(2001.4.22〜2001.6.11)

651 輸入盤情報 加藤浩司 投稿日:2001/4/22(日)00:44
   うわ、怖いことを>絞首刑

「Movimento」の輸入盤も既に店頭に並んでいます。
 渋谷の店を巡ったところ、一番高いのがHMVで2000円台、タワーレコードが1850円、レコファンが一番安く1750円で売っていました。
 日本盤の解説文(服部のり子)はできのいいものとは言い難いので、訳詞(高場将美)に興味がない方には輸入盤をおすすめします。

 あちらこちらの紹介文に目を光らせたところ、今回は読んでいて不愉快になるようなものは見掛けませんでした。
 HMVの「ヒーリングブームの先駆け」とかいうくだりには引っ掛かったけれど、市場での位置付けの説明と思えば我慢の限り。でも(これもHMVだったかな)「大人の音楽」という言い方はちょっとなあ。

 タワーレコードにはCDのチラシも置いてありました。
 このチラシ中で気になったのは「ポジティヴ」という言葉。マドレデウスを「ポジティヴ」と表現されることに私は違和感を感じます。
 マドレデウスはポジティヴとかネガティヴとかいうベクトルを超越した“ただそこにある音楽”なのではなかろうか。
 言葉を変えれば、ネガティヴの極みであると同時にポジティブの極みでもある、とか。その意味では「ポジティヴな音楽」という言い方もあながち間違いではないと思うけれど……。

 こうして文句ばかり言っていると、「だったらお前書け」なんて言われそうだ。パス。

 5チャンネルサラウンドで聴いたり4チャンネルで聴いたり試してみた結果、マドレデウスは2チャンネルで聴くのが一番いいことが判明。
 5チャンネルは特殊だから仕方ないにしても、4チャンネルより2チャンネルの方がいいというのは設計に問題があるのではないか。どうなんだSANSUI。
652 ハイ・ヒーリング ジョアキン 投稿日:2001/4/22(日)01:26
   絞首刑ですか?
 ハイ・ヒールではないのでしょうか。

 加藤さんちのオーディオが不如意なのは、スピーカの置いてある方位が悪いせいです。マドレデウスの場合、前のスピーカは、部屋の西側において下さい。センターウーハーの両横に観葉植物を置いて下さい。それでもよくならない場合は、CDに今年のラッキーカラー、ラベンダー色のスプレーを吹き付けて下さい。精神が鬱の方は、スピーカを東側において下さい。金運が欲しい人は、金色のメインアンプを部屋の西側において下さい。なお、アンプの上に、金魚鉢を置くのはもってのほかです。さらに詳しくお知りになりたい方は、拙著「風水オーディオ術」をお読みください。
653 ヤッケが複雑だ 誠 投稿日:2001/4/22(日)01:36
   僕も1つに絞首刑だと思ったんですよね。
 絞首刑台の一番左の人は首を絞めているのか、死刑台を山頂まで引っ張っているのか、わからない。
 その後ろを楽器を担いだ5人が自転車でゆっくりと走り、坂をのぼっているようです。
 表紙は海と陸にも見えますね。
 表紙は姨捨山のようにも見えますね。
 全体的に何かぞくぞくするものがありますね。
 来日したら誰かインタビューしてくださいよ。
 英語やスペイン語やフランス語でも大丈夫らしいです。
 ポルトガル人はだいたいみんな三ヵ国語を話せるという統計の結果が出ているようです。

 ごく最近までは、もしくは現在も、オーディオを究極的にするならば、2チャンネルが最も優れていた(る)ようです。
 昨今はまた違う形式での5チャンネルがもてはやされているようです。
 山水はもうすぐ終わってしまうほど不景気らしいですね。
 日本で一世を風靡し、5年前ぐらいまではプリメインアンプなんかがかなりの評価を得ていたんですけれど、どうされたんでしょう。
 災いはおそらくお洒落とはかけ離れたブランド名やデザインにあったと思われます。
 加えて高級オーディオの分野に頑なに居座り続けるという戦略が、失敗となった。
 音、コストパフォーマンスは魅力だったけれど。
 また、ハイエンドに対してはそれほど精力的ではなかったようです。
 その点ケンウッドを離脱した春日社長(現会長)による最高級ブランドアキュフェーズは古巣ケンウッド同様成功をおさめ続けています。
 ポピュラーなケンウッドとハイエンドのアキュフェーズ、山水もいずれかに徹すれば良かったんでしょうか。
 すいません、僕、アキュフェーズのファンなんです。
 いずれにしろ、加藤さんのもってらっしゃるサンスイは、コンセプトと音が合致していると思うのです。
 サンスイは嘘つきじゃないと思うんです。
 つまりマドレデウスは今のところ究極の2チャンネルで聴くのが最上なのではないでしょうか。
654 検閲 in 新宿 加藤浩司 投稿日:2001/4/24(火)23:54
   新宿HMV「彼らの本物の音楽に癒されてください」
 新宿タワーレコード「まさに癒しと和みの極致!」

 このドアホ!!

 コンポの安物はアイワで懲りているし、かといってスピーカー1個に5万も10万も掛けるほど肥えた耳は持ってない
 そこへ手頃な価格でなおかつ5チャンネルサラウンド機能を搭載していたのがSANSUIのハイコンポでして、業界での評価も知らずに買いました。

 このサラウンドというやつ、サラウンドのソースを聴く分には問題ないけれど、通常のステレオ録音のCDの場合、モノラルなんじゃないかと思うくらい音が薄っぺらになることがあります。オーケストラはそうでないものが多いですが。
 5チャンネルで音の薄さに辟易し、2チャンネルで「これはサラウンドか」と錯覚してしまう体たらく。どうしてくれよう。

 ケンウッドはデザインがなんかすごいので敬遠しています。あれを部屋に置くのはちょっと。

 ペドロはフランス語が喋れると聞いたことがあります。私のフランス語がついに役に立つ時が来た(ウソ)。
 誰かヒールマニアのあの親父をどうにかして下さい。

 そうそう、面白いホームページを見付けました。
 http://www.mercadoportugal.com/
655 やっと買った 前田 修 投稿日:2001/4/26(木)19:33
   単純な感想。O Paraisoで、ずいぶん雰囲気変わったな〜と思いましたが、今回のアルバムでは少し前のマドレデウスの雰囲気に戻ったような感じがする。。。(まったく根拠なし)
 どちらにしても、コンサートが待ち遠しい。
 それにしても、かとさんがおっしゃる通り、ヒーリングやら癒しやら、うるさいよね。
「女の子を出産してますます深みをましたテレーザの歌声。。。。(秋葉原ヤマギワ)」
なんて書いてあるし、もうびっくり。
 でね、初めて日本盤を購入したのですが、みなさんはちゃんと対訳なんかを読んで、歌詞なんかを理解して、、、ということをなさっているのでしょうか?対訳は確かに正しいのだろうけど、いまいちしっくり来なくて、というか意味がよくわかんない部分が多いというか。
 ポルトガル語のマジックなんだろうな、きっと。勉強するか。。。
656 珠玉 ジョアキン 投稿日:2001/4/28(土)18:56
   過日、家の近所のCD店に、MOVIMENTOを買い求めにいったが、なかった。新譜どころかマドレデウスのマの字もなかった。
 ショックの余り、寝込んでしまいました。その後1年間ほど写経三昧の日々を過ごし、このほど、ようやく立ち直ったので、別の店で買いました。

 MOVIMENTOは、マドレデウスのこれまでの作品の中でも、最高峰に位置すると言えるのでは。伊達に4年間新しいアルバムを出さなかった訳ではなかった。
 音がナチュラルで、木の匂い、石の匂い、壁の匂いが直に伝わってきます。これまでのものは、若干スタジオの匂いを感じてしまうのですが、今回のは、それがほとんど無い。曲と曲の間の雰囲気や音質のギャップも無い。
 表面的な衝撃(こけおどし)が少ない分、じわっとスパイスが効いてくるような感じです。そして、しだいに歌詞の言葉そのものに、心が誘い込まれてゆくのです。私は、日本語としておかしくてもいいから、歌詞を逐語訳して紹介せねばならないという情熱的衝動にかられました。が、歌詞集を見ると、英語ではあるが、ちゃんと1行ごとに訳が付いているではありませんか。似たようなことを考えた人がいたんだなあ、と興奮しました。

 このアルバムは、まさにマドレデウスの経典となるに、ふさわしいものです。これを朝な夕なに聴く者は、きっと幸せになるであろう。
(相変わらずおかしいな、このオヤヂは)

 絵の話は、またあとでね。
657 勇気がいる 加藤浩司 投稿日:2001/4/28(土)23:44
  「ムーブメント」は、シンセサイザーの音が前作よりずっと多彩になってますね。既に完成されていた世界に更に磨きが掛かっている。
 でも初めて聴く人に薦めるには勇気がいるかなあ。私がよく薦めるのは親しみやすさで「アインダ」と「風薫る彼方へ」。耳と感性が信頼できる人には「陽光と静寂」を薦めます。

 歌詞については「どんなこと唄ってるのかな」くらいの興味はもちろんありますが、別に熟読して理解してなんてことはしません。ましてや勉強なんて。
 マドレデウスの歌詞は難解なものが多いですね。
 訳者の違いもあるかも知れませんが、「海と旋律」「陽光と静寂」「アインダ」あたりはわかりやすいです。それにつけても「陽光と静寂」の歌詞は凄い。
658 マリア観音 ジョアキン 投稿日:2001/4/28(土)23:59
   ジャケットの絵ですが、絞首刑というのは、ごもっともではあります。でも、ちょっとアウシュビッツ的連想で、やっぱり恐い。

 ここはやはりカトリック的に発想してみたい。坂道を見たら、まずゴルゴダへの苦渋の道を思い起こすべきか。とりあえず、想像の根底に据えて置こう。かといって、この行列の先導者らしき者は、十字架を背負っているわけではない。しかし、何か重圧に耐えるかのように、苦しげである。やはり心に十字架を負っているのだろうか。ポルトガルのある村の長老と言ったところか。三日月形の顔のようにも見えるので、上方漫才のタイヘイ糸路師匠であるという説もある。

 さて、問題の処刑台だが、カトリック的に子細に点検するとロケット台ではなさそう。やはり白いベールを被ったマリア像に見える。このマリア像は、昔、村人が海で漁をしている時、網にかかったものだという言い伝えがあり、麓の教会にまつられている。だが、年に1度「聖ナントカの日」には、山の頂きに立てられた石の十字架までの道を、輿に像を載せて往復する祭りが開かれる。
 キリストの苦難などを想起しながら厳かに歩く。台は重いし山道はきつい。担ぎ手は顔面蒼白、足は棒のようになる。この血の気の失せた、生死をさまようような雰囲気があるがゆえに、「絞首刑」を連想する人がいても不思議はないのである。

 最後のグループは当然マドレデウス。行進を終えた村人達には、飲めや歌えのお祭りが待っている。その出し物として呼ばれたのが、マドレデウスだ。彼らは近年、CDの売り上げも落ち、ドサ回りで糊口を凌いでいる。テレーザは子供のミルク代にも事欠くありさまだ。車も売り払い、自転車で各地を回る旅芸人と化している。そんな彼らにとって、祭りでの仕事は、うれしい。出演料のほかに、ただで飲み食いできる。坂道は辛いが、心はうきうきである。
 前を行く行列に死相が漂っているのと対照的に、自転車の一行は能天気にさえ見えるのは、このせいである。

 こんなことをダラダラと、仕事中に書いていていいのだろうか。
659 今更ですが・・・ chihaya 投稿日:2001/4/29(日)03:37
   ご無沙汰してます。
 いきなりチケネタで申し訳ないですが・・・
 6月9日のチケットが1枚余っています。

 友人が気を利かせて取ってくれていたのにすっかり忘れられていて、今頃手元に届きました。(私はすでに確保済みなのに・・・)
 しかも「チビだから視界がクリアな方が良いかと思って」ーとバルコニー席。
 2階のバルコニーのようです。
 そんなわけで、観やすいかも知れないけど音は・・・?という席ですが、もし「知り合いにちょっと聴かせたい」とかいう方などいらっしゃったら、ご連絡お待ちしています。
660 マドレデウス日和 ななこ 投稿日:2001/4/29(日)15:48
   やーっと買いました「movimento」。それでみなさんの言う「ジャケットの絵論争」も「あ、これのことか」と合点がいきました。
 私は、この絵は一言、「怖い」に尽きます。
 で、音楽について書き込むのは、もっとちゃんと聴いてからにします。
 ところで、ショックだった話をひとつ、、、
 昨夜、BSの「MISIA」のライブを観てから、なにげな〜くチャンネルを変えていると、「長崎ぶらぶら節」というドラマにマドレデウスの音楽が流れているではないですかっ!そして市原悦子演じる主人公が息を引き取るクライマックスシーンでは、「アソーレス」が、、、。
 なぜ三味線を弾き語る芸者さんの生涯のドラマで、マドレデウスなのか、私には理解不能、違和感有り過ぎでした。(私は、三味線自体に偏見を持っているわけではありません。コンサートに行ったこともあるくらいですし)
 一体どういうセンスで、音楽を選んでいるのでしょうねー。まったく。
 まあ、音楽の受け取り方も、ひとによってそれぞれだと言ってしまえばそれまでですが、、、、。
 まあ今日はこちらはとても良い天気なので、気を取り直して、新譜をゆっくり聴くことにしまーす。
661 がんばれベアーズ 加藤浩司 投稿日:2001/4/30(月)23:26
  「意外な選曲」というと、「がんばれベアーズ」のカルメンとか「地獄の黙示禄」のワルキューレみたいなヒットもありますが、外すと悲劇ですな。

 chihayaさんの余ったチケットというのはS席でしょうか。買い手が見付かるといいですね。私も心当たりに声をかけてみます。
 実は私もチケットが1枚余ってます。6.8日本武道館。ってマドレデウスとバッティングしてるじゃんか。うっかり買ってもうた。

 引き続きジャケット。
 ジョアキンさんの言う通り、確かに歩く人の暗鬱さと自転車の人の能天気な様子は対照的。このジャケット、商業的にはあまりアピールしないかも。「海と旋律」や「アインダ」の日本盤のジャケットが違うのも頷けなくはない。

「ムーヴメント」の解説文は一言一言ケチを付けたくなるほどお粗末。執筆者の服部のり子とは何者なりやと検索してみたところ、「主に女性誌で音楽を紹介する仕事をしている」とのこと。
 ネット上にもレビューがいくつかあるけれど「センスのいい人ならではの洒脱感」なんておかしな文章を書いている。
662 なんじゃ 誠 投稿日:2001/5/1(火)01:06
   とりあえず服部さんはおいといてですね、
 自転車に乗った対照的な後の連中は鼻水を拭っていない印象もある。
663 ジャケのはなしですけど 前田 修 投稿日:2001/5/1(火)01:22
   多分いろいろな見方があると思いますが、ジャケット裏の絵は、僕は建築の仕事をしているせいか、何かの「塔」を皆で支えあって立ち上げているシーンに見えて仕方ありません。
これから何かを立ち上げ、そして発信しようとしている姿。これこそ新たなムーブメントを引き 起こす予感。。。
 表に関してはスケールが裏と違う気がするので、どう見てよいのか、わかりません。
 でした
664 はなたれ歌姫 加藤浩司 投稿日:2001/5/2(水)01:25
   確かに何かを運ぶ様にしては、人の配置や姿勢がおかしい。両側から引っ張っているようにも見える。(大体自転車と歩きが同じ速さで進めるわけはないのだから、左半分の人達は歩いてないのかも。)

 鼻水垂らしたテレーザというのもなかなか。
665 西馬音内音頭 横山伊登司 投稿日:2001/5/4(金)00:29
   こんばんわ。MOVIMENTOのジャケットの絵の印象ですが、みなさんいろいろな想像をされていて、大変おもいしろいですね。私はあまり特別な印象はなかったのですが、改めてこのイラストを見て、A Estrada do Monte(山の道へ)という曲を思い出しました。この曲は、他のマドレデウスの曲とはちょっと違った趣があると思います。これはポルトガルでも最もポピュラーなMarcha(行進曲)のスタイルですね。普通は、サン・ジョアンとかサン・ペドロとかサント・アントニオなどの聖人を担ぎ出すときのための行進曲が多いです。こういうのをMarchas dos Santos Populares'(人気者の聖人たちの行進曲)というのですが、このマルシャスドスサントスポプラレスという語感もすきなんですよ。マドレデウスがシンセで表現しているブンチャカ・チャッチャ・ブンチャ・ブンチャというリズムは、普通はいくつかのブラスとアコーデオンを重ねて演奏するんです。これがなんとも言えない心地よさがあるんですよね。A Estrada do Monteもそうですが、ポルトガルの行進曲はとっても哀愁があっていいんですよ。ちなみに田舎は知りませんが、リスボンでもポルトでもコインブラでも、私は自転車に乗った人というのをあまり見かけたことがありません。坂が多いというのが最大の原因だと思いますが。
 ジョアキンさんの聖母像じゃないかというのも、大いにうなずけますね。ポルトガルの歌によく出てくるNossa Senhora do PovoaとかNossa Senhora do Carmoと言われるNossa Senhoraは聖母のことですね。イタリア語でいうマドンナと同じ意味です。日本でマドンナというとあこがれの女性というような意味ですが、ポルトガルでのNossa Senhoraというのは、私にはもっとシリアスな意味があるような印象があります。ファドにはA Senhora do Monte(山の聖母)という有名な曲もあるんですよ。
 ジャケットの表紙の絵は、私には端切れの着物に菅笠をかぶって西馬音内音頭を踊る鼓童の踊り手のようにも見えるな。うん。
666 空耳だわー ジョアキン 投稿日:2001/5/9(水)21:16
   西馬音内は、「にしもない」と読むのでしたっけ。
 富山県のある地方では、流鏑馬(やぶさめ)を「やんさんま」と呼ぶそうです。それ以前に流鏑馬をなぜヤブサメと読むのでしょうね。
 それはさておき
 MOVIMENTOの13番目のPalpitacaoを聴いていると、前奏のある部分が、次のように聞こえてなりません。一度そう聞こえると、抜け出せません。困ったものです。
 にっちもさっちも、にっちもさっちも
 にっちもさっちも、にっちもさっちも
 にっちもさっちも、にっちもさっちも
 にっちもさっちも、にっちもさっちも……
667 癖になるアルバム 冬月 投稿日:2001/5/10(木)01:42
  『MOVIMENTO』は今までのどのアルバムとも違いますね。「海と旋律」や「アインダ」のような聴覚野を揺さぶる曲がなく、穏やかな旋律の曲ばかりで、最初は「うーん…」という印象でしたが、何故だか何度聴いても飽きません。一日一度しか聴けない、という方もいらっしゃいましたが、それほど節度が守れない私は、部屋にいる時は延々と繰り返し聴いています。これは確かに「怖い」アルバムかも知れない、と思ったりします。

 これまでは室内楽のような音作りだったのが、戸外で演奏しているような空間の広がりを感じさせる音です。安穏な住み家を捨てて流離いの暮らしに戻った楽団が、どこかの街角や野原で類い稀な調べを奏でているようです。と言っても原点回帰ではなく、何かを突き破って新境地を開いた、というところです。ジャケットの絵や「妖艶」という形容が似合う変貌を遂げたテレーザにもそれが現れているような気がします。新世紀を迎えて敢えて従来のスタイルを壊してみた、というほど深い意図があるかどうかは分かりませんが、さらに変容を続けるマドレデウスは一体何処へ行くのだろう。自転車に乗って丘を越えて、さらに新しい地平を目指すのでしょうか。

 6月のコンサートではこのアルバムの収録曲も何曲か登場するのでしょうか。広いホールでLIVEで聴くのが楽しみです。
668 オフ会 ななこ 投稿日:2001/5/11(金)23:58
   え?加藤さん、もしかして金曜も土曜もオフ会あるんですか?
 、、、ちなみに、、、、今さら「二ヶ月」も待てない〜っ!
669 いけね 加藤浩司 投稿日:2001/5/12(土)00:11
   え、2ヶ月?なんのこと?(シラを切り通そう)
 参加者が集まればオフ会は両日やります。

 去年の欧米(といってもアメリカには行ってない)でのコンサートの曲目は殆ど新曲だったそうですよ。「ムーヴメント」の収録曲かどうかは未確認。ここの過去ログをあさればわかりますが……(手抜き)。
670 無料音楽掲示板レンタル!! FMB 投稿日:2001/5/13(日)15:21
   こんにちは。無料掲示板レンタルの情報です。
 MusicBBS.comでは様々なジャンルの話をできるように、40種類ものドメインネームを御用意しました。
 例:ROCK.musicbbs.com  JPOP.musicbbs.com  PUNK.musicbbs.com等です。
 掲示板としての機能はとても使いやすくシンプルそのものです。
 また、これから先に新たな機能を追加する予定です。
 お好きなアカウントがある方はお急ぎ下さい。
 5月9日からの募集なので良いアカウントはまだまだ残っています。
 http://free.musicbbs.com/top.html
 音楽以外の掲示板も用意してありますので、是非来てみて下さい。
 それでは、失礼します。
671 なんと、まだチケットが ななこ 投稿日:2001/5/15(火)00:51
   あれ〜?どうしてでしょう。まだ、八日の分の席が売っていました。
 しかもS席。嬉しいような嬉しく無いような複雑な気分ですが、思わず買ってしまいました。
672 売れ行きやいかに 加藤浩司 投稿日:2001/5/16(水)00:57
   ぴあのホームページで調べたら、依然9日のB席以外は残ってますね。皆さんあちこちで営業しましょう。満員になれば来日頻度も上がるし公演数も増える。かも。
673 ジャンル 横山伊登司 投稿日:2001/5/26(土)10:21
   こんにちは。きのう、新潮選書「音楽ジャンルってなんだろう」みつとみ俊郎著という本を、表題だけみて買っちゃいました。世界のありとあらゆる音楽のジャンルを記述したもので、非常にマクロな視点で捕らえようとしている本です。いろいろな意味でおもしろいですよ。なんと「ファド」と題した11行の独立した節があって、マドレデウスの名が2回も出てきますよ。ご存知でしたか? ここの記述のような捉え方が、ごく一般的な見解なのでしょうか? 妙な誤解があるような気がしますが。どうぞ、本屋で立ち読みでもしてみてください。

 この本の「ファドは15世紀頃に起源をもつ」「ブラジルやジャワ、カンボジアなどの東洋音楽などが混じりあってできた一種の混血音楽である。」この二つの命題の根拠を述べよ。

 私の認識としては、「ファドは、18世紀頃のブラジルのルンドゥンとモディーニャに起源をもつ」「ファドには、ところどころに見られるアラビア音階の使用やメリスマティックな(こぶしのある)表現、メランコリックで宿命感のある詞もあるなどアラブの影響が見られる」という程度ですかね。ジャワ、カンボジアの影響があるとは思えない。根拠としては、前者についてはRodney Gallopeの説など、後者についてはMascarenhas Barretoやピーター・マニュエルの記述などによるものです。
674 出演して頂ける外国人の方を探しています htoguchi 投稿日:2001/5/29(火)20:23
   はじめまして。
 ワールドミュージックのイベントを企画している者です。
 今年の7/21と7/22に千葉県の柏で各国の音楽を紹介するコンサートを行おうと考えています。
 日本に在住の外国人の方(グループ)で出演していただける方を募集しています。
 もちろんアマチュアの方歓迎です。
 ただし、ボランティアで運営しているのでギャラをお支払いする事ができません。交通費と食事くらいは、出させて頂きます。
 つきましては、どなたか情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご連絡頂ければ幸いです。

 管理人の方へ、不適切な書き込みでしたら削除お願いします。
 失礼致します。
675 すみませんが 井上幸人 投稿日:2001/5/29(火)21:25
   質問があります。僕のイタリア人の友人が、エンニオ・モリコーネの10枚組のCHRONICLESっていうボックスセットを探してくれないかって先日言って来ました。これはまだどこかで手にはいるのでしょうか?
 もしどなたかご存じでしたら教えてください..........
 管理人さん>じゃまでしたら消してください..
676 The Gift nyc 投稿日:2001/6/1(金)05:38
   "The Gift"というポルトガルのミュージシャンを知っていますか?私の友達がそのバンドでギター&プロデュースをしています。今度、"Film"というアルバムを出します。ポルトガル国内では結構知られているようです。私はポルトガルに行った事はないのですが、色々調べているうちにこのサイトへと来ました。彼らも応援して下さいね。
677 募集中 加藤浩司 投稿日:2001/6/2(土)01:10
   オフ会参加者募集中だす。とりあえず9日は開催確定。
 料理はチーズ・フォンデュ、パスタ、サラダ、鱈のコロッケ、若鶏とライスのスープ+デザートを予定しています。コロッケとスープはポルトガル料理です。

 また、公演後は一緒にお茶でも飲みましょう。終了後に出入り口付近で待っていて下さい。

 nycさん、いらっしゃいませ。貴重な情報ありがとうございます。

 毎度毎度のパターンで、いい加減ネタにするのも面倒臭くなってしまった。ワールドミュージックは全然邪魔じゃないがイタリアはないだろう。邪魔かどうかぐらい自分で考えなさい。
678 はじめまして はなよ 投稿日:2001/6/6(水)14:43
   仕事中にのぞいてついつい長居してしまいました。
 高校生の時出会って以来、様々な音楽を聴くようになっても、マドレデウスだけはいつもそばにあった音楽です。テレーザの声と詩、すべて。不安定に揺れ動いてきた10代の終わりから20代迄、「確かなもの」としてゆるぎない存在でした。マドレデウスの曲調の変化に伴うかのように、私自身も穏やかにすごしています。前回の来日時にどんな人が聴いてるんでしょう?と思っていまして。落ち着いた層だと感じたことを思い出しました。土曜日は最愛のダーリンと行きます。今回は落ち着いた層?に入るのかしら、と何だか感慨深いです。テレーザも出産したということですしね。
 一端に触れられたような気がしてうれしくて一言書かせていただきました。
 土曜日が待ち遠しいです。
679 チケットあります 山崎 投稿日:2001/6/6(水)22:12
   急な用事が入ってしまい、6月9日(土)のチケットが1枚あまってしまいました。
 S席2階R4列3番の席で。2階の横でステージ右側です。
 Bunkamura オーチャードホール 6:30開場 7:00開演
 どなたかいらっしゃいませんか?
680 残念ながら・・・ chihaya 投稿日:2001/6/7(木)01:06
   都合でオフ会には参加できませんが、せっかくの来日公演なので2daysとも参ります。
 終演後はな〜んも予定のない旅人ですので、遊んでくださいね♪
 どうやら「海と森」には御縁がないらしい・・・(;_;)
 #しかも、失礼な私はこの前お会いした方々のお顔を覚えているか自信がないのよぉ〜<年のせいではないと思うのだけれどもね(^^ゞ
681 まにあった!! 匠 投稿日:2001/6/8(金)11:17
   ご無沙汰しています!

 今週に間にあって日本に戻ってまいりました!(喜
 #何も言わずここから消えてごめんなさい(涙

 しかも、チケットを山崎さんに譲ってもらうことができ、とてもうれしいです!
 山崎さんありがとうございます!(涙

 と、いうわけで、土曜日にいくことになりました。

 ではでは(^^
682 本日公演のチケット かおり 投稿日:2001/6/8(金)13:56
   はじめまして。
 本日公演分のチケットが1枚余ってしまいました。
 当日ですので難しいとは思いますが、もし開演前に会場で受け取って下さる方がいらっしゃればぜひ!!

6月8日(金)
bunkamuraオーチャードホール
18:30開場
19:00開演
S席1階6列目17番目(真正面!)です。
683 初日終了 加藤浩司 投稿日:2001/6/9(土)00:18
  わはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは

↑はさておき過去ログに出てましたか>イタリア
 それでもいきなりイタリア音楽の投稿は場違いにすぎるかと思いますので。マドレデウスのことを書いていただければ歓迎します。もしまだ聴かれたことがなければぜひ聴いてみて下さい。
684 寒かったぁ〜 chihaya 投稿日:2001/6/9(土)01:01
   日中は暑いから、半袖で行くでしょう?
 上着の持参をお薦めしますよ。
 それと、どんな曲をやるかワクワクの方、パンフレットは終わってから見ましょうね。
 しっかり予定曲目が載ってます。
 見ちゃったもん・・・開演前にさー。
685 凍死寸前(ウソ) 加藤浩司 投稿日:2001/6/9(土)01:45
   なにしろパンフレットじゃなくて「プログラム」ですから。
 でもアンコール曲は聴いてのお楽しみ。
 9日は長袖着て行きます。
686 感動でした。 きむ 投稿日:2001/6/9(土)23:13
   涙がぼろぼろでてきました。
 今日図書館に行ってポルトガル語の辞書を引きながら書いた、Haja o que Houver を歌ってください。とのメモ書き。
 渡してもきっと歌ってくれないだろうと思っていたのに。。。

 私の一番好きな曲です。 とっても 幸せな時でした。
 だってこの曲生で聴きたいから、ポルトガル行こうと思っていたんだもの。
687 よかったですね 匠 投稿日:2001/6/9(土)23:59
   聞けてよかったですね。>なにがあっても

 やはり、これはポルトガル語を少したしなまないといけないってこと、痛感しました。>前回の来日公演でも思った
 もうステージ出てきたときから体が振るえる震える(苦笑
 とにかく、また来てほしいな。やっぱり2日連続で買えばよかったと後悔(涙

 それから、皆さんに質問なんですが、「マドレデウスの日々」というアルバムのジャケットってどんな感じなのでしょうか?
 よろしくお願いいたします。
688 本当に心からアンコールの拍手をしました。 ジジ 投稿日:2001/6/10(日)00:17
   初めて、お便りします。
 今、オーチャードホールから帰ってきました。
 色々と事情があってとても、悲しい気分で会場へ向かったのですが、汲めど尽きない滋養を魂いっぱいに浴びて少し微笑みながら帰ることができました。
 ECOS NA CATEDRALとNAO MUITO DISTANTEでは理屈ではなく、ただ心が動いて涙が出ました。
 これを「感動」と言うのかもしれません。
 アンコールでは、僕の大好きなA ANDORINHA DA PRIMAVERA が聴けてとても幸せでした。
 大自然に包まれたような、胎内に浮かんでるような、でも癒しではない、もっと根源的なものを感じてしまいました。
 去年聴いた、アルタン、小澤のウェーン・フィルを超える喜びでした。
 本当に、心からアンコールの拍手をしてしまいました。
 もう少しでもいいから、聴きたくて。
689 山崎ゆうきより 山崎 投稿日:2001/6/10(日)01:19
   AVE MUNDI LUMINAR / RODRIGO LEAO & VOX ENSEMBLE
 あたしはこのCDがいちばんすきです。
 きいたことのないひとは是非一度きいてみて。
 今日のコンサートよかったよー
690 急転直下 加藤浩司 投稿日:2001/6/10(日)02:08
   初投稿の皆様、いらっしゃいませ。
 お会いできた皆様、ありがとうございました。
 お会いできなかった皆様、ごめんなさい。(何か目印を持っているべきでした。軽率にも何とかなるだろうとたかを括っておりました。)

 2日目のアンコール「たとえ何があっても」はイントロが流れただけで全身に鳥肌が立ちました。
 連絡がうまく取れず絶望視された楽屋訪問が急転直下実現するなど、最後までスリリングな2日間でした(ひとり甘い汁吸ってスマン)。

 こまごまとしたことは後日投稿致します。Now I don't know what to say.
691 感動 背中ぞくぞく! 横山伊登司 投稿日:2001/6/10(日)10:32
   こんにちは。
 コンサートすばらしかったですね。全体にまったく申し分なく、久し振りに背筋がぞくぞくする感動を味わいました。
 加藤さんは、楽屋訪問してなまテレーザに会えたのですかね? いいなー。すっごいなー。とてもうらやましいーっ!
 個人的には、前半では私もNao muito distanteが良かった。これは新しい曲ではなかったのですね。なんだかとてもポルトガル的な印象、ファドではなく、アソ‐レスのA Fofaという古い曲に似ている感じがしました。
 Um raio de luz ardenteという曲は、シンセのポジティーフ(小型パイプオルガン)のような音色が独特の雰囲気を醸し出していてとても気に入ったのですが、前半のエンディングの4小節は、A andorinha da primaveraのものとまったく同じでしたね。気が付いちゃいました。字幕の「熱光線」にはふき出しそうになりましたが。
 こんなすばらしいコンサートが東京公演の2日だけというのは、非常にもったいなく大変残念です。
692 初めて行きました♪ はるかぜ 投稿日:2001/6/10(日)15:00
   初めまして。マドレデウスを知ってからまだ一年にも満たない私ですが、
 よろしくお願いします。MOVIMENTOのなかの収録曲には、初めて聴く曲なのに耳馴染みの良い曲が多いのが不思議です・・。
 ところで、六月八日コンサート聴いてきました。感動しました・・テレーザさんの声がすっごくきれいで、曲もいい曲だし・・つくづくマドレデウスって凄いなと思いました。またアンコールの一番最後の曲が印象に残ったのですが、あの曲は何という曲なのですか?どなたか教えてくださるとうれしいです。
693 (題名なし) 清水 投稿日:2001/6/10(日)15:34
   3年ぶりの投稿になります。この掲示板は時折の拝見させてもらっています。
 今回の二日間で計7回、直に聴くことが出来ました。皆さんの感想と同じく、聴く毎に感動します。背中が震える、涙が出る、まったく同感です。ラストのA quimeraは新譜の中でも最も好きですが、曲が鳴り出すと、やはり皆さんと同じ様な状態になりました。本当に、毎年でも来日してもらえないものかと思います。
 テレーザは最初の来日の頃と較べると、随分と格幅が良くなったような気がします(前回の来日から思っていたのですが)。声量も大きくなっているようで、年輪を感じますね。ただオーチャードホールは硬いホールなのか、彼女の声にはあわないような気がします。個人的には前回のすみだトリフォニーホールが、彼女の声の澄み具合と柔らかさが最も心地よく耳に響きました。またいつかは、日本でも是非屋外での公演を実現してもらいたいと思います。デビュー時のように、教会や静かな場所で、室内楽のように彼女の声を聴いてみたいですね。
694 良かったです♪ 冬月 投稿日:2001/6/10(日)21:33
   加藤さん、昨日は色々とお世話になりました。
 オフ会及びコンサート会場でお目にかかれた皆様、有難うございました。
 コンサートはそれは素晴らしいものでした。MOVIMENTOの中ではAnseioとO Olharが特に好きなのですが、生で聴くとその歌声の美しさと響きはやはり桁違いに凄いものでした。踊るテレーザも何だかチャーミングでした。確かに少々恰幅が良くなったようにも見えますが、その分声に深みが増しているような気がします。照明もなかなかに凝ったもので楽しめました。
 遠路はるばる観に来た甲斐があった、と心から思います。
 アンコールでどの曲が登場するか楽しみでしたが、個人的に好きな曲ばかりだったので感動倍増でした。
 今回、2日間の東京公演しかないというのは本当に残念ですね。もし機会があれば是非とも首都圏以外でも公演してほしいです。
695 曲が頭から離れない ななこ 投稿日:2001/6/10(日)21:49
   加藤さん、オフ会とお茶会の取りまとめ役ありがとうございました。おかげで一人参加の私も、あの感動を分かちあえる方々とお話できて、とても楽しかったです。
 コンサートは二日行って大正解でした。
 私は初めて生テレーザを聴いたのですが、一日目は、テレーザの歌声がもう神々しくてこの世のものとは思えないくらいでした。
 今、やっと家に帰ってきてこの掲示板を読んで、初めて二日目のアンコールに「Haja O que Houver」を聴くことができたのは、きむさんのメモのおかげだったのか〜とわかりまして、とても感謝しております。実は私もあの曲が大好きなんですよ〜。
 話は変わりますが、匠さん、「Os Dias da MadoreDeus」のジャケットは、抽象画で上下にグレイッシュピンクと黒の混ざった朱のラインが入っています。絵自体は何か意味があるのかもしれませんが、わかりません。でもなんとなく私には緑色のガスマスクのように見えます。これもPedroの絵なんでしょうか?
696 9日に行ってきました よしみ 投稿日:2001/6/10(日)23:25
   かなり久しぶりの投稿になります、よしみという者です。
 私も土曜日の公演に行ってきました。
 始めはジョゼの演奏の演奏だけやけに大きかったり(席のせい?)、テレーザの喉も温まってないのか、まとまりに欠ける気がしましたが、時間が経つに連れ、メンバーもノリにのっていい雰囲気になりましたね。
 昔に比べてテレーザの動きが大きくなりましたよね☆
 Oxalaでは一緒に鳴らない指パッチンを客席でしてました。
 アンコールも私のお気に入りが多くて、すごく良かったです。
 そして、3年前のコンサートより夢だった「テレーザへプレゼント」を。
 イーネスにもどうぞ、と渡した時のテレーザの笑顔とほっそりした手が印象的でした♪
 ホントにいい時間を過ごさせてもらいました。
697 皆様へ 加藤浩司 投稿日:2001/6/10(日)23:43
  ・はなよさん、かおりさん、いらっしゃいませ。コンサートに行かれましたか。もしよかったら感想を書き込んで下さいませ。
・きむさん、私も「たとえ何があっても」は大好きです。これが聴けただけでも2日続けて行った甲斐がありました。
・匠さんも会場にいらっしゃったんですね。お会いできず残念です。「マドレデウスの日々」のジャケットはここで見られます。
http://s1.amazon.com/exec/varzea/ts/exchange-glance/Y03Y5405702Y1684041/qid=992183355/sr=1-1/ref=aps_sr_z_2_1/107-7179657-6623711
・ジジさん、「分かりすぎた約束」の凄さは、今回の公演で初めて実感しました。98年もアンコールで流れたのに、わたしゃ何を聴いていたのやら。
・山崎さん、私がテレーザの唄を初めて聴いたのが「アヴェ・ムンディ・ルミナール」なんです。これは「声」を純粋に味わうには最高ですね。もちろん音楽も凄いのですが。
・横山さんともお会いできませんでしたねえ。今度「海と森」行きましょう。
・はるかぜさん、いらっしゃいませ。アンコール最後の曲は「祭の輪」です。ライブCD「ライブ・アット・オポルト」に収録されています。
・清水さん、ごぶさたです。以前マドレデウスはシアターコクーンで演奏したこともあるそうですね。1度小さな会場で聴いてみたいものです。
・冬月さん、ななこさん、遠路はるばるお疲れ様でした。今度はぜひ地方公演のスポンサーになって下さい。
・よしみさん、ごぶさたです。うーむ、よしみさんもおられたんですね。会えず残念。テレーザは両日とも1曲目は控え目な感じでしたね。前回の来日公演の時もそうだったと記憶しています。
・おや、井上さんはご自分の投稿を消してしまわれた。きちんと謝罪したという事実は示しておいていいのでは。先の投稿に私が不愉快になったのは確かですが、謝意は謝意として受け止めてますので。

 あ、そうだ。「海と森」の掲示板にもお礼書いておきましょう。わがままを快く受け入れてくれた河田さんに感謝。
http://www3.ocn.ne.jp/~umimori/
698 今までで最高 加藤浩司 投稿日:2001/6/11(月)00:05
   初日。2曲目の「希求」で出来上がっちゃいました。イントロからどうにかなってしまってニヤついてました。
 第1部のクライマックスは「分かりすぎた約束」でしょうか。実は私はかつてテレーザの大声はあまり好きでなく、この曲はさして印象に残ってもいなかったのですが、今にして思えばなぜ好きでなかったのか不思議です。ヤラレました。
 1部の最後は意外にも「海と旋律」。日本向けのプログラムなのかしら。キーボードでアコーディオンを代用しないのは彼らのこだわりなんでしょうか。伴奏には賛否ありそうだけど、唄はええなあ。
 ワタクシ、1部で燃え尽きちゃいました。続けて第2部を聴くのがもったいないくらいでした。

 新曲はどれも素晴らしいのだけど、昔の曲が混じっていると嬉しくなってしまうのはファンの性なんでしょうか。2部の2曲目「太陽の果実」よかったなあ。生で聴いたのは初めてです。

 初日のアンコール曲は「願い」「アルファーマ」「アジューダ」「祭の輪」。(「アジューダ」は自信なし。あってますか。)
「祭の輪」ではテレーザの先導もあり、静まり返っていた98年とは打って変わって手拍子の中テレーザが舞いました。

 初日は1階8列目、2日目は2階正面3列目。
 初日はメンバーの表情まではっきり見えたのに対し、2階席は思っていた以上に遠い。左右のせり出した席の方がいいかも知れません。でも照明は2階から見た方がずっときれいでした。
 音もさすがに遠いなあという気がしたけれど、初日でヘロヘロになったので2日目はちょっと引いて聴くくらいで丁度よかったかも知れません。(と言いつつ鳥肌立ちまくり)
 私の視力では字幕がよく読めず。結局両日とも字幕にはあまり目をやらず。うっかり字幕ばかり追ってしまうよりはいいかな。

 アンコール曲は2曲入れ替わり、「春のつばめ」「たとえ何があっても」「願い」「アルファーマ」。
 ここは「たとえ何があっても」に尽きます。昨晩も書きましたが、イントロが流れただけで全身鳥肌。余は満足。

 2日間を通じて感じたのは、98年のいい意味で静けさを湛えた公演とは対照的に、何度もパワーに圧倒されたということ。98年も演奏された「分かりすぎた約束」はもちろんのこと、新曲にはそうした曲が多いのでしょうか。
 テレーザも前回に比べよく動く。以前は緊張の極みの中でしか出せなかった深みを、今はごく当たり前に出せるようになっているように感じました。信じられないことだが、それをやってのけている。

 私には、今まで聴いた全てのコンサートの中で紛れもなく<最高>でございました。
699 こんにちは はなよ 投稿日:2001/6/11(月)15:54
   川崎さま・アヴェ・ムンディ・ルミナール私も大好きです。スマートですね。COBAのアルバムに入っているテレーザをフューチャリングした曲何かもお好みではないでしょうか?
 ・・・素敵な土曜日でした。音楽に敬意を表して白地に黒い花もようのワンピースでめかしこんで行きました。私は9列目の正面右端のお席でした。こんなに近くでみることができたのは初めてですごくヨカッタ・・・。ギターの弦をこする様や、テレーザの目線や手の動き、口元に浮かぶ微笑。息継ぎをする胸元。おおらかなダンス。しあわせでした。
 男性たちの安定したギター・ベース・シンセがあって、テレーザの歌声がどこまでも自由にひろがって行く感じが好きです。彼女を守るナイト達のような・・私の勝手な思い込みですが。
 今回一緒に行ったのは、付き合う前にこのコンサートに私が誘った人。
 予習、という事で彼自ら購入してきたベスト盤の一曲目海と旋律を聞いた彼いわく
「ずっと何年も探してた曲」
 これをきっかけにお付き合いを始めたといっても良いかも?
 普段はJAZZやBLUESを聴くひとです。私はROCK・ブラジル音楽・BOSSAを聴きます。こうやって世界が広がってゆくのはとてもウレシイことです。
 帰りずっとマドレデウスをBGMに車を走らせていたら、夜が深く濃く鮮やかな色彩をもって流れてゆきました。
700 ありがとうございます はるかぜ 投稿日:2001/6/11(月)20:24
   加藤さんありがとうございます。あの曲は「祭の輪」というんですね。
 わかりました・・収録CD買ってしまうかも・・。
 私も「たとえなにがあっても」が大好きなんです・・でも1日目だったんで聴けなかったのが残念でしたが、マドレデウスの音楽に直に触れられたたけでも、素晴らしい体験ができたのは言うまでもありません・・。