(99.9.6〜99.10.12)

356 マドレデウスの詩
  たき  投稿日:99/09/06(月) 03:03

「静寂」の冒頭がとても好きです。
 こんなふうに… こんな出だしって「反則」です(笑)。

「こんなふうに」ってどんな風に? って思う方いらっしゃらないでしょうか。
 やっぱり「運命」と「静寂」って繋がっているような気がするんですけれど…
「運命」と「静寂」に関する解釈など、どのようにされているのでしょうか?

 私はこの2曲に「死」を感じます。
 曲にも声にも詩にも感じるんです。
「危険」とはそういうことなんです。>加藤さん
 これに関してはまた改めて。
 では、ごきげんよう。

泉泰弘 投稿日:99/09/06(月) 08:45

 前にも書きましたが、僕は「運命」の冒頭がメチャクチャに好きです。(「静寂」の冒頭ももちろん好きです。)あの部分を聴いているとヘンになります。(小林秀雄の言葉を借りると、「日常生活とは違う場所に自分が連れて行かれてしまう」ということになりますか。)

 たきさんは「運命」と「静寂」に「死」を感じるとのこと。僕は「死」という直接的な言葉を思い浮かべたことはありませんでしたが、「静寂」には「安らかな眠り」というイメージが浮かびます。それが永続するものだったら「死」と同じですね。とにかく、これら2曲が「死」を表現しているとしても、そこには「救い」があります。出口のない、冷たい「滅」とは違うと思います。


たき 投稿日:99/09/06(月) 11:11

★泉さん
 打てば響くようなお返事、ありがとうございます!
 泉さんと話せるの、とても楽しみにしておりました。
 というのは、過去の投稿をざっと眺めた(読むまではいかない)ところ、
 なんだかスゴイ人だと思いまして、それでワクワクしながら投稿したのです…

>前にも書きましたが、僕は「運命」の冒頭がメチャクチャに好きです。(「静寂」の冒頭ももちろん好きです。)

 私も大好きです!(私が「静寂の冒頭が好き!」と書いたのは主に詩のことです。)
「めちゃくちゃに」好きですよ!「陽光と静寂」の中で最も好き、と断言できます。
「静寂」も大好きですがその前に「運命」があるからより引き立つのだと感じています。

>あの部分を聴いているとヘンになります。(小林秀雄の言葉を借りると、「日常生活とは違う場所に自分が連れて行かれてしまう」ということになります>か。)

 私も「ヘンになります」! …泉さんと気が合いそう(笑)。
 この小林秀雄の言葉は、まさに私が大好きな児童文学を読んだ時に感じる感覚です。
「連れて行かれてしまう」というのが、「運命」を聴いた時の感覚そのものでした。

>たきさんは「運命」と「静寂」に「死」を感じるとのこと。僕は「死」という直接的な言葉を思い浮かべたことはありませんでしたが、「静寂」には「安らかな眠り」というイ
メージが浮かびます。それが永続するものだったら「死」と同じですね。

 泉さんには、私が感じる「危険」を分かって頂けるのではないかと思います。
 というのは、「安らかな眠り」というのは、私の「危険」を裏返しした感覚だからです。

 ここに、私が加藤さんに送った関連するメールの一部を引用させて頂きますね。

>テレーザの声には「幕」がないと思うのです。
>何かを見せようとか何かを隠そうとか、
>そういう力を知らないみたいな声に感じる。
>ほんとうは、それはとても危険なのです。
>けれどそれが、私はいちばん安心する。
>だから、ずっとどこまでもあの音が流れていても、
>それでたましいが何処かにいってしまいそうになっても、
>それでもいいような気になってしまう。

「運命」を聴くと、私は無力になるのですよ。何かを支配する力がなくなる。
 それは、泉さんのおっしゃる「安らかな眠り」に通じると思います。
 上でも述べているように、私は(「人は」と言ってもいいと思います。)確かにテレーザの声や「運命」という曲を、「危険」だと感じる意識を持って生きています。
 が、本当は、この曲に横たわる「安らかな眠り」が「いちばん安心」する状態なのです。
 危険を感じる意識をもちながら、それでも無力になってしまう。安心してしまう。
 そこがこの曲のすごいところだと思うのです。

 すべては「危険を感じる意識」によって、つまり、「何かを見せようとか隠そうとか」いう力によって、私は危険を感じる。
 それと「闘わねばならない」のが悲しい人間の業のようなものなのではないでしょうか。
 けれどこの曲はそれを失わせてくれる。そういう意識を取り払ってしまう。
 ・・・分かって頂けるでしょうか。

>とにかく、これら2曲が「死」を表現しているとしても、そこには「救い」があります。出口のない、冷たい「滅」とは違うと思います。

 おっしゃる通りなのです!
「出口がある」という意識さえないのだと、私は感じています。
 生と死は意識によって区切られたものではなく、そこには悠久の流れが感じられます。

「救い」については、また改めて。
 楽しみはとっておきましょう(笑)。
 では、ごきげんよう。


加藤 浩司 投稿日:99/09/07(火) 00:00

 計測不能。


泉泰弘 投稿日:99/09/07(火) 09:21

 聴いた時に壊れるだけでなく、感想を文字にする時にもう一度壊れる。いい音楽は一粒で二度おいしい(なんのこっちゃ)。あるいは壊れた状態のままで言葉にしようとするからハチャメチャな文章になってしまうのかな?
 かつて僕が書いた文章には、本人が感動しているということ以外、何を言いたいのか読み手もサッパリわからんというようなものが結構あったと思います。それで、自分の文章を読み返してみようなどとは思いませんし、人が読んだ(ざっと眺めた)と思っただけで恥ずかしくなってしまいます。

 何はともあれ、早速のご返事ありがとうございます。僕はたきさんが「癒しの乱用を好まない」と書かれていたので特に嬉しく思いました。(同じようなことをここに書いたことがあるのです。)
 僕はクラシックもよく聴くのですが、作曲者が命を削って書いたような作品は聴き手にもそれなりの覚悟が求められると思っています。「どう聴こうが自由」は確かにその通りですが、僕は作曲者、演奏者が込めたメッセージの深さに応じて、違った心構えで音楽に向き合うべきではないかと思っているのです。マドレデウスにしても売れることを狙って、あるいは単なる癒しを目的とした音楽ではないと考えているので、聴き手も彼らが表現しようとした何かを捕まえる努力は必要だと思います。

 さて、今朝コンチェルティーノを聴いてみました。そうすると今更ながらあることを見つけたのです。「運命」の後半2節はほとんど繰り返しですが、1箇所違うところがある。3節目の"e longo o caminho mas a alma quer"に対して、最終節の"e longo o caminho mas a alma quer"は1オクターブ低く出てくる!普通はオクターブ上げて盛り上げて終わるのですが、「運命」の場合はこれとは逆に明らかに静める方向に進んでいます。そして「静寂」が来るのです。良く考え抜かれた曲だとつくづく思いました。
 「救い」についても、「運命」は自力、「静寂」は他力ではないかというようなことを考えました。どちらの曲の序奏も人間が歩いているイメージなのですが、「運命」の方は人間が自分の足で楽園に向かって歩んでいる感じです。一方、「静寂」は疲れ切った人間に対して「もう歩かなくていいんだよ」と何者かがささやきながら後押ししてくれるような感じ。今朝聴いていて、そのようなことを何となしに思ったのです。

 このように新しい人との出会いによって新たな発見がある。本当に有り難いことです。
 今回は僕も計測不能かな?


泉泰弘 投稿日:99/09/07(火) 09:25

 すいません。「運命」の歌詞の抜粋を2カ所とも同じにしてしまいました。
 3節目の"e longo o caminho mas a alma quer"に対して、
 最終節の"e longo o caminho mas a alma adora"でした。
 これぞ事故レスというやつ。


加藤 浩司 投稿日:99/09/07(火) 23:19

「生死を超越している」という言い方が自分の受けている印象に近いような気がします。
「悠久の流れ」と言っているから、やっぱり同じように感じているのかな。
 そこには一種の怖さは確かにあります。
「危険」というのはそういうことだろか。
 わかるようなわからないような。わかったことにしておこう。

 たきさんと泉さんは話が合うだろうと思った。
 泉さん、このヒトをよろしくお願いします。
 とても私の手には負えません。

 で、たきさんがヘンじゃない時なんてあるんすか。


たき 投稿日:99/09/08(水) 01:51

★泉さん
 お返事ありがとうございます。
 私自身は、壊れたままで言葉にするからだと思います(笑)。
 ほんと、音楽って「一粒で二度おいしい」!
 こんな風に音楽を言葉にしたのは、私は初めてなんです。
 だから、どんな風に言葉にしていいのか分からなくて、そのまま…。
 ま、なにを言葉にしても壊れてるって言われるんですけどね、加藤さんには(笑)。

 ちょっと前回の私の投稿の訂正を。
「運命を聴くと無力になる」以降、全て「運命」としか書いてませんが、
「運命」と「静寂」、ということです。(「静寂」を省いてしまっていました。)
 私は、この2曲を1曲として聴いてしまうところがあるんですよ…。

泉さんwrote:
> 「救い」についても、「運命」は自力、「静寂」は他力ではないかというようなことを考えました。どちらの曲の序奏も人間が歩いているイメージなのですが、「運命」の方は人間が自分の足で楽園に向かって歩んでいる感じです。一方、「静寂」は疲れ切った人間に対して「もう歩かなくていいんだよ」と何者かがささやきながら後押ししてくれるような感じ。今朝聴いていて、そのようなことを何となしに思ったのです。

 もう、泉さんっ!と思ってしまいました(意味不明)。
 よくわかります、その感覚。きっと同じような感じ方をしているのだと思います。
 以前加藤さんが編集投稿してくださった中の言葉で言わせて頂くと、「運命」は「拒絶しない強さ」、「静寂」は「受け入れる沈黙」。これが私の最初のイメージだったんですけれど、この2曲を聴いていたら楽園への路が見えます(アブナイ表現かしら(笑))。

「運命」から「静寂」への流れ、ほんとに素晴らしいとしか言いようがありません。
「運命」の冒頭の時の感覚とまた違って、「運命」の後に「静寂」を聴く時の感覚は、許されてる感覚、人間の知恵(前回の投稿の言葉で言うと「意識」ということになるかと思います。)の象徴としての言葉を超えた感覚が沸き上がって、もう、動けなくなります。「他力」という泉さんのお言葉、私のその感覚にとても響きました。

> このように新しい人との出会いによって新たな発見がある。本当に有り難いことです。
 今回は僕も計測不能かな?

 いいえ!私の計器ではばっちり計測可能ですよー。
 泉さんに出会えて嬉しいです(私は恥ずかしいことを言っているのだろうか?加藤さん、これも是非計測してください。今の私の意識はそこらを浮遊しており、しばらく帰ってきそうにありません。つまり、かなり嬉しいということ)。
 これからもよろしくおつきあいくださいませ。

★加藤さん
 計測不可能とのこと。
 じゃあ、今までは…計器破損とか?煙りふいてるんじゃ…(笑)。

加藤さんwrote:
>「生死を超越している」という言い方が自分の受けている印象に近いような気がします。
「悠久の流れ」と言っているから、やっぱり同じように感じているのかな。
 そこには一種の怖さは確かにあります。
「危険」というのはそういうことだろか。
 わかるようなわからないような。わかったことにしておこう。

 全く同じですよ。ほんとに感性だけは合うみたいですね。うれしいぞ!(ホンネ)
 私が「危険」を感じるのは「意識によって」、という意味がお分かりなら、きっとその「危険」も分かってもらえていると思います。私が言う「危険を感じる意識を超えて、安心し無力になる」ということの意味は、加藤さんがおっしゃる「生死を超越している」という言葉から、「意識を超越している」と言い換えても構いません。

> たきさんと泉さんは話が合うだろうと思った。

 さすが!よく分かってらっしゃる。ほんとに加藤さんってステキ。

> 泉さん、このヒトをよろしくお願いします。
 とても私の手には負えません。

 そんなことおっしゃらずに。加藤さんともおしゃべりしたいな、私は。

> で、たきさんがヘンじゃない時なんてあるんすか。

 これ、ホンネでしょう(笑)。
 んー…ない。だって、今だってとってもヘンでしょ。
 まあ、ヘンだと感じる人にはそう思って頂いておこうという(笑)。
 実際は、とてもマジメでマトモでフツウのオトコノコですよ。ボク、割と程よく無口だし、見た目の通りにおとなしいし。(ウソ。←どこがとは言うまい。)

 ところで。
 ドーナツいつから食べなくなったんだい、うさぎちゃん(なぞの発言)。


泉泰弘 投稿日:99/09/08(水) 09:01

加藤さん
>たきさんと泉さんは話が合うだろうと思った。
>泉さん、このヒトをよろしくお願いします。
>とても私の手には負えません。

 すでにお知らせしましたが、来週から今月一杯は来られませんので、よろしくお願いします。

たきさん
>こんな風に音楽を言葉にしたのは、私は初めてなんです。
>だから、どんな風に言葉にしていいのか分からなくて、そのまま…。
>ま、なにを言葉にしても壊れてるって言われるんですけどね、加藤さんには(笑)。

 僕はあなたの文章を読むのがとても好きですよ。いわゆる、右脳からそのまま出てきたような言葉。変な言い方かもしれないけど、「音楽的言語」とでも呼んだらいいんかな?
何を言いたいのは感覚的にちゃんと伝わってきます。


加藤 浩司 投稿日:99/09/09(木) 23:03

 感性が合うというのは、まあ同感です。
 感性だけでよかった、なんてことは口が裂けても言えません。
 壊れ度の計測はもう諦めました。
 ドーナツ?さいなら。
 たきさんが幹事やるんすか?

 うーん泉さん、今月一杯出張でしたっけ。

 怖いもの見たさでこの2人を引き合わせてしまったが、大変なことをしてしまったと改めて思う。
 ま、いいか。どんどんやっちゃって下さい。
 今後の展開が楽しみでもあり恐ろしくもあり。


たき 投稿日:99/09/10(金) 01:56

 こ〜んば〜んわ〜〜…
 わたくし、悲しみに打ちひしがれております。

★泉さん
> すでにお知らせしましたが、来週から今月一杯は来られませんので、よろしくお願いします。

 そんなあ!加藤さんに疎ましく思われている私はこれからここでどうしたらいいのでしょう…それにしても、お二人ともちょっとヒドイんじゃありません?「お願いします」ってなすりつけあったりして(笑)。ほんと、おかしくって笑っちゃいました…ふふふ…
 そんなことより、泉さん!早く帰ってきてくださいね〜。

 それから、私のあんな訳の分からない文章を読むのが好きだといってくださって、ありがとうございます。なんていう幸せ!音楽的言語なんてもったいないぐらい素敵に名付けてくださってほんとうに嬉しいです。
 私、自分の気持ちがちゃんと伝わってくれてるって感じるだけで、とてもほっとするんですけれど、それに対してこんなに応えてくださって、なんだかありがたいというか、感謝の気持ちです。

★加藤さん
 あれまあ…合うのは感性だけで良かったなんて、そんなそんなヒドイことを!
 感性が合うって……ま、いいか。(またもや悲しみに打ちひしがれる。)

> 怖いもの見たさでこの2人を引き合わせてしまったが、大変なことをしてしまったと改めて思う。

 ふっふっふ、恐くないよお〜。

 …こんな投稿見たら、初めて見に来た人、逃げちゃうかもしれないじゃないの!
 これもみんな…みんな……加藤さんが悲しいこと言うからいけないんだあ!(泣)

 冗談はさておき。いや、ちょっと傷心なんですけどね。ぷんぷん♪
 泉さんがいなくなってから、ここでひとりごというの、嫌ですよ!
 というわけで、加藤さん、よろしくお願いしますね♪(にっこり)


加藤 浩司 投稿日:99/09/10(金) 07:23

 上のコメント、文字化けして読めませんねえ。
 何て書いてあるんでしょうか。


泉泰弘 投稿日:99/09/10(金) 08:55

 今日を入れてまだ2日あります。

 曖昧さのない文章にしようと言葉を選びながら書くのは苦手で、結構肩が凝るものです。ところが、たきさんとの対話ならば浮かんだ言葉をそのまま文字にしても許してもらえそうなので、近頃の投稿では文章が活き活きとしてくるように感じます。
 たきさんの文章を眺めていたら、またもや小林秀雄の文章「モオツァルトを聞いて踊る子供は凡庸な批評家よりも正しく音楽を理解しているのであります。」(少し違っているかな?)を思い出しました。いかに名盤であっても繰り返し聴くにつれて飽和してしまうものですが、お陰様で初心に返ることができたようで、再び新鮮な気分で"O Espirito da Paz"を聴くことができるようになりました。改めて感謝です。

 ところで(いきなり飛んでしまう)、ふと"O Espirito da Paz"はオペラ歌手エリーザベト・シュワルツコップが歌うR・シュトラウス歌曲集のCD(東芝EMI)と構成が似ているなと思いました。こちらは最初に「4つの最後の歌」という途方もない作品が入っていて、いきなりテンションが高まるのですが、それ以降の歌曲を聴くうちに異様までの緊張感が次第に解けて平常に戻っていく。もっとも、マドレデウスの方は最後まで緊張感がある程度持続するという点で少し違うような気もしますが・・・・・
 後のアルバム"O Paraiso"も「寂しさ」という点では共通していますが、"O Espirito da Paz"のConcertino以降の曲にはそれに加えて「厳しさ」というものを一貫して感じます。中でも"As Cores do Sol"と"Ao Longe o Mar"の2曲はそれが強く感じられるせいか特に好きなのです。
 なおボーナストラックとして入っている"O Pastor"、ありがたいんだけれどもやはり異質であるため、全体の雰囲気を損なっているようで最近急に鬱陶しく思いだしました。

 脱線ついでに続けますと、「親しみが感じられないR・シュトラウス」ですが、歌曲では必ずしもそういうことばかりでもないですよ。特に上記CDにも収録されている「子守歌」や「明日には」などは人間的な暖かさを感じさせてくれます。ただし、どちらも旋律が非常に長く、とりわけ後者は憶えにくいこと甚だしい曲ですが・・・・・

 最後に、「回転率では負けているけれども、1ページの長さではここもプロレス掲示板並になりましたね。」と書くつもりでしたが、向こう(奇数日)を覗いてみて愕然!何とも凄い人が現れたもんですね。


加藤 浩司 投稿日:99/09/10(金) 23:50

 げげ、「O Pastor」が異質だってこと、たきさんへの私信で書こうと思ってたら先に言われてしまった。
 ちなみに私は「陽光と静寂」では「O Pastor」は絶対に聴かないことにしてます。
 なんてことを言うとしょうもない曲みたいに思われそうですが、大変な名曲です。

 ところで「陽光と静寂」が時として後半が単調に感じられるのって、単に「コンセルティーノ」で疲れてしまうからじゃないでしょうか。
 私の場合はどうもそうらしい。


たき 投稿日:99/09/11(土) 01:02

★イジワル加藤さん
> 上のコメント、文字化けして読めませんねえ。
> 何て書いてあるんでしょうか。
……泣……

★泉さん
 わたくし、あと二日の命でございます〜…ああ、短かった…(泣)

>たきさんとの対話ならば浮かんだ言葉をそのまま文字にしても許してもらえそうなので、近頃の投稿では文章が活き活きとしてくるように感じます。

 許すどころか、そういう活き活きした言葉で表現してもらえると、心がたちまち潤うんです!ぽんっと出てきた言葉をそのまま出してもらえるというのは、ほんとうに嬉しいことです。私がそういう言葉に感じるのは、マドレデウスの音楽に感じる「安心感」と同じなのです。

★加藤さん
>げげ、「O Pastor」が異質だってこと、たきさんへの私信で書こうと思ってたら先に言われてしまった。

 あ、もしよろしかったら書いてください!>私信

> ちなみに私は「陽光と静寂」では「O Pastor」は絶対に聴かないことにしてます。
 なんてことを言うとしょうもない曲みたいに思われそうですが、大変な名曲です。

 私の「陽光と静寂」の聴き方を聞いたら卒倒すると思います。いくら命があっても足りないです。たぶん、聴いているときはニンゲンじゃないんです(笑)。
「海と旋律」は、あれ、そのまま流してると心臓が驚きます。「異質」だからなのでしょうか。声からして違うし、歌い方なんて全然違いますよね。私はあのアルバムを通して聴くことは殆どないので、聴く時は単独で聴いています。
 で、あのアルバムをどんな風に聴いてるかというと…コワイ。

> ところで「陽光と静寂」が時として後半が単調に感じられるのって、単に「コンセルティーノ」で疲れてしまうからじゃないでしょうか。
 私の場合はどうもそうらしい。

「疲れる」という感覚はちょっと私と違うかも。疲れるというより、私の場合、力がすべてない状態になるんです。ですからそこで他の曲などは聴きません(正確に言えば、聴きたいという気持ちになれないのです)。

 ここで最初に書いたことにいきなり戻るんですが…
「静寂」の冒頭のことば、「Assim」って「こんなふうに」って訳されてますよね。この「こんなふうに」ってなんだか深いなあ、と感じます。この「静寂」の詩、ほんとうに好きです。わからないもやもやした感情が自分の中にあるんですが、まだそれが言葉にならない …うーん、出直そう…。


加藤 浩司 投稿日:99/09/11(土) 23:04

「陽光と静寂」は「1枚で1つの楽曲のようだ」とよく評されるけど、考えてみれば最初から最後まできっちり聴けることって少ないような。

 で、どんな聴き方するって?

 訳者は国安真奈という人ですね。この方の訳は好きです。
 しかし高場将美という人の訳はムニャムニャ。

 ところで泉さんの「メッセージの深さに応じて、違った心構えで音楽に向き合うべき」というのは全く同感です。
 自分が深く感動した音楽や小説に対して誰かが軽〜い感想を言っていると、たとえ好意的なものであっても、変な話むかついてしまう(笑)。
 むかつかれる側はいい迷惑でしょうけど、こうした感覚は決して単なる独善ではないと思ってます。
 だから逆に誰かが傾倒している音楽や文学を語る時は、下手な誉め方をしたら却って不快にさせてしまうこともあるので、細心の注意を払います。
 しかしこのコメントは泉さんの目には入らないな。ま、いいか。

357 無題
  いまはし 投稿日:99/09/07(火) 17:48

 あっしも「DESTINO」とても気にいってます。あえて原題で書いたのは、この言葉の意味に「運命」の他、「目的地」とかが有り、ポルトガル人の感覚をうかがわせる言葉の1つではないかと思い、「運命」と言う日本語のタイトルだけに絞りたくない気がしてます。行き着く所と運命が同じ言葉なんて、チョット粋じゃーないですか。
 前回、映画「A CAIXA」のことをコメントしたら、意外に、この言葉のことが話題になっていて、加藤さんのコメントにもあったように、金庫とか箱のことです。映画では募金箱のことを言っていると思います。「CAIXA」にOを付けると「CAIXAO」で「ギターラ」に出てくる、「私の棺はギターの形にしておくれ」うんぬんです。余談、余談。

泉泰弘 投稿日:99/09/08(水) 09:08

 いまはしさん、はじめまして
 僕が持っているのは輸入盤の"O espirito da paz"なので、邦題の「運命」や「静寂」はこちらに来て初めて知りました。それまで僕は、"Destino"にはcaminho(道)という単語が出てくるので、単に目的地のことだと思っていました。
 今後とも宜しくお願いします。また、余談の方もお願いします。


たき 投稿日:99/09/10(金) 02:03

 いまはしさん。はじめまして!
 私はマドレデウスのファン歴はまだ一ヶ月未満なのですが、すっかり「運命」と「静寂」にとりつかれてしまいました。
 ほんと、いいですよね、「運命」って。

 外国語力ゼロなので、こういうの教えて頂けると、とても嬉しいです。
 詩の素晴らしさって、訳ではほんとうには分からないのでしょうね…
 これからもよろしくお願いいたします!

358 サラバじゃ
  泉泰弘  投稿日:99/09/11(土) 01:32

 ここに書くのは適当ではないのでしょうが、3ヶ月ぶりに(それ以上?)チャットに参加していて、突然不通になってしまったため、お別れの言葉を残していきます。
 今日は本当に楽しいひとときをありがとうございました。>加藤さん&ぐりさん
 今まで誤解していて本当にすいませんでした。>ぐりさん
 またお会いできる日を楽しみにしています。>たきさん
 そして、それまでたきさんを宜しくお願いします。>加藤さん

加藤 浩司 投稿日:99/09/11(土) 02:13

 ふはは、結局2時までチャットしてまった。
 ぐりさん退院おめでとうございます。
 泉さんの「誤解」はちょっと笑ってしまいました。
 で、たきさんはやっぱり私が……?
 たきさん、たまにはチャットに来てはいかが?
 チャットでも壊れるのかしら。


たき 投稿日:99/09/12(日) 01:50

★泉さん
 サラバじゃって…もう行ってしまわれたの?
 うっ……そんなのそんなの、やだあ!
 泉さんっいかないでえ〜…(大泣き)

★加藤さん
>で、たきさんはやっぱり私が……?
 どうせ嫌そうなカオしてるんでしょっ。ぷんぷん。

>たきさん、たまにはチャットに来てはいかが?
 なんだとお!受けてたってやろうじゃないかっ!!ぷんぷん。
 
>チャットでも壊れるのかしら。
 いえ…壊れるんじゃなくて、たぶん壊すんですよ(笑)。
 だって、いまだにこわくてやったことないんだものっ。ぷんぷん。

 ……なんで私こんなに怒ってるんだろ。
 …そうだ、加藤さんがみいんな悪いんだ!泉さんを返せえ!!
 ああ、おなかすいた♪


加藤 浩司 投稿日:99/09/12(日) 07:56

 余程パソコンの知識が豊富でなければチャットを壊すなんて不可能でっせ。
 少なくとも私にはでけん。
 1対1ならICQでもいいけど、たきさん持ってないしな〜。


たき 投稿日:99/09/13(月) 00:42

 ICQも持ってないし知識も持ってないし何にも持ってないです。
 それはマドレデウスに通じるのです(意味不明)。


たき 投稿日:99/09/28(火) 22:58

 私が旅行から帰ったら、泉さんが戻ってきているといいなー♪
 加藤さんの中押しを知ることなく旅立つのは悲しいですわ。
 で、泉さんは加藤さんの中押しを知ってらしゃるのかしら?
 泉さんともミーティングがしたいな〜(笑)。
 では、わたくしも…サラバじゃ♪

359 檜風呂
  加藤 浩司  投稿日:99/09/11(土) 23:06

 BS2で黒沢明の「生きる」を観たのですが、その後の「森の贈り物」という番組でマドレデウスの「たとえ何があっても」がBGMに使われていました。
 日本の檜林の風景のバックにマドレデウスとは……。
 いや、マドレデウスの音楽が流れたら映像なんて目に入りませんけど。

 あ、たきさんこの曲知らないんだっけ。ザマーミロ。

たき 投稿日:99/09/12(日) 01:52

>あ、たきさんこの曲知らないんだっけ。ザマーミロ。
 なんだとお!その曲がりきった口をもっとひん曲げてやるっ!ぷんぷん。

 ……私、一体いつからこんなに言葉遣い悪くなったんだろう。
 …そうだ、加藤さんがみいんな悪いんだ!どうしてくれるっ!!
 私、人のせいにするの大のニガテ♪


加藤 浩司 投稿日:99/09/12(日) 23:02

↑ウソはよくない


たき 投稿日:99/09/13(月) 00:40

↑ウソばっかり(笑)


加藤 浩司 投稿日:99/09/13(月) 23:54

 ということで、2枚目のCDは「たとえ何があっても」が収録(1曲目)されている「風薫る彼方へ」などいかがで。


たき 投稿日:99/09/14(火) 02:20

「ザマーミロ」とまで言われたからには、受けてたってやろうじゃないか!
 …ということで、次のアルバムは「風薫る彼方へ」を聴くことにいたします。
 でも「運命」と「静寂」からいまだに離れられないでいます…。
 しかし、このタイトルもいいですねえ。
 詩の方も楽しみです。


加藤 浩司 投稿日:99/09/15(水) 00:05

 確かこんな歌詞だったと思います。

 悲しみなんか吹っ飛ばせ
 ヤーレンソーラン北海道


たき 投稿日:99/09/16(木) 01:03

「風薫る彼方へ」買いました!
 一曲目の「たとえ何があっても」
 この曲のテレーザの声もすごいです。
「運命」や「静寂」の声には、なにか特別な世界を感じたのでけれど、
「たとえ何があっても」では、もっと世界が近い感じがするみたい。
 テレーザって、曲に合う声を本能的に知っている、そんな気がする…。

 それにしても、驚いたのは詩。
「陽光と静寂」のような詩的な響きがないような。
 原語でも詩の雰囲気全体が変ったんでしょうか?
 こういう時、言葉の壁を感じる…
 しばらく読まなかった方がよかったかな、と思いました。

> 確かこんな歌詞だったと思います。

>悲しみなんか吹っ飛ばせ
>ヤーレンソーラン北海道

 …これは詩的な響きが十分ですね(笑)。


加藤 浩司 投稿日:99/09/16(木) 23:02

 声は確かに「陽光と静寂」とはだいぶ違う感じですけど、「声の使い分け」という意識はないのではないかと思います。
 テレーザにとっては曲の本質を素直に表現したに過ぎないのではないでしょうか。(ああ、だから「本能」なのか。納得。)

 詩については「陽光と静寂」とはアルバム全体に流れるテーマのようなものが違いますから当然違ったものになってますが、翻訳の問題もかなりあると思います。
 もろ直訳ですから詩によってはちょっと違和感ありますね。

 ちなみに「陽光と静寂」と「風薫る彼方へ」の違いについてはだいぶ前に泉さんが掲示板でうまい表現をしています。こんな内容でした。
―――
「陽光と静寂」が「天上の音楽」なら「風薫る彼方へ」は「地上の音楽」
「風薫る彼方へ」は恋愛など地上のこまごまとした事柄を歌っていながらも、天上とのつながりはしっかり保たれている
―――
 そう言えばちょっと前にぐりさんとチャットで「『風薫る彼方へ』を聴く時は1曲目で『できあがって』しまう」と意気投合しました。
 もちろん他にも凄い曲はたくさんあるので堪能してたもれ。
 私の場合、このCDを聴くと先制、中押し、駄目押しといった具合にヤラレますね。これは極めて個人的な感想ですが、印象深い曲が丁度そんな具合にちりばめられています。


たき 投稿日:99/09/17(金) 00:10

> そう言えばちょっと前にぐりさんとチャットで「『風薫る彼方へ』を聴く時は1曲目で『できあがって』しまう」と意気投合しました。

 今、一曲目しか聴けない状態です…
 あの曲を最初にもってくるなんて…先に進めないじゃないか…
 というわけで、とりあえず近況報告でした。

 それにしても、泉さんの感じ方ってしっくりきますねえ。


加藤 浩司 投稿日:99/09/17(金) 00:56

 あれま、中押しまで辿り着いてないのね。


たき 投稿日:99/09/18(土) 01:04

 私の中押し→「明るみ」でした。>同じ?
 これを聴いたらまた進めないー(笑)。
「明るみ」を聴いた後に「運命」「静寂」を聴いたらどんな風になるんだろ…
 うわー、そんなこと考えちゃだめー!(一人妄想・卒倒中)

> 声は確かに「陽光と静寂」とはだいぶ違う感じですけど、「声の使い分け」という意識はないのではないかと思います。

 そういう意識を感じさせない、というより、ないんでしょうね。
 そう思うと…ことばがでないですねえ。ことばでは向かえないものを感じます。

> テレーザにとっては曲の本質を素直に表現したに過ぎないのではないでしょうか。(ああ、だから「本能」なのか。納得。)

「明るみ」を聴いて、ますますそういう本能を感じました。
 このアルバム、「陽光と静寂」と違ったすごい魅力がありますね。


加藤 浩司 投稿日:99/09/18(土) 02:24

 あ、中押し食い違った。
 どれが中押しかって、それはヒミツ。


たき 投稿日:99/09/19(日) 02:51

 ズルイぞ!お願い教えて〜♪だめ?(笑)
「明るみ」よりも前の曲で中押しなんですか?!


加藤 浩司 投稿日:99/09/19(日) 23:44

 アレですよ、アレ。


たき 投稿日:99/09/20(月) 02:16

 イジワルー!
「明るみ」より先だったら私はまだですよー。
 否定しないってことは、やっぱり2,3,4のどれかってこと?


加藤 浩司 投稿日:99/09/20(月) 03:47

 へへへ、2曲目で「中押し」とは言わんでしょう、普通。
 と意地悪く突っ込んではぐらかす。
 いやしかし2曲目も好きだのお。3曲目もいい。4曲目も。


たき 投稿日:99/09/22(水) 00:07

 教えてくれないとイジワルしちゃうもん。<ぷんぷん
 …イジワルが思い浮かばない…加藤さんの中押しも浮かばない…

 あ、私「岸辺」好きです。「海と少女」もいいなあ。
 多分、「夢」は駄目押しなんじゃないかなあと思います。
 どれもいいのだけれど、自分好みっていうのは確かにあるんです。
 さあ、教えてもらおうか!(脅迫っぽく言ってね♪←声の指定)


加藤 浩司 投稿日:99/09/22(水) 02:07

「岸辺」いいですねえ。
「海と少女」いいですねえ。
「夢」いいですねえ。


たき 投稿日:99/09/24(金) 02:31

 そんな態度とったら歌っちゃうぞ!
 あ、私からは谷川俊太郎の「無言歌」を捧げます。
 但し13人目の”無言歌”のみ。
 信じるか信じないかはあなた次第…ふっふっふ。


加藤 浩司 投稿日:99/09/24(金) 23:57

↑それ知らない。ああ、話が終わってしまったあ。


泉泰弘 投稿日:99/10/01(金) 19:07

 谷川俊太郎といえば、彼の詩に故武満徹氏が作曲した合唱曲「死んだ男の残したものは」が好きです。詩(起承転結の展開が見事)も曲も素晴らしくて泣けます。

360 日本で食べたポルトガル料理
  ゆも(ym4570) 投稿日:99/09/13(月) 02:33

 先日、ここの持ち主である加藤さんに教えて頂いた西洋飲茶「海と森」へ行ってきました。2年程前にポルトガル旅行中、リスボンで知り合った人と久々の再会の場所に、ポルトガル料理の食べれる店を選びました。

 まず、料理が運ばれる前に、注文したワイン「Vinho Verde」で乾杯。
 このワインは旅行中に気に入ってよく飲んでいたもの。(微発砲で飲みやすい)

 料理は懐かしいものも結構でてきました。多少日本風にしてあるのかもしれませんが現地で食べた、Pasteis de Bacalhau(たらのコロッケ)やBacalhau a braz(たらの卵とじ)なんかもあり、ちょっと感激でした。日本で食べれるとは....。
 ほかには、Canja(お米入りチキンスープ) メインはポートワインのソースのステーキ。デザートはArroz Doce(ライスプリン)。(たしかオフ会報告ではこのプリンが甘いと書いてありましたが、私達は全然、オッケーでした。)

「海と森」
 私達は、かなり気に入ってしまいました。それと、このお店の名前ってなんだかマドレデウスの曲のタイトルみたいじゃありません?
 お店は静かだし、また行きたいですね。ポルトガル料理以外の料理もきっとおいしいんでしょうね!? 
(でも、どうやってあのお店の存在を知ったのですか??)

 いいお店、教えてくださりありがとうございました!!

加藤 浩司 投稿日:99/09/14(火) 00:23

 ゆもさん、レポートありがとうございます。
 私もまた「海と森」でオフ会をやりたいと思っています。

 デザートは大丈夫でしたか。自分では甘党だと思っていたのですが、それほどでもないみたいですね。

「海と森」開店当時はポルトガル料理は扱っていなかったそうなんです。
 それがポルトガル大使館の方(だったかな)の提案で始められたとのことでした。

 この店をどうやって知ったかと言いますと、前々回のオフ会のメンバーに知っている人がいたんです。その方達がどうやって知ったのかはわかりません。
 とにかく「海と森」で検索してどうにか電話番号をつき止め、めでたく食事ができたという次第です。

 いずれまた「海と森」でオフ会を開きたいと思っています。


ゆも(ym4570) 投稿日:99/09/14(火) 03:43

 そうですか〜、「海と森」でオフ会、いいですね〜。
 その時はぜひ参加してみたいものです。

「海と森」のポルトガルワインの品揃えもなかなかでした。
 壁に立て掛けてあった、壁掛けのサインはポルトガルで有名なワインメーカーさんが、お店に見えた時に頂いたものと言ってました。そのメーカーさんのワインをお店でも出していると言ってられました。


加藤 浩司 投稿日:99/09/18(土) 02:22

 ふふふ、10月に早速行きますぜ。

361 朗報:月田秀子ファド倶楽部
  加藤 浩司  投稿日:99/09/16(木) 01:05

 しばらく休止状態にあったホームページが再び開設されました。
 プロフィール、CD目録、公演情報などがあります。
 アドレスはこちらです。
http://www.asahi-net.or.jp/~wc3k-smz/FADO/

 私は11月26日の北とぴあの公演に行きますが、なんと翌27日には私の地元横浜で公演があるとか。

横山伊登司 投稿日:99/09/16(木) 01:38

 加藤さん、情報、感謝します。んーむ、北とぴあは行くつもりだけど、27日は、私は、社員旅行で長崎だ。フランシスコ・シャヴィエールの右手拝んで来なきゃ。もちょと前にいってくれればなー。残念。


加藤 浩司 投稿日:99/09/16(木) 23:07

 さすがに2日続きとなると私も行けるかどうかわかりませんが、こうまで近いと足を伸ばしたくなってしまうな。
 しかし会場の「バッファロー」ってどんな所なんでしょう。
 まさか焼肉屋のチェーン店のわけはないし。

 ときに明日のミージアのコンサートの後に皆で一杯という話が出ていましたが、どんな予定になっているのでしょう。
 よかったらご一緒させて下さい。私の席はK列23番です。


加藤 浩司 投稿日:99/09/18(土) 02:21

 27日の公演の会場名は「バッファロー」ではなく「ラパロ クラブ」だそうです。これは傑作。

 さて話題がバラバラになってしまいますが、ミージア(第一部:ファド)とカルメン・リナーレス(第二部:フラメンコ)のコンサートに行って参りました。
 ファドを生で聴くのは去年の月田さんのコンサートに続き2度目。
 ミージアの歌を聴くのはまるっきり初めてでした。
 感想はうまく言えませんが、力強さを感じさせる歌声でした。

 ところで第一部の時に拍手のフライングがやけに多いのが気になっていたのですが、どうやらフラメンコのノリで拍手をしてしまっていたようです。フラメンコでは唄い終わるや否や歓声と共に拍手が沸き起こるのが当たり前ですから。
 ファドは曲が鳴り終わった後の静寂も曲の一部のような気がするし、できることならそこまで「聴き」たかったなと、少し残念に思いました。

 聴衆の殆どはフラメンコ目当てだったらしく、拍手の大きさは段違いでした。なんだか聴衆が憎らしく思えたぞ(笑)。
 でもフラメンコ(ダンスではなく歌です)もとてもよかったです。
 ただ、ファドの余韻がかき消されてしまったのがちょっと残念でした。

 それにしても凄い偶然。
 ファド倶楽部のホームページを通じて知り合った三太夫さんという方(毒蝮さんとは別人)と、なんと席が隣同士。これには驚きました。

 コンサートの後は、三太夫さんとはご一緒できませんでしたが、ネット仲間4人で喫茶店にてしばし談笑。
 横山さん、ごちそう様でした。

追記
 次回のオフ会開催が決定しました。
 場所は前回と同じく「海と森」。日時は10月の土日を予定しています。
 詳細は後日お知らせします。


ぐり 投稿日:99/09/18(土) 06:44

 すごい偶然ですね!!!<三太夫さんと隣同士
>拍手
 6月のケルンでのマドレデウスのコンサートでも、拍手は常に早くて私としては残念でした。余韻が味わえなくて。曲の途中の静かになるところで間違って...という一幕もあったくらいです。
 フラメンコは私も好きでよく聴いてます。ファドと抱き合わせにするのはどうも、とは思いますが...


横山伊登司 投稿日:99/09/18(土) 10:00

 こんばんは。ミージアもカンテ・フラメンコもよかったのですが、なにかいらだちというか欲求不満が残ったライブでした。ミージアについては、余韻が楽しめないままフラメンコに突入してしまったわけだし、フラメンコにしても、ミージアの余韻がふっきれないまま聞かされて、深いところまで精神を集中して入り込めなかった。順番が逆でも結局同じことだったのでしょうね。異種混合ライブはやっぱだめだわ。
 コンサート後に、いっぱいやりましょうというのもよくばりな計画でしたね。加藤さん、つぎのオフ会、いつでも私は参加させていただきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。 どうも、お疲れさまでした。


横山伊登司 投稿日:99/09/18(土) 10:19

 たびたび、どうも。拍手の話題がありましたが、ファドは、ファド家などでは、曲が終わらないうちに始まるのが普通なのではないかと思います。日本のコンサートにもなじむかどうかはまた別でしょうが・・・。特に古いタイプのファドは、伴奏のパターンが決まっていて、最後の4小節は必ずコードをかき鳴らす奏法で終わるので、これを合図に拍手を始めているようです。出来の良いときは、「ブラボー!」とか「ファディスタ!」とかのかけ声をかけながら、拍手が始まってしまうのでいつも最後はかき消されてしまいます。 Amalia no Cafe LusoというCDなどでは、ほとんどの曲がこの調子ですが、私は慣れてしまったのでしょうか、この拍手のしかた好きです。小粋に感じます。 Amalia no Cafe Lusoは、古き良きファド家のあり方や、良くも悪くも本来ファドとはどういう物かというエッセンスがかなり忠実に残されているのではないかと思います。ぜひ、入手して聞いてみたください。損はないと思いますよ。


加藤 浩司 投稿日:99/09/19(日) 23:07

 ぐりさん、久々の投稿ですね。
 ファドの余韻が消されてしまったという感想は横山さんも一緒でしたか。
 それにしても、第一部の始まりが7時過ぎ、第二部の終わりが10時前。
 こんなに長いとは思いませんでした。
 金曜日だけあって喫茶店はどこも混んでいて、またも市中引き回しの刑(maedaさんの名言)になってしまった……。

362 10月オフ会参加希望
  平沼  投稿日:99/09/20(月) 22:29

 加藤さん皆さんこんばんは。17日のミージアさんのコンサートでは、ろくに挨拶もせずすいませんでした。(ミージアさんに会えるよう画策してました。)
 前回に引き続きまた、10月のオフ会に参加させてください。9日(土)か10日(日)を希望します。16日(土)は、ポルトガル語講座のため難しいです。
 よろしくお願いします。

加藤 浩司 投稿日:99/09/21(火) 00:24

 平沼さん、参加表明ありがとうございます。
 ミージアのコンサートは、歌もさることながら伴奏も素晴らしかった。
 ポルトガルギター、クラシックギター、ベース、バイオリン、アコーディオン、ピアノ……ちょっとどこかのグループを彷彿させます。


平沼 投稿日:99/09/21(火) 20:48

 加藤さん、ありがとうございます。
「ミージアさんの伴奏者について」
 私がミージアさんに惹かれるのは、ミージアさん本人の歌が素晴らしいばかりでなく、
ミージアさんのバックミュージシャンの演奏が素晴らしいことがあげられます。
 特にバイオリンのマヌエル・ロッシャさんの演奏は、コンサートでは聴いているだけ幸福な気分となりました。(私がいつかああゆうバイオリンを弾きたいと思っている人です。)
 そしてアコーディオンとピアノのリカルド・J・ディアスさん。17日のコンサートの音響効果は抜群で、とっておきの高音フレーズにはきいてて泣きそうにならいグッときました。(前日はあまりききとれなかった。)
 ミージアさんとマヌエル・ロッシャさんとリカルド・J・ディアスさんのトリオは、いつまでも抜けずに、一緒に活動して欲しいものです。

363 月田秀子コンサート情報
  加藤 浩司  投稿日:99/09/22(水) 00:15

 11月26、27日の月田秀子さんのコンサートの詳細がわかりました。
 関東の情報ばかり載せているのはひとえに私が関東在住だからにございます。
 他にも大阪、京都、北海道など各地で行われています。
 詳しくはファド倶楽部ホームページをご覧下さい。
http://www.asahi-net.or.jp/~wc3k-smz/FADO/

<月田秀子ファドコンサート 北とぴあvol.2>

日時:平成11年11月26日(金)
   PM6:30 開場 PM7:00 開演
会場:北区王子 「北とぴあ(ほくとぴあ)」つつじホール(400席)
  (北区王子本町1−11−1 TEL 03-3590-1221)
   最寄駅 JR・営団南北線 王子駅
料金:\3,000 全席自由
チケット取り扱い:チケットぴあ・チケットセゾン
問合せ:北区文化振興財団 03-5390-1221

※ご予約は月田秀子ファド倶楽部・斉藤敏明氏へ電話またはFAXで


<月田秀子ファドライヴ in ラパロクラブ>

日時:平成11年11月27日(土)
   PM4:30 開場 PM5:00 開演
会場:横浜関内 ライヴハウス「ラパロクラブ」
  (横浜市中区本町1−9 SKビル5階 TEL 045-212-5060)
   最寄駅 JR・地下鉄 関内駅
料金:\6,000(フリードリンク/パン&チーズ)

※ご予約は月田秀子ファド倶楽部・斉藤敏明氏へ電話またはFAXで
※先着順にて30名様限定となります
364 ヌニェスとテレーザ
  横山伊登司  投稿日:99/09/23(木) 08:35

 こんにちは。Carlos Nunez “Os amores libres”(BMG 74321663032)聞いてみました。
テレーザ・サルゲイロは、第4曲目です。マドレデウスとは雰囲気違いますが、いつものテレーザ節です。私は好きです。なんとここでも次の曲はカルメン・リナーレスです。私、このおばちゃん嫌いじゃないですが、もうちょっと離れてほしいなー。わざわざテレーザのすぐ後にしゃしゃり出てこなくてもねー。
 バグパイプというと主音と第5音が耳鳴りのように始終鳴っているやかましい軍楽隊の行進曲(スコティッシュ・ブレイブスでしたっけ?)を思い出すのですが、このCDでは、あまりあの耳鳴りを聞かなかったような気がしました。ソルだったか、アルベニスだったか、クラシックギターの練習曲かなにかだった曲も出てきます。わりとよかったですよ。
カルロス・ヌニェスは12月に日本でコンサートするそうです。では。

加藤 浩司 投稿日:99/09/24(金) 23:04

 おや、そんな所にカルメン・リナーレスですか。不思議な縁ですね。
 テレーザの後にリナーレスでは、「陽光と静寂」のボーナストラックの「海と旋律」みたいな存在になりそうな。
 カルロス・ヌニェス、名前は何度か目にしたことがありますが音楽は全く聴いたことないですね。“Os amores libres”探してみます。


平沼 投稿日:99/09/25(土) 09:10

 カルロス・ヌニェスさんのジャケット写真はベストな写真ですね。これが少し後ろに引いた写真は・・・。(今、音楽雑誌で結構取り上げられています。)

365 関西ではどのような動きが?
  葡萄牙好子  投稿日:99/09/25(土) 15:40

 初めまして。以前からこのHPは知っていましたが、書くのは初めて。
マドレデウスは前からよく聴いていますが、実はそーんなにくわしいわけではありません。でもテレーザの声は気に入っているし、新しい音楽とはこういうものを指すのかな、などと勝手に思ったりしていました。留学してから、大のポルトガルファンになってしまった。飲むワインはvinho verde tinto、Bairrada,Douro,etc.
 東京では結構オフ会などやっているようですが、ここ関西ではどうなのでしょう.
ましてや,ポルトガル料理のレストラン?私はよく自分で作って食べています。(昨日もCanjaを作ったばかり)関西でのこのような情報をお持ちの方、オフミをしませんか?(なんていって、もうやっているんですか?)ぜひ情報を、また同胞からのお声かけをお待ちしております。よろしくお願いします。

銀ちゃん  投稿日:99/09/25(土) 21:52

 葡萄牙好子さん(をを、気合いの入ったハンドルだ)、Muito prazer, encanado de conhec'e-la!

 同じくポルトガル(人)をこよなく愛し、ホームページ(↑)を運営してます。

 私も関西在住ですが、関西でのオフ会は確かに少ないですね。最近では5月に大阪でやりましたけど・・・まだまだ絶対数が少ないのかなあ、と(いや、きっと発掘すれば出てくるはず??)。とにかくまた一人関西のファンが見つかってうれしいです。

 そうそう、来月9,10日に高知でリスボン市電に会いに行くオフをするんですが、いかがですか?

 なにやら自分のHPの宣伝っぽくなってしまい、すみません>セニョール・加藤

At'e breve!

P.S. ワインといえば私にはなぜかSet'ubalです(^^;


加藤 浩司 投稿日:99/09/26(日) 00:01

 葡萄牙好子さん、はじめまして。
 ポルトガル留学はどんなきっかけでなさったんでしょう。ポルトガル語を専攻されいたのでしょうか?
 ここを見て下さっている方の中には関西の方も何人かいらっしゃるようですが、オフ会は残念ながらまだ1度もないですね。
 そうした提案を関西の方から出して下さるのは嬉しい限りです。
 関西でもし開催されることになれば私も参加させていただくかも(笑)。
 でも関西の拠点はやっぱり銀ちゃんのサイトかな?(どんどん宣伝しちゃって下さい)
 もし銀ちゃんの主催で関東オフがあったらぜひ誘って下さいね。

 葡萄牙好子さん、これからもどうぞよろしくお願いします。


いまはし 投稿日:99/09/29(水) 17:35

 葡萄牙好子さん、(なんて読むのでしょうか。ぶどうきばよしこさん、そんな訳ないか。)はじめまして。vinho verdeにtintoがあるとは知りませんでした。vinho verdeのボトルにbrancoと書いてあるのでもしやとは思ってましたが、私もvinho verdeが大好きです。もちろん、白しか飲んだことありませんけど。チョクチョクこのワインを飲みたいのですが日本で売っているのを見たことないんですよね。ポルトガル、マカオで多量に仕入れてきたのを飲んでたんですけど今はもうなくなってしまった。では、これからもどうぞよろしく。

366 う〜ん、ぶどうきばじゃないんだな〜。
  葡萄牙好子  投稿日:99/09/29(水) 18:13

   加藤さん、皆さんこんにちわ。

>いまはしさん 初めまして。ワイン愛好者がまたここにも。
ポルトガル好きには酒飲みが多いと他のHPの方が言ってましたが本当にそうみたいですねー。
 そうなのです。Tintoがあるのですが、どうもポルトガル国内で消費されてしまい、よそ様へは分けてもらえないのではないか、というのが飲み仲間の見解です。(いいかげんな予想!)
 でも赤とはいえコクがあるわけではなし、フランスなんかの高級ワイン通の方などに言わせたら「なんじゃこれ?!」ってな感じですが、ポルトガルの、特にあのポルトの臓物料理のこってり感に非常にマッチして、私にとっては美味に思えるのです。
マカオの酒屋スーパーで「そんなものはない」といいはる店員に無理矢理探させ(ちゃんとあったじゃないかー!!)?本担いで帰国しました。
 でもファンとしては、臓物料理ほおばるテレーザ・・・というよりやはりアンテイークグラスに年代物のVinho portoを飲む彼女を想像したいですね。

加藤 浩司 投稿日:99/09/30(木) 00:23

 ワインのことは残念ながら私はさっぱりわかりませぬが、10月1日に急遽「海と森」に行くことになり、またもワインをいただきます。
 銘柄は他のメンバーにおまかせ。

 ちなみにテレーザの好物はラーメンライスだとか(ウソ)。

追記:いまはしさん、「ぽるとがる」を漢字に変換してみて下さい。

367 アート?パーク
  hiro  投稿日:99/09/29(水) 21:33

 アート?パークとは皆の創った作品を投稿展示するHPです。上手いとか下手ということは一切なし。自分の創ったものが、たくさんの人に見てもらえます色々な作品も見れます。まず一度どうぞ。
368 10月10日 オフ会参加表明
  Soh  投稿日:99/10/01(金) 00:16

 Casa AmaliaのSohです。
 ご無沙汰しております。
 10月10日オフ、参加します。
 ただ、私はこの日7時30分まで秋葉原にてバイトをしておりますので荻窪には8時30分ごろつくと思います。
(国立に住んでいるので中央線は帰り道♪です)
 この時間帯ですと、2次会でしょうか?
 それでもよろしいですか>加藤御大

 あ、あと男性と女性と料金が違うようですが、学生料金っていうのはないのですか?
 でも2次会でご飯をたくさん食べたいので会計は別にした方が公平ですね。
 とにかくみなさんとお会いできるので楽しみです。
 加藤さん、リベンジしまっせ。

加藤 浩司 投稿日:99/10/01(金) 00:27

 8時半……ではその時間になったらSohさんの携帯に電話しよう。
 で、道順を教えるなり迎えに行くなりすることにしましょう。
 しかし2次会は喫茶店になるかも知れないし、食事には向かないかもなあ。
 ちなみに2次会では料金はひとりひとりバラバラに支払っていただきます。
 好きなだけ食べて好きなだけ払って下さい。
 他に参加者はおらんかな〜。


Soh 投稿日:99/10/01(金) 00:32

 2次会ではワインはないのでしょうか。とても心配です。


加藤 浩司 投稿日:99/10/02(土) 00:10

 Sohさんが携帯電話を解約したことが判明。
 では8時半に荻窪の三鷹寄りの改札口で待ち合わせましょう。
 ワインですか〜?1次会では飲みますけど。
 で、リベンジってなんやねん。


Soh 投稿日:99/10/09(土) 22:08

 8時10分〜15分ごろ荻窪に着きます。
 どっち口で待ち合わせしましょうか>幹事様


加藤 浩司 投稿日:99/10/10(日) 00:50

↑三鷹寄りと書いておろうに。つまり北口と南口の改札です。
 よろしゅう。
 もし会えなかったら「海と森」の前で待ってて。
 適当に時間置いて迎えに行きます。


加藤 浩司 投稿日:99/10/11(月) 00:53

 Sohさんゴメン。北口、南口は新宿方面だった。待たせちゃった。

369 「海と森」
  加藤 浩司  投稿日:99/10/02(土) 23:07

 1日、仕事で上京していた月田秀子さんと「海と森」でご一緒しました。
 ポルトガルのこと、ファドのこと、カルロス・パレーデス(ポルトガルギター奏者)来日時の逸話など、色々な話を伺うことができました。
「従来のファドがそのまま残ることはないだろう。」
「ポルトガルの米作は水田と陸田がある。ジャポニカ米ではない。」
「カルロス・パレーデスは健康管理のため、塩分を摂るのを極度に嫌っていたが、なぜか醤油は平気で使っていた。寿司は醤油をたっぷりつけて食べた。」
「カルロス・パレーデスはマドレデウスの大ファン。」

 その他、この日のことを細切れに報告します。

<カルロス・ヌニェス“Os amores libres”>
 横浜のHMVにありました。
 が、「日本盤が出るまで待て」との天の声に従い購入せず。

<中古CD店>
 荻窪南口に「RARE」という店を見付けました。
 営業時間は21時まで。
 どういうわけかどのCDも安い。
 掘り出し物がありました。2枚購入。
「ヨーヨー・マ・プレイズ・ピアソラ」1,200円。
「インカ伝説」(クスコ)800円

 しかも。
 ビデオ「マドレデウス ライヴ・イン・ジャパン1994」がなんと半額以下の2,800円で売っていました。
 あれを売り飛ばすなんて何考えてんだろ。

<ポルトガル料理>
 8月1日に続き2度目になりますが、前回とはメニューが随分違っていました。
 料理の名前を殆ど憶えていないので詳しく説明することはできないのですが……。
 緑色のトロリとしたスープは不思議な味がしました。
 あ、ひとつだけ名前を憶えています。
「イワシの塩焼き」
 レモン汁、オリーブオイル、ビネガーをかけて召し上がれ。
 それにしても6人しかいないのに9尾もあったのはなぜだろう。

 デザートはおなじみ「アロース・ドッセ」。
 今回は甘さに全員が悲鳴を上げ、残す人続出。
「海と森」さん、ごめんなさい。
 次からは「甘さを控え目に」とリクエストします。

 ワインは6人で4本弱空ける。

<便乗>
 月田さんの宿泊先が横浜とのことで、送り迎え役の斉藤氏の車に便乗。
 月田さんのオヤジ(?)ギャグを堪能。
 11月27日のライブの会場ラパロクラブに立ち寄る。
 実にこじんまりとした店。ここでライブとはなんと贅沢な。
 そこで月田さんの97年のライブのテープを聴く。
 聞き覚えのあるメロディ。「異邦人」だった。

 更に横浜駅近くまで送っていただき、別れる。
 24時帰宅。

銀ちゃん  投稿日:99/10/03(日) 19:50

「海と森」のアロース・ドセが甘いって??本場のはあんなのじゃないですよ。
 それが調理用のボール(球じゃないほうの)にどーんと出てきた日には(5人で食事したので、5人前??)、それだけで胸が詰まります(^^;
 鰯の塩焼きも5人なら9匹じゃなくて20〜25匹ですね。

 あと「チョコレートムース(ムース・デ・ショコラーテ)も日本のを想像してはいけない。ほとんどチョコレートをそのまま溶かしたみたいなのが出てきますから(^^;

 結局リスボンには行かずじまいですか?


加藤 浩司 投稿日:99/10/03(日) 23:30

 そう、8月のオフ会のレポートにも書いた通り、店の方も「現地のものより甘さは控え目です」と言ってましたね。でも甘い!
 私は元々ご飯1膳おかず1品で足りてしまうような人間ですから、コース料理なんていうのは「1日分」ですよ。いや、下手をすれば2日分……。
 それでも残さず食べるのはひとえにがめついからにございます。
 リスボン行きは来年の春か夏頃になるとのことです。


加藤 浩司 投稿日:99/10/06(水) 23:09

 あれあれ。以前の横山さんの投稿(342)を見ると、9月22日に発売されたのが日本盤で、輸入盤はもっと前からあったと……。
 10日に渋谷のHMVに行ってみようかな。

370 はじめまして。
  Shirato  投稿日:99/10/10(日) 04:04

 まったく門外漢なのですが、今日ポルトガルから帰ってきました。
 単にロカ岬を見たいと思い、しかも旅行の3日前にポルトガル行きを決定。
 なんの下調べもなく(ロカ岬、リスボン、ポルトワイン、そしてサラザールしか知りませんで・・・)行ったのですが、ある教会でマドレデウスの曲と出会いました。
 いまガイドがないので(宅配中)、名称を失念しましたがそこでBGMとして不思議な曲がかかっている。
 近くにいた教会の人にうかがうと、マドレデウスの『o espirito da paz』だと。
 急いで、CD屋で買い求めました。
 そして帰国して5,6時間経ち、聴いている最中です。
 そしてそしてこのサイトに出会いました。
 熱心な方々がいて当然と拝察、幻影のような曲ですね。
 つまらない話で恐縮ですが・・・
 またよろしくお願いいたします。
 そうそうポルトガル料理屋って知らなかったんですが西荻にあるんですね。
 吉祥寺に住んでいるので今度行ってみます。

追伸
 リスボンは一昨日から国旗はすべて半旗となっていました。
 ファドの女王の死に敬意を表して。

加藤 浩司 投稿日:99/10/11(月) 00:42

 Shiratoさん、こんにちは。
「O espirito da paz」、邦題は「陽光と静寂」ですね。
 このアルバムの凄さはちょっと言葉にできません……と私はいつも逃げてしまい、他の人達の感想にもっぱら「その通り!」と頷いているような按配です。
 ホームページにCD目録がありますので、2枚目のCDを買われる時は参考にご覧下さい。

 ポルトガル料理の食べられる店「海と森」は荻窪駅のすぐそばにあります。
 実は10日に丁度行って来たところです。

 今後ともよろしくお願い致します。


加藤 浩司 投稿日:99/10/12(火) 23:04

 言い忘れましたが、ポルトガル料理は2人以上でないと食べられません。
 また、2日前までに予約する必要がありますのでご注意下さい。