビ放映の斡旋を頼まれて閉口。」
チラッと出た話。
「ポルトガル音楽全般を扱うホームページ、掲示板、メーリングリストなど作れないか。」
問題は誰が仕切るか。
喫茶店に場所を変えて引き続き歓談し、22時頃解散。
ぐり 投稿日:99/08/03(火) 00:38
オフ会、楽しそうでしたね!
>日本を舞台にしたポルトガルの演劇。着物、髪型、名前など変な所がたくさん
私もポルトガル人の友人に、「私も日本に行きたい。それで、万里の長城を見たい」と
言われてしまいました...(^_^;
加藤 浩司 投稿日:99/08/03(火) 23:04
うーん、万里の長城って本州より長いっしょ。
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ジョゼ・アフォンソ「Baladas
e cancoes」 |
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加藤 浩司 投稿日:99/08/04(水) 23:29
横山さんにいただいたCD聴きました。
殆ど聴いたことのないタイプの音楽、とまどいはありましたがとてつもない深みに達していることだけはよくわかりました。
しかし美声だ。ディアマンテスのアルベルトとは全く違ったタイプの。
「阿波おどり」も聴きました。
チャンカチャンカチャンカチャンカチャンカチャンカチャンカチャンカ
チャンカチャンカチャンカチャンカチャンカチャンカチャンカチャンカ
チャンカチャンカチャンカチャンカチャンカチャンカチャンカチャンカ
太鼓、三味線、心地いいですね。
こうした楽器で音楽を純粋に聴かせてくれるものがたくさんあるといいのに。
それからマドレデウスとは関係ないのですが、オフ会で話題になった和太鼓グループ「鼓童」。
都合の付く方、12月の公演に行きませんか。
こんな音楽です。
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
ホームページはこちら。
http://www.kodo.or.jp/
公演スケジュールは下記の通りです。
12/10,11 関内ホール
12/14〜23 新宿シアターアプル
横山伊登司 投稿日:99/08/05(木) 00:02
お〜〜い!。こわれたか〜?
加藤 浩司 投稿日:99/08/05(木) 00:09
うひひひひひひひひ
泉泰弘 投稿日:99/08/31(火) 08:14
昨晩ビデオに撮っておいた芸術劇場(NHK教育)を観ました。「鼓童」「鬼太鼓座」の創設当時のメンバーで現在はソリストの林英哲さんが出ていました。少しだけ演奏を聴きましたが、血が沸き立つような興奮を覚えますね。番組のゲストの藤村俊二さんは、リズム楽器だけの音楽はモノトーンの写真のように想像力を働かせる余地があるのがいいと語っていましたが、このコメントも見事だと思いました。
CDジャーナル今月号には高音質CDの特集があり、「鬼太鼓座」のアルバムも紹介されていました。ものすごくいい音だそうですね。見つけたら買ってみようとおもっています。
トピックが次ページに移る直前という鈍行レスで失礼しました。ところで、どなたかは存じませんが、一番上の「陽光と静寂」の感想は本当に素敵だと思いました。きっと素晴らしい感性を持った人に違いない。
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「個人旅行ポルトガル」にマドレデウス記載 |
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平沼 投稿日:99/08/14(土) 09:05
加藤さん、みなさんこんにちは。この前、オフ会参加させていただきありがとうございました。
さて、私の訪ポルト・リスボンも1週間を切って迫ってまいりましたが、最後のあがきに「個人旅行ポルトガル」を購入しました。この本は、カラフルで細かなことまでよく書いてあります。もうお知りかもしれませんが、44ページのポルトガルの音楽のところにマドレデウスの記載があるので、ご報告します。パリのオランピア劇場で喝采を受けた
2組という内容で、1組は、アマリア・ロドリゲス、もう一組がマドレデウスという書き方です。 |
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ポルトガル・ギターと6人のミューズ |
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加藤 浩司 投稿日:99/08/14(土) 23:02
9日に怪しげな舞台公演を観に新宿に行ったついでに高島屋のHMVに行ったところ、「ポルトガル・ギターと6人のミューズ」を発見しました。(横浜の店は全て空振り。)
価格は税別2,500円です。帯の番号はMMOV
30.398とありますが、これはポルトガル盤と同じです。
ライナーノーツには日本語のもの(3つ折りの白い紙が1枚=6頁)が添付されています。
内容は簡単な解説と訳詞。
解説は高場将美、訳詩は木下眞穂です。
ボーカル曲7曲と器楽曲5曲という構成で、6人のボーカリストのうち2曲唄っているのはテレーザだけです。
2曲という数字に「ちょい役」という印象を受けていましたが、実は破格の扱いだったんですね。
ところで「ギターラは元来シターンと言う」とありますが、シターンとはシタールのことでしょうか。
音も形も似てるなとずっと思っていたら、同じ楽器だったとは(笑)。
発祥もポルトガルではないとか。
しかし解説の中の、ルイ・マシャードに関する記述がなんだか頼りない。
「たしかテレーザのご主人だ。」
考えてみたら、これが私の買った最初のファドのアルバムです。
別の話題。
11日の朝日新聞にこんな記事が載っていました。冒頭を引用します。
「モーツァルトの名曲をどんなに聴かせても赤ちゃんの脳の発達に効果はない、とする新しい説を米国の心理学者や神経医学者が相次いで発表した。
日本に負けず劣らず米国でも、胎児や乳幼児の早期教育にはモーツァルトが効果的という考えが広まっており、新説は父母や保育園の先生たちをとまどわせている。」
幼少の頃から優れた芸術に触れることは決して無駄ではないと思うけど、こうした顛末には滑稽さを感じずにはいられません。
薄っぺらな人間観がもたらした典型的な愚行という気がします。
f.h 投稿日:99/08/14(土) 23:58
>ところで「ギターラは元来シターンと言う」とありますが、シターン
>とはシタールのことでしょうか。
>音も形も似てるなとずっと思っていたら、同じ楽器だったとは(笑)。
残念ながら違います。
シターンはシターンでもイングリッシュ・シターンです。
姿形はほぼそのままでポルトガルがそれを優雅にしてというべきでしょうか。
もっとも、中近東のウード系が先祖という説もあります。
f.h 投稿日:99/08/15(日) 00:40
論より証拠
上記サイトでポルトガルギターとイングリッシュ・シターンを見る事ができます。(ここではシターンではなくイングリッシュ・ギターとなっていますが)
加藤 浩司 投稿日:99/08/15(日) 01:13
あんれま、ややこしい。
ライナーノーツには「16世紀からあったが、18世紀の終わり近くにイギリスでたいへん流行した」と書かれています。
f.h 投稿日:99/08/15(日) 01:39
たしかに歴史ではそうなっています。
ややこしいこともなにもありません。
たしかに、解説の書き方も少々まずいかもしれませんが、その前に、少なくとも最小限の下調べをして書くべきでしょう、加藤さん?
なんのためにインターネットに検索機能があるの!
横山伊登司 投稿日:99/08/15(日) 05:38
こんにちは。fhさんのイングリッシュ・シターンとかいうのもよく判りませんが、それ以前に、私は、加藤さんの疑問がよく判りません。加藤さんのいうシタールというのは、sitarで、北部インドの代表的な民俗楽器で、そのむかしビートルズのジョージ・ハリスンだかが一時熱中したやつでしょ。ネットでも検索すれば、ひっかかると思うけど、形は全然違う物ですよ。Cisterと間違っているのかな?これならcittern,
cittharn(英) とcister(仏?)は同じ物です。「第3の男」の映画音楽に使われたツィターZitherもまったく別の楽器です。はてさて、加藤さんがポルトガルギターと音も似ているなと思ったものは何なのでしょうか?。ホントにシタールが似てると思うのですか?。
極荒っぽい言い方をすれば、一般に、弾奏弦楽器は、胴の形、背面板の構造、ネックの構造、その他もろもろで分類します。ヨーロッパについてのみ言えば、大別すると、シターン族、リュート族、ギター族です。
シターン…胴=円形、背面板=平ら、ネック=直頸、弦=複弦。
リュート…胴=円形、背面板=湾曲、ネック=曲頸、弦=複弦。
ギター… 胴=瓢箪形、背面板=平ら、ネック=直頸、弦=単弦。
ポル・ギター…胴=円形、背面板=平ら、ネック=直頸、弦=複弦。
と書けば、ポルトガル・ギターは、シターンの仲間なのがよく判るとおもいますが。
開放調弦も、ポルトガル・ギターは、リュートよりも、シターンの特長に酷似しています。
fhさんのいうイングリッシュ・シターンというのは、イングリッシュ・ギターのことでしょうか?。イングリッシュ・シターンという名称は、私は知りません。イングリッシュ・ギターは、シターンの俗称に近いものじゃないかと思います(断言できません)。細かいことを言い出したら、ビウェラとかパンドーラだとかマンドーラだとかいろいろあるけれど、きちんと知りたければ、図書「ハープ、リュート、ギター」(シャルナセ/ヴェルニア著、濱田滋郎訳、文庫クセジュ、白水社)でも読んでください。16世紀からあるが、18世紀に流行したというのは、多分この本が出典かな?。ポルトガル・ギター、イングリッシュ・ギターについも言及しています。
f.h 投稿日:99/08/15(日) 07:56
横山さんこんにちは。
たぶん加藤さんは、似た名前であるために混同したのだろうと思います。
イングリッシュ・シターン =
イングリッシュ・ギターで間違いないと思います。調べてみてもイングリッシュ・ギターと書いてあるところもあれば(Rui氏のFado
Guitarサイト)、シターンと書いてあるところもあります(上記のサイト
Lark In The Morning:ここのサイトはポルトガル・ギターのルーツ、同族を調べるのにいいところです)。
古楽の世界では単にシターンですが。
イギリスで滅びポルトガルで生き残っていたと思っていた、シターンですが、ところがどっこいアイルランドで今でもトラディショナル楽器として生きていました。マンドーラも見た目はほとんどいっしょですね。
いずれにせよ、イングリッシュ・ギターも、イングリッシュ・シターンも横山さんのいわれるとおり俗称なのかかもせれませんね。
横山伊登司 投稿日:99/08/15(日) 19:21
こんにちは。fhさんどうも。fhさん、単にシターンではなく、イングリッシュ・シターンという呼び方は、なにが出典か、ぜひ教えていただけませんか?。
私は、17、18世紀に、まだリュートなども盛んに使われていた頃、もっと利便性のよい、Spanish
guitarが台頭してきたときに、イングランドで盛んに使用されていたcitternを、Spanish
guitarに対抗してEnglish guitarと呼ぶようになったと理解していました。イングランドの国王ジョージ3世も持っていたということなども、あえて「イングランドの」(English)とした所以ではなかろうかと思っています。したがって、あえてguitarという名称にEnglishという形容をつけてこそ意味があって、cittern自体は、フランス、イタリア、北欧などでもまだ使用されていたため、特に、特別なケースでもないかぎり、イングリッシ・シターンとは言わないんじゃないかと思っていたのです。なので、どういう場面で、イングリッシュ・シターンとよばれているのか、ぜひ知りたいです。
一方、ポルトガルは、イギリスから、この楽器を受け継いで、Guitarra
Ingresaとよばれていたけれど、イギリスでは、廃れてホルトガルでしか使われなくなってしまったので、Guitarra
Portuguesaとよばれるようになった。また、spanish
guitar は、ポルトガルは、フランスから入ってきたので、当初、Viola
da Franc,aとよばれていたものが、単にviolaになったと理解しています。
前半は、先の投稿で紹介した、「ハープ、リュート、ギター」を参照。後半は、“PORTUGAL
? A BOOK OF FORKWAYS” RONEY GALLOP CAMBRIDGEを参照しました。
私の参照文献は、古くさくなってきたので、新しくしなければならないかもしれません。
加藤 浩司 投稿日:99/08/15(日) 23:45
シタールについてはどうも記憶違いのようです。
形状については学生時代に音楽の教科書か何かで見たような記憶があって、音色については我が家のシンセサイザー(何年も使っていない)で聴いた記憶があって、ポルトガルギターを見て「見たことあるな」と思い、また音を聴いて「聴いたことあるな」と思い、それがシタールと結び付いてごっちゃになったみたいです。
f.h 投稿日:99/08/16(月) 00:51
イングリッシュ・シターンの出典ですが、これは、リュート奏者の佐野さんから伺ったのです。
前にも述べたとおり、ネット上で調べると、イングリッシュ・ギター、あるいは単にシターンという表記ばかりなのですが、古楽関係のサイトではちょくちょくイギリスでは、イタリアでは云々...と書いてあります。
古楽の世界ではよく同じ楽器でも国の違いによって、よく楽器に国名をつけて言います。それゆえに同じシターンでもイングリッシュ・シターンとなったのだと思います。実際同じシターンでも国によってけっこう違います。もしかしたら、古楽の世界のみで?通用する言い方なのかもしれません。
トラッド系シターンのことが書いてあるサイトを見ていると、おもしろいことに必ずといっていいくらいバンドーラと(アイリッシュ)ブズーキも出てきますね(見た目はほとんどいっしょ)。
横山伊登司 投稿日:99/08/16(月) 21:31
こんばんは。fhさん、ありがとうございます。でも伝聞では、資料的価値は問えないですよね。しかも1つの例も見つからないのも妙ですね。私はこう考えます。ギターとシターンは、明らかに、別のものと考えられていたにもかかわらず、シターンをイングリッシュ・ギターと呼んだのは、たとえば、次のような場合しか考えられません。例として、あまりよくないかも知れませんが、言いたいことは判ってもらえると思います。
1.
羊蹄山は、蝦夷富士と呼ばれています。
2.
飛騨山脈は、日本アルプスと呼ばれています。(名付け親は英国人だそうです。)
3.
ファドは、ポルトガルの演歌と言われます。
4.
シターンは、イングリッシュ・ギターと呼ばれました。
つまり、羊蹄山は、富士山とは、本来まったく別の物だけど、有名な富士にたとえられて蝦夷富士とよばれているわけですよね。ここでは蝦夷というのが、欠かせないわけです。一方、羊蹄山は、単に羊蹄山で、蝦夷羊蹄山とは言わないでしょう。シターンも、同じです。シターンはギターとはまったく別のものですが、当時、ギターが有名になってきたので、たとえていうなら英国のギターと言ったのが殆ど固有名詞のような扱いとして残ったのだと思います。シターンをギターというのであれば、イングリッシュという形容が不可欠ですが、シターンは、単にシターンと言えば多くの場合、事足りるわけで、よほど特別な場合でもないかぎりイングリッシュ・シターンとは言わないだろうと考えます。私が、イングリッシュ・シターンというのを、非常に奇異に感じたのは、こういう理由です。
fhさん、たびたびすいませんが、国によってシターンが違うというのが判るサイト教えてください。fhさんどっかにこの手のリンク・サイトだけでも作ってくれませんかってのは、やっぱずうずうしい?
f.h 投稿日:99/08/17(火) 01:42
うむむ、かなりの力説。
羊蹄山まで出てくるとは(^_^;)
先ほどまでシターン関係のサイトを見ていたのですが、まあ、あるわあるわ、山のように出てきます。(AltaVistaで探したらなんと560件、私100件ほどで力尽きました)
たしかに、アイリッシュは出てきたけど、イングリッシュ・シターンはひとつも出てきませんでした。
リンク集も写真もいっぱいありました。イタリアのルネッサンス期のやつなんかはまったく別もんと言っていいぐらい違いますね。ぜひ一度根性をすえて(笑)見て下さい。
古楽系のサイトではなかなか興味のある内容がありますよ。16世紀の半ば過ぎイギリス、エリザベス朝にシターンが流行した時、『貧者のリュート』と呼ばれていたそうです。
トラディショナル系がけっこう多いのですが、それもまた微妙に違っておもしろいですよ。ッキットは売ってるし、MLはあるわで、思っていた以上に奥の深い楽器だと改めて思った次第。
>fhさんどっかにこの手のリンク・サイトだけでも作って
>くれませんかってのは、やっぱずうずうしい?
暇はあっても気力がないという今の私です。
でも...
横山伊登司 投稿日:99/08/19(木)
00:31
こんばんは。fhさん、私も、ちらっとシターンを検索して呆然となって、先のずうずうしい発言になってしまったのです。気にしないでください。結局、加藤さんがもらした、「ややこしい」という直感はあたっていたわけです。ややこしくしたのは、英国人です。挙げ句の果てに、ポルトガルでは、単にguitarraと言って、IngresaもPortuguesaも取ってしまうことがあるわけでいっそうややこしいことになってしまったわけです。最後のだめ押しはマドレデウスの”Guitarra”で、彼らは、本来のギターラ(ポルトゥゲーザ)自体も無しでこれを演奏しているもんだから、もうなにがなにやらわけわからない。
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349 |
リスボン物語 |
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いまはし 投稿日:99/08/17(火)
18:08
どうも、ご無沙汰してます。
BS2でリスボン物語やるのもうすぐですね。今回初めて見られる方、後で感想でも聞かせてください。
私としは、マドレデウスを初めて知るきっかけとなった映画で(実はその以前に知るきっかけは、有ったのだが..。この件は、また後日)、とても感慨深いものが有ります。テレーザが一人ツアーから立ち戻った時のシーンがとてもよかったです。
まあー、内容は、見てのお楽しみと言うことで。
また、その翌日に放送される「階段通りの人々(A
CAIXA)」もリスボンを舞台にした映画ですよ。よろしかったら、リスボン物語と合わせていかがでしょう。
では....
加藤 浩司 投稿日:99/08/18(水)
23:05
いまはしさん、お久し振りです。
いつの間にやら明晩に迫って来ましたね。
私は「リスボン物語」を観るのは初めてです。
マドレデウスを知るきっかけ、ぜひお聞きしたいです。
「CAIXA」って「カイシャ」と読むんでしょうか。嫌な響きですね(笑)。
どういう意味だろ。
泉泰弘 投稿日:99/08/20(金) 09:03
caixa(カイシャ)は箱という意味です。ただ、映画"A
CAIXA"の邦題「階段通りの人々」があまりにも違いすぎるので、別の意味があるのかもしれません。
会話中にa caixaというフレーズが出てきたら「会社へ」と受け取ってしまうかもしれないな。
加藤 浩司 投稿日:99/08/20(金)
23:02
「箱」という意味でしたか。ありがとうございます。
邦題「階段通りの人々」とは結び付きませんね。
手元の辞書(実は持ってる)で調べてみたら「箱、金庫、現金」とありました。
泉泰弘 投稿日:99/08/21(土)
08:44
昨日の投稿に付け足すと、portunhol
(espagues)
から脱却できない自分は、ついつい葡語のaが定冠詞であることを忘れて、前置詞(〜へ)と勘違いしてしまうのです。「会社へ」というのはそういうことです。
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350 |
みたぞみたぞ |
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加藤 浩司 投稿日:99/08/20(金) 23:28
Sohさん、ひかるさん、昨夜はチャットに来て下さってありがとうございました。
金、土の晩は大抵留守番してますので、またご利用下さい。
さて初めて観た「リスボン物語」。
噛み砕いて消化するには時間がかかりそうなので細かな感想はまだ言えませんが、いい映画でした。
最初から最後までマドレデウスの音楽満載なのかと思っていたら、彼らの音楽が最初に鳴るのは映画が始まってから約30分後でしたね。
それにしても「ギターラ」という曲。
前から好きな曲ではあっても「胸の中をくすぐられるような軽やかな曲」といった印象しかなかったのですが、もっともっと奥深い唄だということを徐々に感じるようになりました。
あれは何なのでしょう。何だかわからないけど凄い。
映画については、ウィンターが怪我をしている人物でなければならないのはなぜなのか、また彼がフリッツにああいうメッセージを送り得たのはなぜなのかなどなど、肝心と思われる部分がよくわかりませんでした。
おわかりの方がおられたらぜひ解釈をお聞かせ下さい。
それにしてもいきなり「ギターラ」→「アインダ」とは。
あのシーンを観たら(聴いたら)誰でもマドレデウスのCDほしくなるなあ。 |
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「リスボン物語」 |
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ふ 投稿日:99/08/22(日) 01:03
はじめてこのサイトにきました。「リスボン物語」がBSで放映されたとは、知りませんでした。たしかヴィデオはレンタルにされていないと聞いていましたので、BS見逃して、すごく残念!マドレデウスのCD「リスボン物語」のサントラ、いいですね〜。もう数年聞きつづけていますが、ちっとも飽きません。聞くたびにタマシイがゆさぶられる思いです。あ〜、残念。マドレデウスのファドは、ポルトガルのファドの中ではどんな位置付けがなされているのか、興味があるところです。かなり前衛的なのかしら…
加藤 浩司 投稿日:99/08/22(日)
01:13
ふさん、いらっしゃいませ。
そうですね、「リスボン物語」はLDが今年ようやく発売されただけで、ビデオ版はないようです。
ちなみにマドレデウスはポルトガルではファドではなくポピュラー音楽に近い扱いを受けているそうです。
確かマドレデウスの目指しているのが「室内楽とポップスの融合」とのことでしたから、この扱いはむしろ自然なのかも知れません。
意外なことに、古くからのファドのファンからは批判の声もあるという話です。
これからも気軽にご参加下さい。
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先日は失礼しました!! |
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ym4570 投稿日:99/08/23(月) 00:31
御無沙汰しています。先日はすいませんでした。(チャットの件)
なにも知らないもんで.....。
久々にホームページにおじゃまさせて頂いて、相変わらずマドレデウス情報が充実していて嬉しいかぎりです。早速、『ポルトガルギター〜』のCDをGETしました。
(ちなみに、日本版で池袋のHMVで買いました。)
でも、なんだか、不思議ですね、テレーザのファドって!!
それと、掲示板でポルトガル料理がどうのって書いてありましたけど、東京でポルトガル料理が食べれるんですか??? いいですね〜!!
本場ポルトガル料理とまでいかなくても、似たものが食べれるんですか?
興味津々です。
では、またチャットのほう再トライさせて頂きますので宜しくお願いします。
(そう、前回退出の時にメッセージを入れたんですけど投稿されてませんでした)
次回は、うまくできると思いますので.....。(???)
加藤 浩司 投稿日:99/08/23(月)
00:43
ym4570さん、こんにちは。
チャットにはぜひまたいらして下さい。
金、土の晩は大抵留守番してます。
「ポルトガル・ギターと6人のミューズ」は親しみやすくていいアルバムだと思います。
ポルトガル料理は、東京の荻窪駅のすぐそばにある「海と森」という店で、2人以上で予約を取れば食べられます。
いずれまたここでオフ会を開催しようと思ってます。
料理は、味付けが若干日本人向けになっているとのことですが(甘さを控え目にするなど)、基本的には本場のものと変わらないようです。
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公演情報:月田秀子 |
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加藤 浩司 投稿日:99/08/25(水)
00:58
関東在住の方に朗報です。
日本人ファド歌手、月田秀子さんのコンサートが11月26日に行われます。
概要は以下の通りです。
しかし3,000円とは安い。
日時:1999.11.26(金)
開場:6:30pm 開演:7:00pm
会場:北区王子 「北とぴあ」
つつじホール(400席)
料金:¥3,000 (全席自由)
チケット発売:9月3日
チケット取り扱い:チケットぴあ・チケットセゾン
問合せ:北区文化振興財団
TEL:03−XXXX−XXXX
会場の場所はこちらをご覧下さい。
http://www.musicinfo.com/hall/tk/halltxt/026.html
ひかる 投稿日:99/08/31(火)
21:28
こんにちわ。加藤さんチャットではどうもでした。
あの日の「リスボン物語:すっごーく楽しみにしていたのに、翌朝9時に録画を頼んでおいた友達から連絡が入り、「ごめん、失敗した」
くくくく〜〜〜〜。って自分でも失敗することあるんですから人を責められません。
でも、別の知り合いがちょうど見てビデオにも撮っていたことが判明しました。
\(^o^)/もうすぐ借りに行けます。
ところで、月田秀子さんのコンサート是非行って見ます。
うちから北トビアも近いので。
ミージアも行きたいと思ってましたが、こちらは近日にゴスペルのコンサートのチケットを取ってしまったので無理そう。そんなに夜遊びできないもんなあ(ーー;)
加藤 浩司 投稿日:99/08/31(火)
23:51
ひかるさん、こんにちは。
ようやく「リスボン物語」観られるのですね。
ご感想、楽しみにしてます。
11月26日、もしかしてひかるさんにお会いできるかな??
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354 |
がんばって下さい |
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多聞 投稿日:99/08/30(月) 11:34
私も個人的にはマドレデウスは大好きです。ですが日本での知名度はあまり高くないのにもかかわらずホームペジまでつくる情熱には感心致します。残念ながらBSはうちでは入らないので「リスボン物語」は見れませんでした。PSもしリスボンに行く機会のある方はSao
Joao De Oeiras付近にあるMadornaという海鮮料理屋に行ってみて下さい。場所はかなりマニアックなのでタクシーで行くことをお勧めします。
加藤 浩司 投稿日:99/08/30(月)
23:03
多聞さん、いらっしゃいませ。
リスボンに行かれたことがあるのですか?
私もいずれ行くことになるかも知れないので、色々と教えていただければ幸いです。
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355 |
マドレデウスとの出会い |
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加藤 浩司 投稿日:99/08/30(月)
23:06
先日あるネット仲間にマドレデウスを薦めてみました。
丁度「リスボン物語」のテレビ放送と時期が重なっており、まずそれを観て(聴いて)くれました。
すると「テレーザの声は初めて聴いた瞬間とてもいいと思った。CDで聴きたい」と言ってくれたのです。
「陽光と静寂」は人によっては取っ付きにくさを感じるようなので 私は今までマドレデウスの1枚目のCDとして人に薦めたことはありません。
しかしネット仲間氏が「もっと透明な曲でテレーザの唄を聴いてみたい」と言っていたので思い切ってこのCDを薦めてみました。
かくして反応は予想以上のものでした。
しかもメールで伝えてくれた感想は、私にとって少なからず共感できるものでした。
それでご本人にお願いして一部を転載させてもらうことにしました。
原文はもっと「壊れ」ていて面白い(この人の特技)のですが、ご本人の希望により壊れた箇所は割愛しました。
<1>
*3曲目の「運命」
これです!好きです。こういう「透明感」を私は求めていたんです。
出だしを聴いて、もう「この曲は声とぴったりだ!」って感じました。
そして最初のテレーザの声。なんなのーこの声!ほんとに声なのかしら。
これは「ニンゲン」の声じゃないよー(ほんとにそう思ってしまう)!!
色じゃないですよね、この曲は。楽器の音が声を邪魔してないと思う。
楽器の音も透明になってる。声と曲と楽器と。全てが何も遮ってなくて、すごいです、この曲。最初から最後まで、なんて幸せなんだろう……!
好きにならずにはいられないです、この曲を聴いてしまっては。
これから何週間か、この曲を聴き続けますよ、ほんとうに。
他のCDも買いたいな。まだまだあるんだと思うと…嬉しいなー。
*4曲目の「静寂」
3曲目とつながってて、最初どこから4曲目なのか分からなかった(笑)。
これ・・・はー・・・(言葉がでないです(笑))。
どうしてこうも単純な、たったいくつかの音で、これほど多くを感じさせてくれるんでしょうね。
多くって、違うかな。「大きい」「深い」かな。
彼女の声・・・ことばにしたら汚してしまいそう。
この静寂って、ちっともさみしくないんですね。
あたたかいんだなー。ここにいるのは神さまなんじゃないかなあ。
「祈り」という曲があるけれど、この曲にも祈りがあると感じます。
孤独の中に祈りがあるし、祈りは静寂の中にある。静寂は心の中にある。
でも、心って独りだけど独りじゃない。独りで在りながら独りじゃない。
ちょっとうまく言えないのですが、包む空気みたいなものを感じます。
<2>
> で、この曲(運命)に「哀しみ」は感じませんでしたか?
もちろん深く感じますよ!
でも、これは不思議です。なんなんだろう・・・なんかね、ほほ笑みを浮かべる超越した哀しみ、という感じがしますよ。
哀しみを湛えた透明なほほ笑みを前にしたら、何も言えないと思う。
「運命」の哀しみと「静寂」の哀しみと、繋がっているように感じます。
繋がっているというのは、同じという意味ではなくて、物語みたいに、大きな流れがあるように感じるんです。委ねてもいいんだなーと感じる。
圧倒的な安心感。この2曲をあんな風に繋げた意図があるんでしょうね。
>「哀しい曲」というよりも、「ありとあらゆる哀しみを呑み込んだ曲」と
> いう風な。
> マドレデウスの音楽の「哀しみ」を最も強く感じさせる曲のひとつだと
>私は思ってます。
わかりますよ!その「哀しみ」。
全く「拒絶」を感じさせないんですよね。
あのように何も歪ませることなく呑み込まれたら、力で汚される哀しみも美しくなるわけです。
呑み込んで、そして「静寂」。
この「哀しみ」ってなんでしょうね。
聴いてると、いちばん、小さくて、傷つきやすくて、でも決してなくなったり壊れたりしない心の核の部分が、「ここにあるんだなあ」「自分にもあるんだなあ」と感じます。
核を覆っていた霧のようなものが、さあっと取り払われて、あらわれてくるような……。隠す力なんてないですね、あの声。
<3>
やたら「癒す」という言葉をよく聞きますね。
私は、乱用されたあの言葉をあまり好みません。
だから、マドレデウスを「癒し」とは表現したくない。
癒すことが本意ではない。その力すら持ってはいない。
なのにあの声は、「運命」や「静寂」は、私が我武者羅にしがみついてる力を失わせてくれる。
そこがマドレデウスのすごさだと感じるのです。
<4>
> いわゆる「喜怒哀楽」を全て削ぎ落として限りなく透明にした時、残っ
>たのは「美」であり「哀しみ」だったというのが、マドレデウスを聴いた
>時の私の感想でした。
こんな素敵な感想を伺うと素直に感慨を表現したくなるんです(笑)。
そうですね…削られて見えないものを透明に聴かせてくれるという感じ、すべてを惜しみなく内包し、それでいて透明、というような気がします。
まさに光…けれど、太陽というより月の輝き、金の光というより銀の光。
圧倒的な力ではなく安心する無力。拒絶しない強さ、受け入れる沈黙。
照らすのではなく限りなく注ぐ。…私はそういうイメージを持ちました。
加藤 浩司 投稿日:99/09/01(水)
23:18
泉さ〜ん、そんなわかり辛い場所じゃなく、ここにコメントして下さいよ〜。
たき 投稿日:99/09/02(木) 03:11
こんばんは。やっと自力で投稿することができて嬉しいです。
こちらの掲示板では初めてお目にかかります、たきと申します。
事情があって、先日は加藤さんに編集投稿して頂きました。ありがとうございました。
正確に言えば「リスボン物語」を観たのがマドレデウスとの初対面だったわけですが、その後加藤さんに「陽光と静寂」を薦めていただかなかったら、きっと違った「出会い」になったことと思います。それほど素敵な出会いだったということを言いたいのですが。
ああ、それにしても本当に「運命」と「静寂」は、言葉でどんなに言っても言い足りないほどの感覚を生み出してくれます。もたらされた感覚ではなくて、なんというか、もっと自分の内側から満ちてくる感じです。それでいて、内にこもってはいないんですね…。
泉さん。はじめまして。下にあったコメントを拝見させていただきました。
加藤さんは「壊れてる」なんてさんざんヒドイことを言ったりするのに、泉さんはなんて嬉しいことを言ってくださるんでしょう!加藤さんとは大違いですわ。加藤さんに爪の垢を煎じて飲ませたい!って思いましたもの……っていうのはほぼ冗談ですので、びっくりなさいませんように。コメント、とても嬉しかったです。こんな私ですが、これからいろいろお話してくださいね。よろしくお願いいたします。
私が壊れているのは本当なので、弁解の余地もございません。
でも、嬉しいなあ。加藤さん、呆れてたんじゃなくって面白がってくれてたんですね。それとも呆れたのを通り越したのかしら。
加藤さんに共感していただけるなんてとても嬉しいです。加藤さんも壊れてくれたらもっと嬉しいです。どのようなことをお感じになったのか、とってもうかがいたいなあ……(この手にはのらないか。…イジワルしないでくださいね(笑))。
とにかく、ここにいらっしゃる方の中でファン歴が最も浅いのは私でしょうから、お話をうかがうのがとても楽しみです。よろしくお願いいたします。では、ごきげんよう。
P.S
加藤さん。今の私のコワレ具合は何パーセント?(笑)
私だって結構まともにできるでしょ!ほっほっほ(いけない…かなり壊れてる。)
泉泰弘 投稿日:99/09/02(木)
08:17
>泉さ〜ん、そんなわかり辛い場所じゃなく、ここにコメントして下さいよ〜。
失礼しました。面倒くさがらずに2つに分けて投稿すれば良かったんですね。ただ僕は2〜3行の短い文章を投稿するのが特に理由もないけど恥ずかしく思えてしまうのです。(で、長くなってしまう。困ったもんだ。)
泉泰弘 投稿日:99/09/02(木)
12:37
申し遅れましたが、たきさん、はじめまして。
これからも宜しくお願いします。
加藤 浩司 投稿日:99/09/02(木)
23:53
今回の壊れ度:計測不能
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